幸せな顔をした人のいない競馬場 -35ページ目

幸せな顔をした人のいない競馬場

~でもあなたはしあわせでありますように~

横須賀まで打ち合わせに行く際電車の中で一気に読める程度の薄い本、というのが今回みたすべき第一の選定基準でした。

で、手にとったのが安部公房の『人間そっくり』(新潮文庫)。


子供の頃安部公房の独特の世界が大好きでした。

そしてかつての僕は安部公房をミクロな理屈を間違わない作家、というか理屈で読者を煙に巻くのがうまい小説家だと思っていたのですが、それは安部公房の本質ではないどころか、まったく的外れな感想であることが今回『人間そっくり』を読んでわかりました。

現在安部公房の別の作品を読んでいるのでその感想も含めて書くと、文章の巧みさという観点からは、安部公房は驚くほど比喩が正確で適切です。

この人なら特許出願の明細書でさえ、比喩を多用して片付けてしまえるのではないか、と思うくらい。


『人間そっくり』は「何が事実で何が妄想なのか、その区別がしだいに曖昧化していく」(同書p.183 福島正実 氏の解説)世界を理によって書き進める小説です。

「何が事実で何が妄想なのか」くらい通常の人間は間違わないよ、と思っている方も少なくないと思います。

でもそんなはずはないです。

どんな集団でも妄想や幻想からは逃れられない。

事実と異なる思い込みを行っていない集団などありえない。

集団を形成する個人もまた同じ。

僕はそう考えます。

というか、それが当たり前だと思います。

僕はいろんなテーマについて個別のノートをつくって分類し、関連する文献を読んだときにはそれらに書き込んで思索を深めるようにしていますが、その中の一冊は「魔女狩り」です。

典型的な共同幻想を含んでいる「魔女狩り」は僕にとって重要なテーマのひとつです。

「事実」と「妄想」とは単に境界が曖昧なだけではなく、一方が他方に容易にすりかわりうるものだと思います。

『人間そっくり』を読んで僕はやっぱりそう思いました。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


明日は桜花賞ですね。

日本のあちこちで、

「桜花賞を謳歌しよう」

と言っている競馬好きたちがいると思います。

きっと彼らはダービーデーには、

「上から読んでもダービーだ、下から読んでもダービーだ」

と口にしてるんですよね。

僕もそうなんでよくわかります。


馬券は買いませんがアパパネを応援しています。

馬券的な魅力はアニメイトバイオ。

桜花賞にはけっこう思い出があるんですけど、それはまた別の機会に。





金曜午後6時、仕事をさぼって訪問した椿さん の部屋(ピグ)で、浮舟の弟は4月3日(土)、4日(日)に上社の木落とし、川越しがあることを教えてもらったのでした。


諏訪大社は上社と下社とに分かれ、上社は本宮と前宮、下社は春宮と秋宮で構成されます。

そして七年ごとに宝殿を造り替え、神霊や神宝の遷座を行って神威を高める「式年造営御柱大祭」(御柱祭)が催されます。

御柱祭という名称と七年に一度、くらいは浮舟の弟も知っているほど著名です。

木落としの映像はテレビで見たことあるし。

上社の御柱祭では木落としのほか、川越しも有名なんだそうです。


諏訪大社の御柱祭は前から実際に見たいと思っていました。

というのは長崎で最も大きなお祭りである「長崎くんち」は諏訪神社(長崎市にある諏訪大社の分社)の例祭なんです。

やっぱり本家本元のお祭りは見たいでしょー。


でも御柱祭に行く機会はなかなかなく、、、てか一度逃したら七年って、普通忘れてますよ。

今回も日程などまったく知らなかったのですが、椿さんが教えてくださったので、これは神さまが行ってこい、とおっしゃっているのだろうと考え、今朝浮舟の弟は信濃の国に向けて出発したのでした。


