ブログテーマ 『光の道をゆく』(2014年) では、以前、Puboo(パブ―)さん というサイトで、無料にて公開しておりました、電子書籍『光の道をゆく』の内容を順次掲載していっております。

 

なお、『光の道をゆく』の目次一覧につきましては、こちらの記事をご覧くださいませ。

 

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わたくしは、2007年の1月4日の朝、目が覚めたら突然サイキックになっていたわけですが、実は、その前から、それらしきことはちらほらありました。
大好きな憧れの紀子さまのご成婚が間近となった頃のこと。
当時、わたくしはなんとなく 物書きさん に 憧れていたのですが、その頃、なんとなく「いいなぁ♪」と心に浮かんでいたペンネームが、なぜか、「秋篠」というお名前だったのです。
それからほどなくして、大学の授業をまる一日しっかり休んで、朝からテレビにかじりついて拝見した礼宮(あやのみや)さま(ご成婚前の文仁親王殿下のお名前)と紀子さまのご成婚の一連の行事。
その後、宮家のお名前が「秋篠宮さま」となられたと聞いて、わたくしはとてもびっくりしたのでした。

おそれ多くも、宮さまのお名前の件をひとつの例として挙げさせていただきましたが、サイキックに目覚める前から、なぜか、こうした「不思議なこと」や「びっくりするような偶然の一致」はちらほらございまして。
ま、このようなことは、この世で生きておられる方なら、皆様、多かれ少なかれおありになることですから、特筆すべきことでもないのかもしれませんが。
でも、どこか、なぜか、わたくしのこれまでの人生には、確実に、あるひとつの「流れ」が存在しているのでした。

それは、年を重ねるごとに、波間に見え隠れしていたような状態で。
でも、若かりし頃のわたくしには、「それ」がなんなのか、まだ全然わかるはずもなく。
その後、サイキックに目覚めたわたくしの目の前に、それまでなんとなく見え隠れしていたものが、ある日突然、一挙にその姿を現すこととなったのでした。
それは、まるで、ばっ! と暗幕を一瞬にして取り払われたかのような衝撃で。
その向こうに見えた途方もないヴィジョンに、わたくしは感動しっ放しで、感激に打ち震えながら、ただただひれ伏すよりほかなかったのでした。

今振り返ると、それまで見え隠れしていたもの、それら全てが全部辻褄が合うのです。
サイキックに目覚めるまでの前半生はわたくしにとって、とてもとてもさびしく、かなしみに満ちたものでございましたが、でも、ある日突然、それまでばらばらだったパズルのピースが全部一瞬にしてはまったかのようになったのですね。
それは、本当にものすごい衝撃で、わたくしは途方もなく圧倒されて、だから、自らの生き方を根底から変えざるを得なかったのでした。
しかし、そうして、暗幕が取り払われ、その向こうに見えた途徹もなくまばゆいものは、それから間もなく一瞬にして消え去ってしまい。
わたくしは、それでも、そのまばゆさと同じ光を必死で自分の内に探しながら、なんとかなんとか、ここまで這うような思いでまいりました。

でも、先程、今宵の輝く美しいお月さまを見上げ、わたくしはふと気づいたのです。
それは、わたくしは、やはり、己を偽っているのではないか? ということでした。
魂からの願いを封印し、なかったことにして、本来歩むべき道から、それようとそれようとしてきたのではないか?と。

夢を信じ、この夢に人生をかけ、必死で努力してきた。
わたくしはわたくしなりに、出来ることを、これまでも一生懸命やってきた。
それはおそらく十中八九間違いないでしょう。
でも、何か足りない。
それは、わたくしの本当の思い、本当の願い、何度否定しても、魂の底から湧き起こってくる願い。
結局、わたくしは、そうしたものを、よう自分で受け止めきれてないのではにないか? と。
そう気づいたのでした。

表面的には――、どんな困難にもめげることなく、これでも必死で明るく振る舞いながら、その時々に出来ることを重ねてまいりました。
どんなにどす黒い醜い感情を抱いていても、せめて、今日のように教会にお祈りに伺ったときだけでも、聖なる心で居られるよう努めてきたつもりです。

でも、ふとしたときに、どうしようもなく涙が流れて止まらなくなるのです。
これはわたくしの本当に深い深いところから湧き起こる、途方もないかなしみで、これだけは一旦蓋を開けてしまったら、なかなか、わたくしでもどうしようもなくなる。
それを、必死でわたくしは隠し、蓋をし、なかったものにしようとしてきたのですね。
だから、ふとしたときに、ものすごくかなしくなる。
涙が止まらないわけです。

現実のところ、もう、今更泣いてもどうしようもないし、どうにもならないから、わたくしは、ずっとその思いを否定してまいりました。
でも、先程、あまりに美しいお月さまを見ていて、もうこれ以上、これらをなかったことにすることは出来ない、そうはっきりと悟ったのです。
これ以上、この思い、このこと、この感情を否定し続けたら、わたくしはもう、本当に、動けなくなってしまう。
今、このときを逃したら、おそらく、もう一生無理になってしまうのではないか?
そう強く感じたのでした。

よく考えたら、わたくしがずっとここに不本意ながら留まり続けているのも、そして、本当に笑っちゃうくらい何も、何一つ、これといって芳しい進展がないのも、元はと言えば、おそらく、わたくしが、自らの本当の思い、正直なありのままの思い、魂の底からの願いを、ずっと自分で否定してきたからなのでしょう。
本当は行くべきところも、何をなすべきかも、ちゃんと分かっているのです。
だって、それを知るために、わたくしは、かつて、一時とは言え、自らの殻を破って、動き出したのですから。

