LARME 012号 連載シネマ4. 17歳の肖像 | la petite chambre

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illustrator ree*rosee art works

好評発売中のファッションマガジン「LARME」012(11月号)の見本誌が先日届きましたリボン

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表紙は白石麻衣ちゃんと中村里砂ちゃんチェリー
真っ赤な唇唇をポイントにあっさりめなアイメイク目
外国人ぽい(パリジェンヌ風)メイクでキュート♡

今号は創刊2周年とのこと、おめでとうございます☆
2バージョンあるそうで、通常版の左のが届きましたが、
特別版(右:980円)はHIROMIX×AMOちゃんの写真集付き
だそうです。個人的には右の方が表情が好みかも♡


前半の「シネマアクトレス」風着まわし術。
マリリン、オードリー、ジェーン、BBの50~60年代を
代表する人気ヴィンテージ・アクトレスをお手本に、
それぞれのアクトレスに似せるというより、ポーズや雰囲気、
エッセンスを取り入れ、LARME流に現代風にアレンジした
スタイリングになっています。
マリリン風ファッションを担当した中村里砂ちゃんは、
現代女優に扮するなら、あのアンニュイさはレア・セドゥ
のような雰囲気が合いそう。

後半の「ガーリー・カルチャーの変遷」のページでは
(P130-133)80年代~現代におけるガーリー・カルチャー
についてのヒストリー図説や、女性クリエイター陣の独自の
コメントも興味深い記事でした。

若い世代の読者の女の子たちにとって、流行りだけでない
オリジナリティのあるビジョンが広がるといいなと思います。


さて、前置き(感想)が長くなってしまいましたが…
今回のシネマページは「17歳の肖像」を描きました
イギリス

 

LARME 012号 cinema fashion room vol.4  17歳の肖像 / An Education

education


毎号季節に合ったテーマの映画をいくつか選んだ中から、
本誌の雰囲気に合いそうな作品を選んでいるのですが、
この映画も以前からずっと描きたいと思ってた作品です。
昨年描いたヒロイン、ジュニーのスタイリングラフがやっと
形に出来ました。→
さらに遡って、初鑑賞時の感想記録はコチラ→

ヒロインのジェニーは17歳だけど、かなり年上の大人の男性と
付き合う少女なので、
背伸びしたエレガントなファッションで、
大人の私が見ても着てみたくなるようなスタイリングです。
60年代初期なので奇抜なモードでなく、50年代の女性らしい
ラインのクラシカルな装い。

※上記のママのファッションで書き漏れ(補足)があり、
ツーピースのスカート柄は上から羽織ったエプロンのバラ柄です。


キャリー・マリガンは、昨年「ギャツビー」のデイジーも可憐で
20年代の衣装も素敵だったけど、親友のクール・ビューティーな
ジョーダンに押され気味だった気も…
(私を含め周囲の女性はジョーダン・ファンが多かった。
そもそもデイジーの人間性が打算的過ぎて好意を持てず、
70年代のミア版デイジーはもっと人間性酷かったけど…)


数作見たキャリーの出演作で一番好きなのはこの作品で、
透けるような白い肌に爽やかさ、瑞々しいティーンの魅力に
釘付けに
ハート.*(撮影時キャリーの実年齢は20代だったけど)

美しいひと」で謎めいたリセエンヌを演じたレア・セドゥも
白肌とアンニュイな表情から醸し出すナチュラルなフェロモン
(こちらは「ジュニー」!)がいつまでも印象に残る。


思春期の女子高生を演じた彼女たちが特に好きで、
二人共まだフレッシュな若手と思ったら現在29歳らしく、
意外と中堅な彼女たち。
特にレア・セドゥの近年のブレイクは凄まじく今後の活躍も
楽しみなアクトレス。
最新作「美女と野獣」(※リンク先音注意)「サンローラン」
(日本公開未定)が楽しみ。

キャリーの近作は?と調べたら、コーエン兄弟の「インサイド・
ルーウィン・デイヴィス
」という映画に出演してたらしく、
既に上映終了してたらしい。まったく知らなかった。。


このキャリーの笑顔最高!
(襟はクレイで作ったブローチを画像に載せたもの)

 

carey


昨年描いたキャリーのポートレート。
「ギャツビー」ではもう少し長めのショートボブだったけど、
ショートヘアの方がスタイリッシュで似合ってる気がします
ハート.*
carey

ついでに、こちらはレアのポートレート。

lea


次号のテーマを現在制作進行中ですが、私も大好きで皆さんも
きっと大好きな作品と思うので、乞うご期待!!