茅野駅に着くと、、、人がいっぱい。

期間限定で「御柱祭弁当」が発売されているみたいなので、それを買って昼食にしよう、という計画はあっさりと頓挫しました。

案内係の方が、

「あそこに人だかりができてるでしょう? あそこの左側で木落とし、右に下ったところで川越しが行われます」

と近くの人に、なんというか、ポイントを把握したすばらしい説明をしていたので、浮舟の弟はその人だかりをめざして歩き出しました。



幸せな顔をした人のいない競馬場


人だかりの地点に到着。




幸せな顔をした人のいない競馬場

案内係の方がおっしゃっていた人だかりは、橋の上の氏子さんや観光客だったんですね。



幸せな顔をした人のいない競馬場

12:00予定の木落としはおよそ40分遅れて行われました。

まじ、準備大変そう。

おおがかりなお祭りなんだなぁ、、、と思いました。


上は木落としのちょっと前の写真。

下は木落としのちょっと後の写真。



幸せな顔をした人のいない競馬場

木落としは、あっという間の出来事でした。

落とされたのは「本宮二之御柱」となるそうです。


なお今日(4月3日)木落とし、川越しが行われるのは、

本宮一之御柱、

前宮一之御柱、

本宮二之御柱、

前宮二之御柱、

の4本です(曳行順)。


浮舟の弟は、川越しの前に上社の本宮と前宮に行くことにしました。



幸せな顔をした人のいない競馬場



曳行中休憩している「前宮一之御柱」と遭遇。

応援してるよっ。

がんばれ☆



幸せな顔をした人のいない競馬場


そして佐世保バーガー(←浮舟の弟の好物)を購入。



幸せな顔をした人のいない競馬場



地域をあげてのお祭りなんですねー。

上はENEOSの告知。




幸せな顔をした人のいない競馬場


そしてなんとダイナムが今日、明日と休み。


椿さんのお店もお休みなんだそうです。

昨日ピグで教えていただきました。




幸せな顔をした人のいない競馬場


上社前宮に到着。



幸せな顔をした人のいない競馬場



現在の前宮一之御柱です。



幸せな顔をした人のいない競馬場



そして水眼(すいが)の清流の先に見えるのが、現在の前宮二之御柱。


前宮から本宮まで歩く途中、高部東のファミマに木製の椅子を発見。

そこで椅子に座り、店内で買ったおにぎりとビタミンウォーターで腹ごしらえ。

ちなみに浮舟の弟は、途中までですがお遍路にも出かけたくらいですから、歩くのがまったく苦になりません。




幸せな顔をした人のいない競馬場


上社本宮に着きました。

前宮より断然観光客が多い。

前宮もいいと思うけどなぁ・・。



幸せな顔をした人のいない競馬場


現在の本宮一之御柱。




幸せな顔をした人のいない競馬場



現在の本宮二之御柱。




幸せな顔をした人のいない競馬場



本宮に隣接する法華寺の裏には、吉良義周公の墓がありました。

小林秀雄の「歴史は巨大な恨みに似ている。」という名言を思い出します。

僕はこの秀逸な一言に幾度慰められただろう。




幸せな顔をした人のいない競馬場


さて宮川の川越し。

今まさに川に入らんとするところ。




幸せな顔をした人のいない競馬場



そして水の中へ。

氏子の方々、冷たいですよね・・。




幸せな顔をした人のいない競馬場


川で清められた御柱は御柱屋敷へ。

みなさま、お疲れさまでした☆



この地域の方々は、自分が曳行にたずさわった御柱を諏訪大社で見て、心を支えられることもあるのかもしれないなぁ、と思いました。


今日、ここに来てよかった。

椿さん、ありがとうございました☆

コカコーラのペットボトル(1.5ℓ)を買ったら1ポイントのシールがついていた。

ヒマだったのでキャンペーンサイトにアクセスしてシールの裏面のシリアルナンバーを入力した。


ワールドカップ出場国の代表的料理の食材をプレゼントしてくれるらしい。

じゃー、僕はブラジルで☆

ブラジルはフェジョアーダの食材なんだそうだ。



幸せな顔をした人のいない競馬場


応募ボタンを押すと、、、、



幸せな顔をした人のいない競馬場


どうやら当選したらしい o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪


6月に発送してくれるとのこと☆

楽しみ~♪

昨日テレビ朝日のバラエティ番組『お願いランキング』で美食アカデミーが高評価していた Big Boy のケベック牛をさっそく食べてきました。



幸せな顔をした人のいない競馬場

ケベック牛のリブロースステーキ(250g)です。

お値段は単品で1580円。

高いと感じるかか安いと思うかは人それぞれでしょうけど、少なくともオーダーを躊躇するほど高くはない。

ソースがついていますが、



幸せな顔をした人のいない競馬場

塩で食うのが一番うまいです。

岩塩の写真の方が大きいですね (-"-;A


