二紀展(2023):絵画 1

二紀展(2023):造形

 

から引き続いて、の

 

去年(2023年)10月下旬の

母とのおでかけ記録

 

 

@六本木

国立新美術館にて

 

一般社団法人 二紀会 主催の

公募展「二紀展」鑑賞

 

 

基本的には、鑑賞順で

・タイトル

・作者名

敬称略で失礼します

 

 

-------------

 

 

 

 

風に翔ぶ

橋本俊雄(委員)

 

巨大な、廃墟のような

角柱状の建物

 

眼下には、ハイウェイ?

 

屋上や張り出した部分に

ぽつぽつと置かれている

卵のような物体

 

屋上に突き立っている?

赤白の縞模様の細い筒状の端から

排出されているらしき白煙

 

ということは、この中で

誰かしらが暮らしている

ということか

 

窓から突き出している

細い棒状の先に

はためく赤い旗

 

暗い色彩の中を翔ぶ

白い鳥、青い鳥…

 

こちらもまた

近未来チックな、SF的な物語が

ぶわわっと、幾重にも

脳内で展開していってしまう

とても好みな作品

 

 

 

 

旅の雑貨屋さん

近藤慧子(委員)

 

絵本のワンページのよう

 

こちらも端々から

物語がふくらんで

 

こんなストーリーかな

それともこんな風? と

眺めながら想像するのが

また楽しく ニコニコ

 

 

 

 

灯台

鈴木良治(会員)

 

いいですねぇ 照れ

 

この、お目目ピカーーーッ な

灯台二灯

 

背景の空模様も

ドラマチックなグラデーション

(夕景かな?)で

素敵なのですが

 

二灯の灯台が立っている小島

よく見ると、顔があって

 

あれ、これ、小島じゃなくって

誰かの頭部、なのかしらん キョロキョロ

 

そしてその顔の横には

謎の生きものがちんまりと

いたりして

 

とすると、これは

誰かの脳内風景?

もしくは、なんらかの

メタファ? 具現化?

 

と、そんな風に

あれこれと思考を巡らせ

想像するのがまた

とっても楽しい ニコニコ

 

 

 

 

境界と隠れた象徴

加藤隆之(会員)

 

境界というのは

この花の壁のことで

 

隠れた象徴というのは

この真ん中の、胸の前で手を組み

誰かの手によって目隠しされつつ

簀巻きのように、いくつものリボンを

巻かれている人物のこと

かしらん キョロキョロ

 

花の繊細な描写に惹かれつつ

 

右端には仮面が

 

映画もそうなのですが

こういった意味ありげに

謎めいているもの

どうにも惹かれてしまうんですよね 照れ

 

 

 

 

天上のオアシス

遠矢秀三(会員)

 

獏(バク)のような

白い生きものたちの

登っていたり、落っこちていたり

それぞれの姿態、ありようが

とても愛おしくって

ニコニコしながら眺めてしまう

 

加えて、プールなのかな? の

水の色のブルーグリーンがまた

とても気持ちよさそうな色みで

 

まさに、オアシス 照れ

 

 

せっかくなので、拡大!も

 

 

やっぱり

それぞれに可愛くって ラブ

たまりません 照れ

 

 

 

 

記念の日に

小原実知成(会員)

 

記念の日、なのに

なぜに、三人揃って

ヒゲめがねをしているの? キョロキョロ

 

いや、よく見れば

左右のふたりにはヒゲはないので

ただ単に、全員が

めがねをしているだけ、なのか

 

それにしても

ユーモラス、というか

シュールというか? な光景で

なんともクスッと

してしまったのでした ニコニコ

 

 

 

 

キアスム

平野良光(会員)

 

タイトルの「キアスム」って

なんだろな、と、帰宅後

ネット検索してみたところ

 

造語らしく

見るものと見られるものが

相互に交差する

ない交ぜの状態を指すもの

とのこと

 

ふむ〜 キョロキョロ

 

ということは

この作品を目にしたときに

映画『アバター』の魂の木を

彷彿としてしまったのは

あながち間違いではない…? キョロキョロ

 

 

 

 

 

続く