2018年のカレンダー、作ろうか迷ってるうちに11月になってしまいました。
遅ればせながら一応案は考えていて、制作するとしたら今月中には仕上げたいと
思ってます。
今月のカレンダーガールは「メイド・イン・USA」のトレンチコートのアンナ・カリーナ。
トレンチコートの中のポップなデザインワンピースも可愛くて、
アンナのファッションやビジュアル的に印象的なシーンは多かったけど、
随分前に見て内容はほとんど覚えてないので、もう一度見直したい作品。
初めて作ったzine 'cinema illustration booklet' の表紙、中表紙でも
「メイド・イン・USA」のイラストを使いました。
zine発行は2011年だけど、描いたのは随分前で多分00年代前半頃
だったと思います。手描き×PC着色してた頃の作品。
ゴダール繋がりで、アンナの次の妻だったアンヌ・ヴィアゼムスキー。
アンナもゴダールより年下だったけど、さらに若かったアンヌが先月初め、
70歳で亡くなりました。
アンヌの出演作で恐らく最も知られた代表作、ゴダールの「中国女」。
若い頃に借りて見たけど、この頃のゴダール作品は娯楽要素が薄れ、
社会派・前衛的な作品に移行し始め、今作も社会主義をテーマにした
難解な内容で、レンタル期限になって最後まで見終えずギブアップ
大好きなジャン=ピエール・レオやジュリエット・ベルト(見た当時は
彼女のことは全然知らなかった)との共演作だし、また見直したいとは
思うのですが、内容的にまた断念しそうな気がしてリトライに至らず。。
彼女のデビュー作、ロベール・ブレッソン監督作「バルタザールどこへ行く」
は見たいと思ってるのだけど、レンタルも劇場上映もなくて未見。
ブレッソンは「スリ」が面白かったので、チャンスがあれば見たい作品。
アンナ・カリーナよりゴダールとの結婚期間は長かったけれど、
ゴダール最盛期に組み、ポップで華やかなアンナのカリスマ性に比べ、
アンヌは少し地味で印象が薄めな印象。
重めな出演作が多く、ゴダール以外の出演作の監督も渋めの趣向。
中高年以降は小説家に転向し、作品評価もなかなか高かったようで、
彼女のインテリなキャリアから考えるとそちらの方が向いていたのかも
しれない。
著作「彼女のひたむきな12ヶ月」を購入したまま未読だったので、
彼女の死をきっかけに最近やっと読み始めた。
ゴダールとの出会いが描かれている私小説で、まだ読み始めだけど、
今作の前章にあたる「少女」(前述のデビュー作「バルタザール〜」で
ブレッソンと出会った十代の頃を描いた私小説)を先に読んだ方が良い
と思ったので、図書館で借りてこちらを今読み始めたところ。
「彼女のひたむきな12ヶ月」の後日談小説「一年後」を元にした、
ゴダールとアンヌの恋愛実話を描いた映画 'LE REDOUTABLE'、
日本公開いつなのかわからないけど、楽しみ
ゴダール=ルイ・ガレル、アンヌ=ステイシー・マーティンが演じ、
ナイス・キャスティング。
監督は「アーティスト」のミシェル・アザナヴィシウス。
美男子のガレルは薄毛やルックスをゴダールに寄せてて似てるけど、
ステイシーは髪型のせいか、アンヌよりシャンタル・ゴヤ、ジェーン・
バーキンぽい感じ? 他のキャストはどんな感じなのかな。
モノマネ大会(それぞれ有名人になりきりなのが面白かった)の
ゲンスブールの伝記映画「ゲンスブールと女たち」を思い出した。
★映画のことが紹介された記事→ cinefil.tokyo/_ct/17057164
★ティーザー→ www.youtube.com/watch?v=1QilxOtiWgs
読書ペースが遅い私だけど、この映画が日本で上映されるまでには
本を読み終えたい、あと「中国女」も予習で見ておきたいと思います。
ちなみに、ゴダールは3度結婚してるけど、3人ともアンナ(カリーナ)
→アンヌ(ヴィアゼムスキー)→アンヌ(マリー・ミエヴィル)で、
どんだけアンナ(カリーナ)に執着してんねん!てぐらい名前が一緒。
それとも、相手の名前を言い間違えないように統一したのか。。
3人目の夫人アンヌ=マリー・ミエヴィルは、女優ではなくゴダールと
共同作業をする制作側の人で、ゴダールとは公私パートナーとして
もう40年以上続いてるみたいです。
★期間限定で webshop オープン★
期間限定クーポン発行に合わせて、11月5日(日)まで期間限定で
webshopをオープンします→★
BASEフォロワー様限定 1000円OFFクーポン・プレゼント!
商品購入画面でこちらのコードを入力してご利用ください→follow1000gpw
クーポンのご利用につきましては、以下条件をご注意下さい。
- 送料を含まないご購入金額3,000円以上で利用可
- 先着10,000名様ですのでお早めにどうぞ*(枚数上限を超えた時点で終了)
今回は割引率も高く、次回クーポン発行は未定ですので、zineのまとめ買い、
原画などのご購入を検討されている方は、このチャンスをご利用下さい
![]() |
メイド・イン・USA [DVD]
1,686円
Amazon |
![]() |
中国女 [DVD]
1,686円
Amazon |
![]() |
バルタザールどこへ行く HDマスター ロベール・ブレッソン [DVD]
3,050円
Amazon |
![]() |
彼女のひたむきな12カ月
2,592円
Amazon |
![]() |
それからの彼女 Un an après
2,592円
Amazon |
![]() |
少女
2,592円
Amazon |
![]() |
グッバイ・ゴダール [DVD]
3,381円
Amazon |
![]() |
ゲンスブールと女たち [DVD]
1,540円
Amazon |