でも、あまりにうまくいかなさすぎて。
それどころか、誠に不本意なことになってしまって。
だから、わたくしは、自分を消したいくらい落ち込みました。
反省しました。
本当に、生まれて以来、あんなに反省したことはないというくらい。
いかに自分が幼かったか、甘えていたか、勘違いしていたか、皆様にご迷惑ばかりかけ通しだったか、散々思い知りました。
ひとさまの思いなど、何一つ分かっていなかった。
己がいかに至らない人間で、周囲の方々にどれほどかなしい思いをさせ、失望させてきたかも。
痛いほど、身にしみるほどに感じました。
だから、怖くなって、一歩も動けなくなってしまって。

以来、ずっと、わたくしは、自らの本当の思いを封印してしまったんです。
だから、ここに留まらざるを得なかった。
ここに自らを留め続けてきたのは、このわたくし。
他の誰かや何か、ましてや運命が悪い、だなんてことは絶対にない。
すべて、わたくしが自らを動けなくしてしまったんです。
動いたら、また全てを失う。
それだけが怖くて。
だから、怖くて動けなくなってしまっていました。

動きたいと言いつつ、動けなくしていたのはこの自分。
そんな誠に矛盾に満ちた、がんじがらめになっていたわたくしの頑なな心を、中秋の名月、澄んだ美しい珠のようなお月さまの優しい光が、ふっと溶かしてくれました。
お月さまのお陰で、わたくしは、心の奥底に沈め込んでいた「本当の思い」にやっと気づいたんです。
わたくしが今いちばんに何をすべきか、どこにゆくべきか、それが全部、今、目の前に答えが出ました。

本当は全部分かっていたのに、分からないふりをし続けてきたんです。
だから、ものすごくくるしかったし、どんなに素晴らしい先生にも、救ってもらうことなど出来なかった。
なんという矛盾の中に居たのでしょうか。

優しいお月さまの光の魔法で、これまでわたくしを縛り続けていたものが今、完全に解かれました。
これで、やっと、わたくしは自らの輝く内面の光に出逢うことが出来ました。
あとは、この光が導いてくれるままに、素直に、歩いてゆくだけ。
魂の底からの願いは、決して消えることはなかったのでした。

何度否定しても、何度なかったことにしようとしても、魂の思いは、どれだけの時間をかけてでも、いつも、まるでブーメランのように、必ず、自分のもとにかえってきます。
それに気づかないふりをしたら、自分がくるしくなる一方で。
だから、わたくしみたいに、何年間も、どん詰まりになってしまいます。
この先、どうなるかは分かりません。
でも、これだけ、延々、全くあきらめることなく、ずっとわたくしの中で一生懸命叫び続けていた声を、これ以上無視することは、もう出来ないようです。

それほどまでの叫びも聞こえないようにし続けていただなんて、一体どれほどの大きな重石を乗せていたのでしょうね?
だから、自らの創造性も全くといっていいほど封印され続けてきのでしょう。
この6年間、まるで こと が 動かなかったのも、今となっては納得、です。
全てはわたくしの頑固な抵抗精神が原因だったなんて!
とんだお笑い草、ですね。

――ひとは何のために生きるのか?
それは、ひとそれぞれ、だと思います。
世のため、ひとのため生きようとなさる方もおられるだろうし、わたくしみたいに何を置いても自分の夢、という方もいらっしゃるだろうし、いえいえ、わたしは何よりも家のことを最優先に生きます、とおっしゃる方もおられれば、いえいえ、わたしはとことん好き放題に自由に生きるって決めてきたんです! と、おっしゃる方もおられることでしょう。

魂の声、その内容がどのようなものであれ、それを否定することなど、所詮、出来ないのだと思います。
たとえ、それが、いくら他の方々から理解されないものだとしても。
やはり、内なるものだけは、決してなかったもの・ことには出来ないのですね。
むしろ、それを否定してしまうと、全てがうまくゆかなくなってしまう。
そりゃぁそうですよね、生きる源である創造性は、内からいづるもの。
でも、魂の声を封印したのでは、肝心の生命力まで封印されてしまう。
だから、わたくしみたいに6年間もどん詰まりになる。
そりゃ、くるしいはずです。

わたくしは、もう一度、原点=サイキックに目覚めたときに戻って、どうして、わたくしが、今回の人生、このようになったのか、そこに立ち返ろうと思います。
そこに立ち返れば、きっと、新たな道が見えてくるはず。
7年前に戻って、やり直します。
まず、この秋は、毎日のように教会に通って、神様のよりおそばで生きてまいろうと思っております。
今までより尚一層、心を神様に寄せれば、きっと、神様がこれからの道をお示しくださることでしょう。
そのお導きを信じたいです。

何はともあれ、魂の声など、決して否定することなど出来ないのです。
否定すればするほどくるしくなる。
それだけです。
ならば、どんなに怖くとも、無謀でも、まるでアホみたいでも、挑戦してゆくしかありません。
――この先は断崖絶壁?それとも、それとも・・・・・・?
それは、実際に飛んでみないとわかりません。
飛んでみるしかありません。
はてさて、わたくしはこの先どうなるのでしょうか?

前々から、この9月から、運命が急カーブを描いて変わってゆく、とは聞いていたけれど(=内なる声のお導きによって)、なんだか、この秋は、ほんと、とんでもないこと(よい方の!)が待っていそうです。
心しておかなければ。
そして、これまで以上に、己がなすべきこと――サイキックとしてのお役目も、しっかりと果たしてゆかなければなりません。
しばらく、派遣のお仕事との二足のわらじが続きますが、派遣のお仕事を優先しつつ、出来る範囲内で、サイキックとしてのお役目もきちんと果たしてまいりますね。

どうか、今宵、皆々様が、優しいお月さまの光に守られて、お心やすらかにあられますように。
愛と祈りをこめて。
アーメン。

 

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