私の初めてのJGP経験 | キャシー・リード&クリス・リードのオフィシャルブログ「華麗なるアイスダンス」Powered by Ameba

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木下アカデミーのアイスダンスチーム

''きだもり''を

JGPジュニアグランプリに連れて行くまで

私の20年のスケート歴にもかかわらず

ジュニアグランプリに行ったことが

なかったのです😆


コーチとして

このJGPは

本当に素晴らしい経験でした。

グランプリにそなえて

どのような状況下でも

私の生徒さんたちを

どのようにガイドして

どのように準備するか

たくさん学びました。


''きだもり''は

最初のJGPで

とても良い滑りをして

3位に入りました。

日本のスケート史上

アイスダンスチームが

JGPの表彰台に上がったのは

''きだもり’’が初めてです。

それは

私のコーチングキャリアにおいて

とてもスペシャルな一時でした。


''きだもり''も私も

なんの期待を持つことなく

初めてのJGPに臨みました。

私は

他のチームのコンディション、レベルなど

全く知らなかったので

''きだもり''がどの位置に入るか

まったくアイデアがありませんでした。

世界ジュニアの後

二人は

とても良く練習して

がんばって

良い通しをしていたので

試合でも

良く滑ることが出来ると

確信していました。

彼らが

良い滑りをするのを見

彼らの演技を楽しみ

その上

メダルをとったのを見ることができて

コーチとして

最高のやりがいです。

私は最高に幸せで

二人を誇りに思います。


また

ラッキーなことに

私は

ISUの

''Mic’s Up”の一コマに

出演させていただきました😅

あの

特別スペシャルな瞬間を

世界中の皆さんと

シェアすることが出来て

とてもうれしく思います。

まだ見ていない方は

下のリンクでどうぞ。

最後の私が言っていることは

’’コーチとして

この二人は

国際大会に出場する

最初の生徒さんです。

そして

彼らの初めてのJGPでメダルをとって

素晴らしいです。

まさかメダルをとるなんて

まったく想像してませんでした。

彼らのハードワークに感謝しています。

ここからまた

より以上の

ハードワークをしていきます''です。




さて

2回目のJGPに向けて

そのアプローチとプレッシャーは

1回目のJGPとは

まったく違うものでした。

メダルをとった後

JGPファイナルへのチャンスがあることから

自然に

良く滑らなければならない

というプレッシャーがかかります。

私は

彼らのプレッシャーを感じました。

コーチとして

彼らの肉体的

そして精神的なコンディションを把握して

どんな状況下においても

良い成績を出せるよう

準備する責任があります。

大きなチャレンジでした。


しかし

マサヤが

練習中に怪我をした時

それは

もっと困難になりました。

マサヤの膝の怪我に対応するため

彼らのプログラムを

土壇場で

変更しなければなりませんでした。

また

2回目のJGPに出発する前の

最後の練習を逃してしまいました。

ですから

1回目のJGPとは

肉体的にも

精神的にも

準備が

全く違いました。


この

異なる状況下で

彼らをサポートし

彼らがベストをつくせるように

後押しする

最善の方法を

見つけなければなりませんでした。

何を言うべきか

何を言ってはいけないか

どれだけ押すか

どれだけ押さないか。

彼らは

何があっても僕たちはできる!と

彼ら自身で

それを信じることが必要でした。


私は

長年の

クリスと一緒のスケートで

たくさんの怪我の経験をしましたから

パートナーの一人が怪我をした時

両方のパートナーが

どのように感じるかを知っています。

痛みや制限がともなうため

物理的に

確かにチャレンジですが

100%ではなくても

良いプログラムを滑るためには

精神的には

かなりのチャレンジです。


''きだもり''は

2回目のJGPでミスをしました。

二人とも

とてもイライラしたいました。

私は

二人の

フラストレーションを感じました。

その感じを

私は

十分理解しています。

私のスケート歴で

その状況、感じを

何度となく

通りこして来ました。

怪我は

アスリートにはつきものです。

怪我は

アスリートの

競技生活の一部です。

だから

それを

どのように対処し、対応し

あなたを否定する怪我を

どのように克服するかです。

怪我は

あなたを強くしてくれます。


二つのJGPの経験は

まったく違うものでした。

この二つのJGPの経験は

とても貴重なものでした。

''きだもり''はまだ若いです

そして

もっと伸びる

もっと向上するチャンスがあります。

ですから

私は

私ができること全てをやり

二人を

未来の成功に

導いていこうと思います。


私は

二つのJGPに

''きだもり''を連れて行く機会を得て

本当にありがたいと思っています。


最後に

たくさんの方々

あなたの

クリスとの思い出を

コメントにシェアしてくださり

本当にありがとうございます。🙏

次のブログで

皆さんの

クリスとの思い出について

書きたいと思います。

おたのしみに❣️😉


皆さんの

絶え間ないサポートに

心から

感謝しています❣️❤️