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リハビリテーションに関わる人の体軸理論

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こんにちは。



今回の記事は、スポーツを上達させるための練習方法について体軸理論的に解説してみたいと思います。



今回のスポーツは、全力疾走並み42.195㌔を駆け抜ける”フルマラソン”を題材に解説していこうと思います。まず、この競技と比較する競技として10000mを比較対象として考えていきます。



よくフルマラソンに参戦する選手の中で、元10000m記録保持者が挑戦するということを聞く機会があります。もちろんその中で、とても活躍する選手はいますが稀です。なぜ同じ「長距離を走る」という競技なのにそう簡単にはいかないのでしょうか?



まず一番目の問題は距離です。上記二つの競技において約4倍以上の距離の差がありますので心肺機能をはじめ、筋持久力など体力面での負担はさらに増します。


二つ目の問題は、上記のこととかぶりますが、距離が違うことでのペース配分がかわりますし、これにともなうスピードも変化します。


三つ目の問題は、環境です。10000mは通常トラック内を25週するのに対して、フルマラソンは42.195㌔の距離を行って帰ってくる、もしくは2から3週します。この環境因子は様々なことに影響します。例えば視覚情報的な景色の問題、コンクリートや石畳、タイタンの違いなど。


4つ目の問題は、人数。フルマラソンは通常複数人で走りますが、トラックでは最大8人です。


これ以外にも、相違する部分は沢山ありますが、ここまで違うと同じ「長距離を走る」という動作でも全く別の競技になってしまいます。つまり、練習方法も異なり、走り方も異なります。



今回、お話ししたかった部分は、このブログでも幾度となく扱ってきた「条件」について理解してほしいため解説してみました。


人を評価し、治療するセラピストやトレーナー、教師など教育に携わるすべての人に理解していただきたいのがこの前提条件のことです。これがなければ、集団であれ個人であれ人を上達させることは不可能に近いということです。


このときぜひ考えていただきたいことは、これらを考える上で常に「5W1H」を考慮した条件であるか否かということです。条件設定において、これが抜けていないかチェックするだけでも人の上達を理解する一つのきっかけになるのではないかと思っています。



最後までお読みいただきありがとうございます。



こんにちは。



今回は人の成長に関して体軸理論的に書いていきたいと思います。この記事は、ある人との会話の中から再認識した内容です。以外に、気づかなかった視点で誰しもが陥る失敗ですので、この記事の意味を理解していただきたいと思っています。



まず人の成長について、これを数字的に表すとある人の成長スピードは「9」で、またある人は「3」だとします。この場合、「9」の人からみた「3」の人の成長スピードは遅く、悶々とします。これは「3」からみた「9」においても同じで、遅く感じるのではなく「早すぎる」という解釈になります。(*これはどちらがいいとか、悪いという話ではありません。)


では次に、場面設定を変えてみます。成長スピードが「9」の人が所属する組織の成長スピードを「10」とします。(この場合の数値は、組織の成長スピードの平均とします)この中で、「9」の人は、まわりからみたら成長の遅い人になり、組織にいづらくなります。この場合の数値かの基準は曖昧ですが、その数値化する際に必要な「前提条件」によってその数値が変化するということは、体軸理論を理解する上でまず必須となります。



今回は、このような条件設定の話ではなく成長スピードの早い人の陥る失敗についてです。上記のように、成長の早い組織に属すると、その組織の中では「早い」という認識はなくなり、普通または遅いと感じます。つまり早いの基準が違うということです。ですから、なりふりかまわずスピードを上げます。そうするとまた、普通または遅いと感じ、さらにスピードを早くします。



このように、成長スピードを上げるときりがないくらいにスピードを上げ続けなければいけません。でも、スピードを上げないと自分たちが崩れてしまうので仕方がありません。ただここで、考えなければいけないことがあります。


