太鼓の達人とメトロノーム | 佐倉市ピアノ教室【みながわピアノ教室】音楽は心へのおくりもの

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ピアノが弾けて良かった♪
大人になったときにそう感じていただけるよう
基礎を大切にしたレッスンをしています。

「太鼓の達人」をアプリで取り込んだ所、

ムキになりすぎてスマホに貼ってある保護フィルムがボコボコになってしまった過去ありです。
(それに懲りて今はやっておりません。)



専門的な勉強もしてきたし、ピアノも教えているし、上のゲームもさぞかし達人級か?というと・・そうでもありません。



特に画面に現れてくる打点マークを狙って打つと、見事にハズレ点数も良くないです。

逆に、マークは一応見ているけれど打つタイミングを自分の中にあるビート(拍)に合わせるとピッタリ打つことができます。





メトロノームも同じような現象があります。


まじめな方に起こりやすい現象ですが、
メトロノームの振り子を見すぎたり、音が鳴るところ(拍)を伺いすぎてしまうことはありませんか?


毎回お伺いをたてていると、規則正しい周期で拍を感じることが難しくなってきます。


「大縄跳び」を思い浮かべてみると・・

縄を回す人は、いちいち「このタイミングで床を打たなきゃ」とは考えていないのですね。。

ただただ縄を思い切り床に打ちつけて、
その反動(遠心力かな?)でいつも同じサイズの円にすることができるという・・
全部自分が頑張っちゃっているわけではないです。
      ↑
   ここがポイント







だいぶ前の話ですが、リズムが苦手な大人の生徒さんに、リズム読み時の拍打ちを今までと変えてみては?と提案したことがあります。

今までというのは、演歌を聴くときに手のひらをベタッとくっつけて拍をとる手拍子。


提案させていただいたのは、打った直後すぐに力を抜いて円を描く手拍子。


たったこれだけですが、拍子は安定しました。






レッスンでは その他の方法も伝授していますが、
大事なのはメトロノームを使うときに、メトロノームと共演すること









身体の中から沸き上がる拍感を身につけるには?



それについて生徒さんたちへどう伝えたらよいのかは、
未だ試行錯誤中です。








話が逸れますが、いわゆるリズム音痴と感じられる方の中には、空間認知しづらい特性を抱えている方もいらっしゃるのではないかと思います。(私の父がそうでした。。)

レッスンでは、苦手意識を増やさないようにと思いながら、あの手この手で指導して、解決できたことも そうでないこともあります。

現在の教室には そこまで拍やリズムに困っていらっしゃる方はいらっしゃいませんが、
「どうしたらよいのかなぁ?」と打開策を今でもずっと探しています。
永遠の課題かもしれません。



***





メトロノームついでに、


 画像お借りしています

メトロノームの誕生は、いまから200年ほど前。
上のメトロノームはおそらく当時のものと思われます。

メトロノームを最初に使った作曲家はベートーヴェンだそうで、その時45歳頃・・ベートーヴェンのソナタでいうと後期に入っている時期です。





最近レッスンで、「メトロノームをつかってね」という機会が増えています。

心地よさの裏には、規律もかくれていますね音譜






とても長い文になってしまいました。
最後までおつき合い下さりありがとうございます