ブログテーマ 『光の道をゆく』（2014年） では、以前、Puboo（パブ―）さん というサイトで、無料にて公開しておりました、電子書籍『光の道をゆく』の内容を順次掲載していっております。
なお、『光の道をゆく』の目次一覧につきましては、こちらの記事をご覧くださいませ。
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多くの人々にとって、「希望」という言葉は、それ自体が、きらめく夜空の星であり、朝焼けを見たときのような美しい感動を呼び起こすものではないか・・・・・・？、とわたくしは思います。
他にも、夢、微笑み、幸せ、成功、繁栄、健康、美・・・・・・など、言葉自体が、その言霊をもってして、心をパーッと明るくしてくれるものが沢山ありますよね？
わたくしにとって、希望と夢はなくてはならないものです。
わたくしは、これらの言葉自体が持つ、その輝きに魅せられて、ずっとこれらの言葉と共に生きてまいりました。
けれど、わたくしは、最近、希望とは、お日さまのような、ひたすら明るい、パーッとどこまでもどこまでも光を届ける――、そういったわかりやすい、単純なものではない、と思うようになりました。
そうではなく、例えて言うなら、嵐が去った後の夜明けの草原にそっときらめく朝露のような・・・・・・、そんなものが本当の希望ではないか？、と思うのです。
順境にあるとき、希望や夢を語るのは簡単です。
大抵のことが滞りなく進んで、特段苦労もないようなときに、前向きな希望を語るのは簡単なことです。
次から次に、こうなったらいいなぁ！ ということを語るのは楽しいでしょうし、そうしたときの思いって、ワクワク弾んで、怖いものなんてないって感じ？、でしょうか。
何事もスムーズに進んでいるときに、夢を大きく広げ、未来へと繋げてゆくのは、そんなに難しいことではないし、誤解を恐れずに言えば、多くの方が、割と簡単に出来ることだと思うのですね。
でも、わたくしは、本当の希望、とは、全てを奪われ、絶望の谷底に叩き落とされても尚、神様を信じられるか、自分を信じられるか、最善を尽くせるか、ではないかと思います。
明日が見えなくても、神様に見放されたように思えて仕方ないときでも、可能性がほとんどないように思えても・・・・・・、それでも、わたしは神の子として、神様を信じ、天の永遠の勝利を信じ、出来る限りのベストを尽くします、そう言えるところに、希望という言葉の真髄があると思うのです。
この世の醜さ、儚さ、ずるさや、どうしようもなさにぶつかったとしても、それでも、神はこの世の全ての上をゆかれる御方であり、天の善性は決して失われることはない、そんなふうに、天の勝利をどこまでも信じる強い意志、信仰、それこそが本物の希望、だとわたくしは思うのです。
神様の道をゆく、光の道をゆく、ということは、決してたやすいことではありません。
むしろ、時に、全てを奪われ、孤独に震え、信仰を試されることだって何度となくあるでしょう。
それでも、一度、神様が示された道をゆきます！ とお誓い申し上げたのなら、どんなにくるしくても、決して、その道を降りることなど、許されないのです。
洗濯機でガラガラ回され、何度脱水機にかけられようと、それでも尚、わたくしは神様を信じます、天の勝利を信じます、永遠の善性を信じます、そう言えるかどうか。
どんなにかすかな声でも、どんなに震えながらでも、散々泣き尽した後でも、それでも神様を信じられるひとこそが、真の勇者であり、真の希望を語るひとだと、わたくしは思うのです。
わたくし達がこの世に居られる時間は限られています。
長くても百年余り、大体の方が数十年でしょう。
その限られた時間の中で、どれだけ神様の御為に働けるか、どれだけこの世に天の御光をおろせるか。
それらは全て、わたくし達自身にかかっています。
そんなわたくし達に求められるのが、「それでも尚、の希望」、なのです。
決してくじけることなく、くさることなく、つねに、よき「ものの見方」をし、少しでも、この世に光の花を放ち続けてゆく。
今、その大切なお役目を、特に、わたくし達、日本に住まう女性達は皆、授かっているのだと思います。
小さなことからでいい、決して希望を捨てることなく、今、出来ることを、ここからやってゆきましょう。
必ず、御国はやってきます。
そのためにも、わたくし達ひとりひとりが、大切な天のアンバサダーであることを自覚して、誇り高く美しく、たゆまぬ努力を重ねてまいりましょうね。
貴女にいつも神様の祝福がありますように。
愛と祈りと真心をこめて。
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