組織には、必ず「できる人」「できない人」が必ず存在します。(これもいい悪いという話ではありません)できる人は、組織のために先頭をひた走りガンガン攻めていきます。組織においてこの先頭を切る役割がなければ組織そのものの存続が危ぶまれます。それと同時に考えなければいけないことは、先頭を切ってひた走る後ろには沢山の仲間や敵対する人たちが無数に存在しているということです。



つまりここで何がいいたいかといいますと、「ガンガン成長する人またはしたい人は、その後ろに沢山の人たちがいる(敵も見方も)」という認識を持ちつつ成長することの必要性を理解して欲しいということです。



これは仮説になりますが、おそらくこのように成長の「早い人」「遅い人」のわかれ、早い人が先に行き過ぎ、後ろを気にしていない結果二極化が進んだことによって、足の引っ張り合い、つまり「出る杭は打つ、出過ぎた杭は抜く」という現象が起きるのではないかと思います。


ここで重要なのは、成長する人はそのスピードを上げつつ、そのスピードは保ったまま(止まらないということ)後ろを振り向くことが重要であるということになります。


このように、体軸理論を理解することで、組織の成長と個人の成長の関係性を理解し、互いにとっていい選択をするために必要な理論であるということが理解していただけるのではないかと思いいています。



最後までお読みいただきありがとうございます。


こんにちは。

意識ってそもそも何なのか?それを評価することとは何なのか?それを生かした治療方法はいままでどのような分野で使われてきたのかということを、体験を通して学びます。その内容の一部を少しだけご紹介します。(これは何人かと一斉にやるとわかりやすいです)


まず、

「頭を意識してみてください」



次に、あなたが意識した場所を「いっせーのーせっ!」で指を指します。



「いっせーのーせっ!」



いかがでしたでしょうか?おそらく人によって指を指す場所が違ったと思います。つまりそれが、「意識の違い」です。「頭」という言葉のなかで、ある人は「おでこ」を意識し、またる人は「後頭部」を意識します。当たり前のことかもしれませんが、これだけ1つの単語で意識する場所が違うと指導する言語にも注意が必要になります。


ご自身が子供だった頃を思い出してみてください。色々なルールや練習方法をいろんな人からいろんな言語で教えられて来たと思います。それらすべての教えからそれぞれ個人個人が意識する部位(同じ言葉でも)が異なると思います。もちろん親の意図することがしっかり伝わっていればいいのですが、あってるかどうかはその基準によっても違いますのでなかなか難しいと思います。ある意味では「当てずっぽう」といわれても仕方のない教え方であったのではないかと思います。


これでは、人の上達はいつまでたっても「当てずっぽう」になり、ほんの一握りの人だけが奇跡的に上達するのを待つしかありません。人の上達を手助けするということはそれほど難しいということです。私たち体軸リハビリテーションでは、万人が共通して認識でき、かつ人の上達を促す根本の機能を上達させるための方法をお伝えしています。




最後までお読みいただきありがとうございます。




こんにちは。



今回も体軸レベル1受講済みの方、これから受講をお考えの方、体軸理論に興味のある方々のために書いていきたいと思います。まずこれまでのポイントをもう一度確認しておいてください。→ポイント1、23、4


ポイント5:姿勢と意識
 体軸セミナーでは、理想とする姿勢を体軸姿勢としています。このようなお話をすると、「型にはめるのは良くない」「そもそも理想の姿勢って何?」というお話をたびたびいただきます。例えば、バレエダンサーと相撲をする人では、各競技に特化した姿勢が必要であり、その理想となる姿勢は異なります。もし、これがプロの選手、競技者であれば日常生活においてこの協議特有の姿勢を採用する事で、競技の上達につながりやすくなります。しかし、これはプロの競技者(これでご飯を食べる人たち)という条件の中だけの話です。一般の人では当てはまらない事があります。なぜなら、バレエの姿勢のように極度のそり腰姿勢であれば構造的に負担であるからです。その状態で、日常生活を送れば腰痛を発症する事は明確です。

