遅くなりましたが、発売中のLARME 021号のシネマイラストは
「ムーンライズ・キングダム」について描きました。
LARME 021号 cinema fashion room vol.13 ムーンライズ・キングダム / Moonrise Kingdom
１９６５年のアメリカ東海岸が舞台で、主にスージーのティーン
ファッションを描きましたが、特に６０年代らしいのが大きな襟の
ワンピースやサドルシューズ。ケープ付きワンピースコートやフリル襟
ブラウスとタータンチェックのベストとスカートの制服のベストと
スカートの制服も可愛いです。
５０～６０年代のファッションで好きなアイテムの一つがメガネで、
必ず目で追ってしまいます。６０年代の「プラハ！」や５０年代の
「タイピスト！」でも主人公以外のサイドキャストのメガネもチェック
していて、今作も主人公サムのウェリントン、スージーママの少し色の
入ったキャットアイ、ナレーターのおじさんのメガネなど。
アンダーソン映画は衣装だけでなく、インテリアや小物など隅々まで
洒落ていて、フェミニン過ぎない可愛さが男女問わず愛されるのかなと
思います。
「グランド・ブダペスト・ホテル」「ロイヤル・テネンバウムズ」
「ダージリン急行」では有名ファッションブランドとのコラボが話題に
なったけど、本作の素朴そうでいて綿密に計算尽くされていそうな
ファッションも可愛い。（もしかしたらどこかのファッションブランド
が使用されていたのかもしれないけど）
サムがスージーにプレゼントした、カナブンと釣り針のネイチャーな
ピアスと小花の髪飾りの合わせ技もチャーミング。
サムの母の形見のブローチやサムとスージーの文通の手紙も可愛かった。
ステッカーセット（ステッカーとポストカードのセット）を作りました。
☆moonrise kingdom set
☆the Grand Budapest Hotel set
ウェブショップでも販売予定です（ただ今準備中、今月中を目標に再開予定）→☆
次号もキュートなファッションムービーについて描きましたのでお楽しみに♡
５月１７日発売予定です