リハビリテーションに関わる人の体軸理論 -7ページ目

リハビリテーションに関わる人の体軸理論

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こんにちは。


体軸つまり「軸」は誰にでも必要であり、それは人が動くための根底、人の思考方法の根底であり、複雑で膨大で精密な情報を正しく認識し、生かすために必要なシステムです。治療家には治療家なりのシステム、教育者であれば教育者なりのシステム、科学者であれば科学者なりのシステムです。これらをこれまでは、個々のシステムとしてとらえそれぞれ孤立した存在となっていきました。(要素主義)



そのような結果を招いたものの原因こそ「軸」の欠落が生んだ結果です。これは上記の専門家以外にも各種BodyWorkの方法論もしかりです。様々な理論は、利点もあり欠点もあります。それを認識しつつ、状況に応じてそれを選択するためには軸構造が必要になります。(関係主義)


人における根本的な運動構造もお伝えしますが、その真意は上記のような思考方法にあります。しかし、これを学問的に理解するためには、ご自身が体感としてなければ理解することはできません。

最後までお読みいただきありがとうございます。


こんにちは。



今回は、松坂大輔投手の練習法に対して、体軸理論的に解説しました(その内容はこちらから→「松坂大輔と体軸理論」)。その内容を簡単に説明しますと、松坂投手はキャッチボールを二種類の方法で練習し、投球動作を上達させているということでした。この練習法は、分習法という方法であり、よく練習では取り入れられます。しかし、ただまねしただけでは無意味であり、その中身を理解しないと(二種類の投球動作を用いる理由)逆に下手になる可能性があります。



この場合、”松坂投手の投球動作の上達”のためにはこの二種類のキャッチボールが必要であっただけで、”投手の投球動作の上達”のためのキャッチボール方法ではないということです。この二つの違いは、条件が違いその条件の違いは「Who(だれが)」です。つまりその人にとって必要なキャッチボール動作とは?という部分が理解できなければ、分習法は難しいということです。



この各投手の違いとは、人体(筋力、関節、神経、脳、経験、性格など)もそうですが環境にも適応しなければなりません。ですから、人体構造だけでは不十分であるということが言えます。理想は、人体構造の上達がありつつ、環境にも適応できるための練習方法であるということが言えます。まず最初としてこの考え方がないと、分習法で練習した要素の上達が、全体として統合化されません。



そして、その統合かのために必要なのが”体軸”ということです。体軸は、それら個々の要素を統合化するための基準に必要であるということです。何か物事や物質をまとめるためにはその基準、中心が必ず必要になります。これらの話をまとめますと、分習法で習得した個々の技術を体軸を持ってして最終的にその能力が”投球動作の上達”として統合化されなければならず、その統合かをする基準が体軸であるということです。



最後までお読みいただきありがとうございます。

こんにちは。




今日のテーマは、「曲がった姿勢での軸とは?」ということについて書いていきたいと思います。体軸では、各部位を通るラインが厳密に決まっています。(要チェック)ただし、決まっているとはいえあくまでも”意識”が通るラインです。これを勝手に決定づけてその型に、はめ込むのはスティッフで個別性が失われそうですが、実は違います。それは3軸(一次姿勢)というものを理解できれば自ずとわかります。



ではこのときの状態と言えば、まっすぐ立っている状態です。私たちセラピストなどは直立不動で治療する訳にはいきませんから、必ず前屈みなどの姿勢になります。このときの軸はどう意識すればいいのでしょうか?



ここで理解しなければいけないのは、軸には3要素あり、それぞれの役割が違います。直立姿勢では、これらの要素が合わさっているので、意識しやすいですが、前屈みなどの状態では意識しづらいです。しかし、少し考えていただきたいのは、その3要素が見た目あっていなければいけないかというとそうではありません。機能的に交わることができればいいのです。つまり、それぞれの要素を生かしつつ、3要素が統合している状態を作り出すことができれば、前屈みでも軸は通っているということになります。



これらはの詳しいことは以下の著書にあたってください。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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こんにちは。



今回は、前回の続きで、投手に対する動きから体軸理論で解説していきたいと思います。今回取り上げるのは「広島東洋カープ前田健太投手」です。皆さんもご存知の通り、マエケン体操を行っていて、数々の投手がまねをしています。

http://tabetainjya.com/archives/carp/post_1050/より引用)

http://baseball.skyperfectv.co.jp/news/detail/24803/より引用)


これは身体意識を少しでも勉強をしたことがあるひとならピンとくると思いますが、おそらく高岡英夫氏の言う「ベスト(具体的に言えば順サイクル)」を鍛錬していると思われます。この意識は、投手にとって必須の身体意識となりますので、どんな投手もやるべきだと思います。


しかし、前回のブログでも書きましたが、これらを何も考えずマネするだけでは意味がありません。ただのマネだけだと斉藤投手のようなことになってしまいます。


http://news.biglobe.ne.jp/sports/0127/nsp_140127_2302606326.htmlより引用)