では、私たち体軸リハビリテーションはこのときどう考えるのか?それはとても言葉にすれば簡単で「日常生活のときは日常生活用の姿勢で、競技のときは競技特有の姿勢をつくればいい」という事になります。つまり、臨機応変に姿勢をコントロールできればいい。ただし、「”無意識”の状態において。」というところがポイントとなります。

いちいち、「日常生活のときの姿勢はこう意識してください、でも競技のときはこの姿勢を意識してください」では指導された側は混乱し、意識しなくてはその姿勢を保持できないという事態に陥ります。ですから、無意識的に、それぞれの理想とする姿勢に瞬間的に入り込むためには、一定の基準をもうけなければなりません。1つの基準をもとに、その必要条件において切り替えられる事のできる”基準姿勢”にです。その基準姿勢を、ゆるゆるにゆるんだ状態の体軸姿勢にすることでそれが可能であるという事で、私たちの講座ではお伝えしています。


<体軸レベル2に参加される皆様へ>
体軸レベル2ではおもに、TLテクニックを用いた評価について学んでいきます。内容自体は、レベル1最終日に行ったTL入門の内容の発展系で、なぜTLテクニックによって評価できるのか?について理解を深め、実践していきます。それまでにやっておいてほしい事は、とにかく軸プッシュを繰り返し行う事です。ここで習得したいのが、シンクロ率と変性意識に入るという事です。TLテクニックを行うためには再重要項目ですのでぜひ行ってください。また、専門のところでTLテクニックに触れられる機会がありましたら、一度施術を受けられる事をおすすめいたします。




最後までお読みいただきありがとうございます。


こんにちは。



もうすっかり春ですね本日の記事も前回に引き続き、体軸レベル1でお伝えしている内容のポイント復習です。前回の記事はコチをご覧ください→http://ameblo.jp/refuriha/entry-11810452329.html



では早速ポイントについて解説していきます。


ポイント3:身体意識とは?
 簡単に行ってしまえば、体性感覚的意識のことで、高岡英夫氏によって定義されています。もう少しお話をすると、たとえば子供の頃、より速く走るために走り方を教えてもらった経験等あると思います。そこで使われる言葉は、「モモを高くあげる」「足をカラダに引きつける」などなどその指導方法は沢山あります。この二つの指導方法は一見同じに思えますが、ある人はモモに意識を持つ人もいれば、ももとカラダの間の空間に意識を持つ人、体幹に意識を持つ人がいます。これはそれぞれの解釈により異なるためにおこります。(この場合、どれがいい悪いという話ではありません)

これらの教育、ルール化など社会には多数存在し、その解釈も個人によってまちまちです。つまり人によって意識している場所が違う、意識の濃さが違うという事になります。その中で、優れた能力を発揮できる一流の人(スポーツ、芸術、経営、教育など)には共通して優れた意識を持っているという事が、高岡英夫氏の研究の結果わかっています。また、その際重要項目が体軸であるという事になります。

体軸レベル1では、その優れた身体意識の中でも”セラピスト”にとって必要な身体意識を各種ワークを通して学んだという事になります。


ポイント4:ボヤーッと意識する意味
 体軸のワークにおいてボヤーッと意識する事をお伝えしました。軸というと構造物のように固くまっすぐな軸を意識してしまいがちですが、体軸では違います。簡単に説明してしまいますと、固い軸を意識すると前傾姿勢や斜めの姿勢、中腰姿勢などをのときどんな軸を意識すればいいのでしょうか?ほぼすべての動作において直立不動で作業する事はなく、どこかしら曲がっていたりします。このときにも軸の状態がなければ結局意味がなくなります。ですから、軸は固いよりふにゃふにゃに柔らかい、もっと言えば霧状にふわふわした状態である事が望ましいです。

だからこそ身体が曲がった状態でも意識できる軸に必要になるのが「玉」(高岡英夫氏の定義)の位置になります。体軸は、各部位の「玉」を貫通している事が条件な訳ですが、身体が曲がっているときには体軸が通る玉の位置を意識すればいいという事になります。



最後までお読みいただきありがとうございます。