オズの魔法使い&ジュディ・ガーランド | la petite chambre

la petite chambre

illustrator ree*rosee art works

長引く自粛生活、いかがお過ごしでしょうか。

元々インドア生活なので、stay home life はそれほど苦痛ではないのですが、

この状況を長引かせず、皆で協力して少しでも早く終息させたいと願ってます。

遊びに出掛けたくて仕方ない病の方は、お部屋で楽しめることを探してしばらく

踏ん張りましょう。

春らしい気分を感じてもらえそうな絵を描いてみました。

オズの魔法使」のドロシーとトトのドローイング。

 

以前描いたラフ画をいつか完成形にしたいと思い、やっと完成させました。

ラフ画はこちら↓で、遡ること2012年。詳細はこちら⇒ 

今回の完成版は愛犬トトを抱っこしたドロシーで、映画版のジュディ・

ガーランドをモデルに描いたので、ラフ画ともタッチが違いますが、

ようやく8年越しに完成させてすっきり。

dolly

こちらもかなり前に描いたドロシーの赤いシューズのドローイング。

dorothy

 

せっかくなので、ハーフアップヘアのドロシーや、トト、キラキラドレスの

北の魔女なども描きました。

ついでに春の花も描いてみました。

オズの魔法使と花のデザインのポストカード、ステッカーセットを作りました。

こちらはドロシー&トトのポストカード。次回のwebshopで販売します。

花をあしらったシンプルなデザインの新しいショップカードも作りました。

印刷物到着待機&準備中で、4月末 (28or29日) にオープン予定です。

詳細は改めてお知らせします。

 

こちらは2年前にキャンバスに描いたポピー畑で眠るドロシーで、

「in the mood for nostalgia zine」に掲載しています。

 

映画はかなり昔に見て以来見直してなくて、作品は色々な画像を参考にして

描いたものです。

映画は1939年の作品で、序盤のカンザスで竜巻が起こるまではモノクロ、

魔法の国以降はカラーに変わるのですが、この時代 (第2次世界大戦中) に

カラー映画が存在してたのがすごい。

監督のヴィクター・フレミングは、同年公開の大作「風と共に去りぬ」も

撮っていて同じくカラー作品で、同時期に続けて名作を輩出しています。

 

「オズの魔法使」は美しい映像で子供向けのファンタジー映画で、主人公の

ドロシーは田舎の純朴な少女ですが、ドロシー役のジュディ・ガーランドが、

子役時代からスキャンダラスな人生を送った女優でした。

この映画でもキャスティング・カウチで主役を得たり、ダイエットの為に

ドラッグを強要されたり、ドリーミーな映画と不釣り合いなハリウッドの

暗い闇の餌食となったという噂のジュディ。

若い頃からドラッグとアルコール中毒に陥り、成功と挫折を繰り返して、

47歳の若さで亡くなる晩年まで、波瀾万丈の人生を送りました。

性にも奔放でバイセクシャルのジュディは、ゲイ・コミュニティのアイコン

として有名で、ゲイのシンボル、レインボーカラーも「オズ〜」のテーマ曲

「over the rainbow」から由来しているそう。

ジュディ・ガーランドと「オズの魔法使」とゲイ・カルチャーについて、

興味深い記事を見付けたので、ご興味があればこちらもどうぞ⇒

 

レネー・ゼルウィガーが晩年のジュディ・ガーランドを演じた話題作

ジュディ 虹の彼方に」は見ようか迷って見送ったので、レンタルに

なったら見たいと思います。

晩年を中心に描いた映画のようなので、壮絶な人生が始まった少女時代

〜若い頃の苦悩の部分もあれば、より興味深かったかも。

 

いちご

前回のブログで、2月の鑑賞映画まとめとLARME最新号の連載シネマに

ついて近日中にアップしたいと書いたのですが、鑑賞映画の方は未だ

まとめきれてないのと、掲載誌については保留事項があって少し時間が

かかりそうなので、少し先になりそうです。。

前回書いた映画「ジョン・F・ドノヴァンの生と死」と「コロンバス」は、

結局あの後、映画館が休業になって見に行くことは出来ず、パンフレット

のみ購入しました。こちらもレンタルになったら必見したいです。