これは誰がみても一目瞭然何にもなっていません。なぜそんなことになること言えば、ベスト(高岡英夫氏の概念)を全く理解していないからです。そもそも、上記二枚の前田投手の写真を見たときに、その違いを見分けることができなければベストの理解と習得ができていないと言えます。おそらく、上記二枚の写真が仮に同シーズンでのことであれば、一枚目の写真は調子のいいとき、二枚目の写真が調子の悪いときだと思います。


つまり、ポイント一つ目はモノマネをしたければその本質を知るということです。


ではここで、身体意識を少しでも理解できているひとに考えていただきたいのは、果たしてこの動きはベストだけの鍛錬でしょうか?もちろん、ベストを鍛錬できている投手できていない投手での差は歴然ですが、それだけであれほどの投手になれるでしょか?



つまり、ポイント二つ目はその本質の中でも一つの身体意識に対する本質もそうですが、その動き自体の本質の理解が必須になります。


おそらく上記一枚目の写真では、ベストだけでなく、中丹田/心田流/アーダー/パーム/裏転子(高岡英夫氏の概念)はうっすらではありますが、機能しています。この場合ですと、裏転子が機能することが条件になるのではないかと思います。


これらを理解できない場合、かららず上達はしないでしょう。それほど運動とは精密に行われなければいけないものであうということを三つ目のポイントとして押さえておいてください。



最後までお読みいただきありがとうございます。


おはようございます。



今日のテーマは松坂大輔投手に関して体軸理論的に書いていきたいと思います。まずは、こちらの記事をご覧ください→【技術の天才松坂大輔】


以下一部抜粋
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 松坂投手は2種類のキャッチボールをしていました。まずは体を相手の正面に向けたまま投げる。そして、その後は体を相手の横に向けて投げる、いわゆるピッチングフォームの形です。

 日本では「1球目からピッチングのように投げろ」というコーチもいます。しかし、松坂投手はこの2種類のキャッチボールを続けていました。

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これは、体育学等で言われる分習法という方法です。分習法とは簡単に言うと、例えば野球を上手くなるためにキャッチボールやトスバッティングなど、野球で必要な基礎技術を小分けに練習する方法です。これとは別に全習法というのがあります。これも簡単に説明しますと、野球を上手くなるために野球の試合をやりまくるいわば練習試合のことです。どちらも利点と欠点がありそのときに応じて練習をかえる必要があり、どちらがいいという話ではありません。



上記記事の松坂投手の練習方法は【投球の上達】という目的に対して、キャッチボールという技術を分化させ部分的な上達の結果、その分化された技術が”統合化”され、投球の上達につながるということです。



ここで間違ってはいけないのは、上記の二種類のキャッチボールを実践すればみんなが上達するのか?ということですが、結論から言えば上達しません。結局のところ二種類のキャッチボールに分化させ練習したところで、その二つの技術を”統合化”しなければ意味がないのです。この統合化が進まなければ、「正面で投げるキャッチボール”のみ”上手くなった」「横向きで投げるキャッチボール”のみ”上手くなった」というだけにしかならず、目的がめちゃくちゃです。



この話を聞けば当たり前じゃんと思う方もいらっしゃるとは思いますが、実は身近なことでもたくさんこのようなことが起こっています。例えばリハビリにおける起き上がり動作の習得です。マヒなどで起き上がり動作が困難になれば当然のごとく起き上がりができるようになるためのリハビリをします。そのなかで「起き上がりができるために必要な機能を小分けにして結果的に起き上がりができるようになる」ということまでは分習法で起き上がり動作について統合化されたと言えます。



一見できたように見える上記のリハビリですが、実は不十分すぎるのです。なぜなら、起き上がれるだけではADLはおろかQOLの向上がありません。つまり統合化する目標がずれているのです。本来リハビリは、機能回復に伴い社会復帰の援助まで含めたリハビリであると思いますが、上記は起き上がりのみを援助した形になります。



もちろんこれがSTG(短期目標)であればいいのですが、LTG(長期目標)であるのであれば優れたリハビリは提供できないでしょう。結論から言えばADLやQOLのなかの起き上がり動作という分化したリハビリが、最終的にはADL、QOLの向上という目的に統合化されなければいけないということです。



だいぶ話がそれてしまいましたが、この問題はとても大切なことですので、何回かのシリーズで書いていきたいと思います。参考図書としましては以下の本にあたってください。
スポーツ・武道のやさしい上達科学/恵雅堂出版
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おっと、松坂投手の二種類のキャッチボールを投球の上達に統合する方法を解説するのを忘れていました。ヒントは、「投球時の意識」です。これをヒントに上記の著書にあたりその方法を皆さんも考えてみてください。またこの場でその方法の一部を紹介していきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。