Miguel R Perez RivasによるPixabayからの画像

 

今年の8月は戦争に関する番組を片っ端から拝見しようと決めて、ドキュメンタリー番組を中心にいろいろと拝見してまいりましたが、ここでもいつもの欲張りぶりを如何なく発揮したからか、実は、今日現在、見ようと思っていた番組を全て拝見出来ておりません!

 

で、今宵、その中のひとつの、TBSさん系列で2000年の8月に放映された、松嶋菜々子さん主演のスペシャルドラマ、『百年の物語』をやっと最後まで拝見することが出来ました。

 

 

 

 

 

とにかくこのドラマ、若かりし頃の松嶋菜々子さんが本当にお可愛らしい。

第2夜(=第2話)の「戦後編」では、これまたお若い頃の竹内結子さんもご出演になっておられて、思わず、「あぁ……!」と声にならない声が出てしまいました。

(彼女もご出演されていたことをすっかり忘れてしまっていたので)

 

この物語は四世代に渡る女性の物語。

最後の現代編(とは言っても放送されたのが2000年だから、もう22年も前のお話になります)の主人公・千代さん(松嶋菜々子さん演じる)のひいおばあさま、彩(あや)さん(このかたも松嶋菜々子さんが演じておられる)の時代からお話は始まります。

 

その後、彩さんの娘の純子(じゅんこ)さんのお話になり(=戦後編、この純子さんも松嶋さんが演じられた)、最後の第3夜の主人公の千代さんは、純子さんの孫娘、という設定なのですね。

 

わたくし、このドラマ、全体を通して大好きなのですが、22年経っても忘れられなかったのが、第3夜で、千代さんとひょんなことから、かかわりを持つことになり、挙句の果てには一緒にアメリカにまで連れられて行ってしまう(?)渡部篤郎さん演じる進次(しんじ)さん(実は、彼は、彩さんと結ばれなかった公太さんの曾孫)がアメリカの空港で警官に連れられてゆくとき、振り返って千代さんに微笑むときの表情、だったんです。

 

今夜22年ぶりに(? のはず)そのときの渡部篤郎さんの表情を改めて拝見して、「あぁ、やっぱり素晴らしい演技をなさる!!」と心の底から感動いたしました。

それくらい、このときの渡部さんの表情がなんとも言えなくってですね。

ずーっと心に残るような、そんな、なんとも切ない……というか、本当にいい表情をなさっておられたのですよ。

22年ぶりに拝見して、改めて心の底からそう思いました。

本当に本当に素晴らしいわ!! と。

 

で、このお話、最後は、今のわたくし達の人生や暮らし、命があるのは、自分たちの母や祖母、そして、曾祖母たちが懸命にひとを愛して生きてくれたからだ、というようにまとめられておりまして……。

第3夜の最後、主人公の千代さんが受け取った、亡くなったお母さん(千代さんが幼い頃に彼女を捨てて、うちを出て行ってしまった和子さん。ちなみに、このかたは後姿のみのご登場で、どなたが演じられたのかは不明。でも、お声だけは原田美枝子さんが演じておられる)が遺した手紙の中で、「誰か、今、貴女が大切に思うひとが居るのなら、そのひとを思いっきり愛しなさい。なぜなら、つらいとき、くるしいとき、貴女を支えてくれるのは、愛だけなんだから」といった意味のようなことが書かれているんですよね。

 

そして、このドラマのエンディングテーマがギリシャの歌手の Nana Mouskouri(ナナ・ムスクーリ)さんの「Only Love」。

当時このお歌を初めて聴いたときは、なんて清らかで美しいんだろう!! と、これまたとても感動いたしました。

 

 

 

それでね、今日、ここで改めてお話しさせていただきたいのが、中野裕弓(ひろみ)先生のふるくからのお友達のおひとりでいらっしゃる、日木流奈(ひき るな)さんの御本のタイトルにもなっている「伝わるのは愛しかないから」という、お言葉、なんです。
 

 

わたくし、先月からいろいろと公私ともに(?)思い悩むことが多く、各所にご相談に行ったり、様々に動きながらも、精神的には大変負荷がかかっておりました。

そんなときに限って、「どうして!? どうして!?」とこれまた怒り狂うようなことが起こり(?)(苦笑)、自分でも、もうほとほとつかれきってしまっていたのですよね。

でも、そんなときでも、冷静になって考えるならーー、結局「伝わるのは愛しかない」んですよね。

 

勿論、ここでわたくしは、貴女さまに「いつもいつも聖人君子でいらしてください」ということを申し上げたいわけではございません。

時と場合によれば、自分を守るために、たたかわないといけないことだってありましょうし、自らの権利を堂々と主張してゆかなければならない場面だって起こりうると思います。

 

けれど、生きてゆくにあたっての基本、本当に基本のところでは、結局「伝わるのは愛しかない」んですよね。

そんなことがここ最近、やっと腑に落ちた……というか、わかった気がいたしました。

 

そのために必要なのは、まず、お相手のかたの立場に立って物事を見ること、そして、お相手のかたなりに懸命にやっておられるのだ、ということを理解すること、そして、その上で、自分の中にある恨みつらみやネガティブなものは全部もう天にお任せしてしまうこと。

 

もし、許せなかったとしても、ときが経って、いつか、そのくるしい思いを手放せそうになったら、天にもう全部ぱーっと解き放って、あとは天のご配剤にお任せする。

そうしたほうがずっと楽に生きられるし、自分自身の心の健康のためにもよいな、と。

 

そう、だからまさにナナ・ムスクーリさんのお歌ではないけれど「Only Love」、愛だけが、ということ、なんですよね。

 

せっかくなので(?)、「Only Love」の歌詞の和訳をなさっておられる、ひとさまのブログ記事を見つけましたので、こちらにてご紹介させていただきます。

 

 

ひとつ前の記事で、わたくしは、中野裕弓先生がおっしゃっておられた、これからは日本が精神性の豊かさで世界をリードしてゆくことになる、といった内容のことをシェアさせていただきました。

そして、そのために必要なのは何よりも「誠実さ」ではないかとも書きました。

 

それにもうひとつ付け加えさせていただくなら、まさに「愛だけが」、ですね🎶

「愛だけが」伝わる。

「愛だけが」全てをよりよく変えてゆける。

 

「Only Love」、この言葉を今一度、しっかりと心に刻みたいと思います。

これから貴女さまが歩まれる道に、いつもふんだんに愛がありますように。

God bless you!

 

・・・

 

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

 

● 夢咲璃い(ゆめさき りい) 本気で社会貢献を志す女性起業家のための直観コンサルタント