ケベック牛は僕がこれまで食べた中で一番くさみのないビーフでした。

あっさりしていてヘルシーな印象。

牛肉らしくない、といえば牛肉らしくない。


肉好きには物足りなく思えるかもしれませんが、疲れているとき、弱っているときなど牛のくさみが気になる場面ではいいかもしれません。

それから、女性には人気だと思います。


僕はあっさり数口で食べきってしまいました。

普段ミディアムで食べる人もケベック牛はレアで食した方がいいかも。

そんな感じのお肉です。

スーツを買いにでかけた。

僕は年に1~2回の割合でスーツを購入するが、前回買ったのは夏物だったので10ヶ月ぶりくらいということになる。


僕のもっているスーツのほとんどは有名ブランド品ではなく、量販店で買ったもの。

会社員にとってスーツは作業着、消耗品なのだから、それでもいいかな、と僕は思っている。


10ヶ月の間に公共料金の支払いなどで貯まったポイントと、割引券、それから商品券をもって店に入る。

僕は一時期不要につくってしまったクレジットカードを整理して、現在スーツ量販店のカード、Viewカード、そしてかっこつけるときにしか使わないAmexの3枚で運用している。

スーツ量販店のカードで公共料金や保険等の引き落としをし、Viewカードで定期券を購入したりSuicaにチャージして日常のこまごまとした買い物に使ったりする。

10ヶ月で結構なポイントが貯まることもあって、6~7万のスーツを2~3万円台で購入することができる。


すぐに店員さんにサイズをはかってもらい、そのサイズのツーパンツスーツを探す。

僕はスーツが上着から駄目になった経験がない。

いつもパンツからで、しかも裾かポケット部分から悪くなる。

だから買うのはツーパンツと決めている。

股の補強をしないかと聞かれるけれど、そんなところから壊れたことがないのでいつも断っている。

ツーパンツにして金がかかるのは裾直しのときだけだ。


今日は春物を購入。

「2着め1000円ですよ、いかがですか?」

と言われるが、2着め1000円のサービスを受けると、16800円の割引券が使えなくなるのでやっぱり断る。

6~7万のスーツが17800円で買えるのは魅力だけれど、いらないものはいらない。


買い物が済んで、電車に乗って上野公園に出かけた。



幸せな顔をした人のいない競馬場

西郷さんは今日も犬をつれて立っていた。




幸せな顔をした人のいない競馬場

国立博物館は上野公園で僕が一番好きな場所。

桜はまだだね。

今週自宅でピグが利用できない状態(←原因究明中。)が続いていまして、ピグでお手紙をくださった方、きたよをしてくださった方、すみませんでした o(_ _*)o


現在もまだ利用できない状態、継続中です・・(今ネットカフェにきております)。


これに懲りず、これからも仲良くしてやってください。


よろしくお願いします m(_ _ )m



幸せな顔をした人のいない競馬場-未設定

今夜浮舟の弟は、春仕様でふるさと広場(長崎)にでかけ、海の話をしてきました。

熱が高いと音楽も耳にしたくないけれど、今日は幾分楽だったのでみゆきさんの『おとぎばなし』を聴いていた。

さだまさしさんとの共作「あの人に似ている 」がとてもいい。

昔は長崎出身の歌手というと福山雅治さんではなくさだまさしさんでした。

僕はさださんも好きです。

長崎を訪れる機会があれば、出発前にさださんの「祈り 」を聴いてほしいです。

長崎県人の気持ちが歌われてると思います。

みゆきさんについて僕は今日初めて彼女が天理教を信仰していることを知りました。

驚いたけれど、わかる気がしました。


和歌山県太地町で行われているイルカ漁を隠し撮りした米国のドキュメンタリー映画 "The Cove" (アカデミー賞受賞)を観てみたい。


観点はひとつ。


生命への畏敬が感じられるか否か。


・・・・


イルカ漁への批判はたびたび耳にする。


長崎県の壱岐でも、かなり前だが、漁師の網を食い破ったイルカを虐殺したとして国際的な問題になったことがあった。


だけどイルカ漁を批判するためにはよほど精密に構築された理論で武装する必要があるはずだ。


たとえばアメリカが軍隊を派遣して戦争をしている国の住民に "The Cove"を観せたとしても、確かにお前たちの行為よりも本質的に残忍かもしれない、と言ってもらえるほどの準備。


仮に牛が考える力に長けているとして、


「俺たちの生命は、殺される時まで肉を新鮮に保つ保存料にすぎないのさ」


と呟いている横で"The Cove"を流し、牛に、


「俺たちより気の毒な生き物もいたんだな」


と納得させるほどの準備。


(←牛にはそんな知能はないからかまわないってことらしいが。)


無理だろう。


だから僕はせめて"The Cove"が生命への畏敬を感じさせる映画であってほしいと願っている。


そうでなければ、やりきれない。