先週と先々週の土日で体軸レベル1大阪、東京講座が終了しました。今回も大阪東京あわせて60名近くのセラピストの方々にお集まりいただきました。私たちのセミナーでは、体軸理論をもとに、セラピストに必要な能力と、評価の構造、身体意識とは?といったように普段あまり口にしない言語が飛び交い、理解をするには少々時間を要したと思います。今回のブログでは、今回ご参加いただいた受講生のため、これまで体軸理論を勉強したことがある方のため、これからご受講を考えておられる方々のためにポイントを要約してお伝えしていきます。
ポイント1:「すべてはゆるむこと~高岡英夫~」
これを体感するために「軸プッシュ」というものを使って体感、鍛錬しました。しかし、何か力を発揮しようとしたとき必ず生じるのが”力み”です。これがないと力を発揮できません。しかし、ある一定の部分を固めて力を発揮しようとすると当然疲労します。また、移動するものに対して力を発揮しようとした場合、その動きに対応できない(力の発揮部位を瞬間瞬間で移動できない)ため必然と力は弱くなります。疲労しないためには、同じ部位のみ発揮するのではなく、その瞬間瞬間で部位を変化させるつまり筋であれば固まりつつゆるまるという状況を常に持っている必要があります。これと同時に、特定の部位のみ固めるのではなくどの場所も、固まりつつゆるめられる状態にあれば、力の発揮に必要な”力み”つまり支点をどこでも作り、壊すことが出来る状態が必要です。これが全身に及ぶ、つまり「すべてはゆるむこと」ということになります。
軸プッシュは、「ただの力比べではなく、力を発揮しつつゆるめるための鍛錬として行っている。」ということです。
ポイント2:「平面的思考と立体的思考」
この説明において、必要なことは「物事には必ず前提となる条件がある」「その前提条件に応じて評価の視点は異なる」「これらは常に相対的である」ということを理解する必要がありました。
例えば、「固いーやわらかい」というものを数値化した場合、「極限まで固い状態を1としたときに、極限までやわらかい状態を10とする」という評価指標があった場合、最初の条件として「老人の身体ー赤ちゃんの身体」としたとき数値として「老人3ー赤ちゃん9」となったとします。また、「老人の身体ー8歳児の身体」という条件において「老人3ーこども8」になったとします。次の条件である「8歳児の身体ー赤ちゃんの身体」という場合には「8歳児2ー赤ちゃん8」ということがあります。
つまり、老人と比べた条件と子供と赤ちゃんを比べたときには、その前提となる条件が違うため数値も異なります。ここで単純に数値だけを追ってしまった場合、8歳児の数値に矛盾が生じてしまいますが、条件が違うので当然の結果となります。
簡単にいうと老人と比べた場合、純粋に「固いーやわらかい」という基準で考えることが出来ます。しかし、8歳児と赤ちゃんを比べた場合単純に両者とも柔らかいです。そのやわらかいなかでの「固いーやわらかい」という条件においての数値化であるため、8歳児の評価数値は変わってしまったということです。
このように、物事の現象をとらえる際には、ある一定の視点でとらえようとすると(この場合、数値のみ)矛盾が生じます。このときに必要なのが、視点をかえるということであり、これが結果的に物事の現象を立体的にとらえようとすることとなります。
今回は少々長くなってしまいましたので、また次回ポイントをまとめていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。





