さて、重心を移動させ、
「止まろう」という意思が働かなければ、
移動先の重心線上に足が運ばれます
(止まろうと思えば、足は重心線の前に位置することになります)。
もちろん、上体が先行します。
うまく重心の真下で捕えることができると、
その支えている脚を倒れ続けている上半身が軸足を
乗り越えていくように移動していきます。
そうです、身体はまだ倒れ続けているのです。
もっと言えば、「落ちている」ということになります。
この時、足が前に着いているとブレーキが掛かり止ってしまいます。
後ろ過ぎると倒れてしまいます。
つまり、推進力は、脚で地面を蹴るのではなく「落下」です。
重力に引っ張られる力で進むということです。
人工衛星やスペースシャトルと同じです。
要は、身体が地面に落ちきる前に、
いかに落下速度を落とさずに身体を支えるか、
ということになります。
私が、言わんとしていることがお解かりになっていただいたと思います。
「階段を降りるように登る」とは
「落下しながら上がる」ということなのです。
大半の方はそんなことできるわけがないと思われたかもしれませんが、
実は、
人間の構造はこれを可能に出来る構造になっているのです。
生命が誕生して、うん十億年、常に重力が存在しており
その中で進化を繰り返していたわけです。
重力をうまく利用できる作りに元々なっているのです。
ただ、使いこなそうとしていない、
もしくは使い方を忘れてしまっているのです。
(人間操作の取扱説明書が必要です)
これを重力に抗おうとすると、
その構造に気がつかないばかりか、
負荷をかけすぎ、身体が壊れていくことになります。
「抗重力」という言葉がありますが、
どう抗っても地球には勝てないのです。
母なる地球に対する反抗期から、
そろそろ卒業して「利用」するのです。
(余計、タチが悪いですかね・・・?)
では、「利重力」を可能にする階段のぼりの動作は、
どうなればいいのでしょうか?
本当に、前置きが長くて申し訳ありません。
続きは、次回・・・・
http://reflexer.jp