人と人との出会いには
素晴らしいつながりができることが多い
先週の土曜日に
念願の
中原シェフとの
料理教室が実現した!
ひひひ
腕が鳴り
心が弾んだ!
と共に・・・緊張もしてしまった・・・
中原シェフは
何年も
東京のホテルオークラで修行をし
とても几帳面で熱心な
27歳のとても若いシェフだ
8月初旬に
在デトロイト日本総領事の官邸に
お招きいただいた折に
中原シェフの
とてもおいしい料理に感激して
僕が料理が好きなことを
何気なく
総領事の奥様に伝えたら
”では
お料理教室でもいかがかしら?”
と言うことで
それがついに
実現した!
感激なんてものじゃない!
本当のシェフと?
と思うと
緊張してしまった
その日は
僕はまだエプロンというものがないから・・・
困った・・・
そうしたら
お母さんが
亡くなった僕の日本のおばあさん
タータンのエプロンを
送ってくれた!
このエプロンは
タータンが
キャシーが生まれた時と
僕が生まれた時に
アメリカに来て
2週間ほど滞在していた時に
使っていたエプロンだそうだ・・・
27年以上の年のエプロンだ・・・
さて
まず献立と
材料の確認だ!
”子羊の煮込み”
僕が子羊が大好きなのを
どうやって知ったのだろーか?
中原シェフはフランス料理が得意なので
レシピも
日本語とフランス語だ!
そして
ここ
総領事官邸のキッチンには
10ヶのレンジトップ・バーナーがある
大きなオーブンが二つ
大きな電子レンジも二つ
中原シェフに聞いたら
ゲストを招待したときの夕食会などで
シェフが一人で作れる
最高の人数は
15人までだそうだ
僕の片言の日本語と
中原シェフの片言の英語で
いざ!
料理開始!
まず
角切りにした子羊の肉に
塩コショウをする
フライパンに
子羊の肉を
切った肉を全部
一気に
ドシャッ!と
フライパンにいれるけど
本格的な料理は
一つづつ
丁寧に入れるわけだ・・・
しかも
フライパンがいっぱいにならないよう
肉が引っ付きあわないよう
間隔をおいて
何回かに別けて
丁寧に焼く!
焼いた肉は
パットにとって
温めておく
次に
煮込みのスープを作る・・・
まず大きなナベに
オリーブオイルを入れ
どうしたんだ?と聞いたら
取れてしまったそうだ・・・ははは
これは
キッチンにある
大きな冷蔵庫と冷凍庫だ
左側が冷凍庫で
後2つほど
普通の冷蔵庫があった
ガーリックを炒めた後は
トマトペーストを混ぜ炒める
その次は細かく切ったトマトを混ぜる
良く混ぜ合わせて炒めたら
今度はニンジンと玉ねぎだ
良く炒め終わったら
今度は水を足す
ローリエを入れて
塩コショウで
煮込む
塩加減は控えめにしないと
煮詰まった後に塩辛くなってしまうから
シェフがこのくらいと言う塩加減を
覚えておかなければだめだ
そして
子羊の肉を加え
アクを取り出しながら
1時間半くらい煮込む
野菜・・・とくに
玉ねぎの正式な千切りの仕方と
まず
なんと言っても
ナイフの切れ味が違う
僕が日常使っているのは
大きなナベで
煮詰めている隣の小さいナベでは
ニンジンをバターと一緒に煮ている
シェフは
アルミホイルを落し蓋として使うそうだ
なぜ?と聞いたら
アルミホイルは
アクがくっ付き易くていいそうだ
カウンタートップの上のボールの中には
カブとグリーンビーンズが用意されている
このグリーンビーンズだが
一度茹でた後に
氷水に通すと
色が
綺麗なグリーンになるそうだ
1時間ほどたったら
子羊の肉が
柔らかくなったかどうか調べて
柔らかくなっていたら
今度は子羊の肉だけを取り出すんだ
取り出したら
スープだけをこれから使うので
ざるにあけて
野菜類を取り除くんだ
そうしたら
スープをナベに戻し
火にかけ
取っておいた子羊の肉を
スープの中に戻すんだ
弱火で煮ている間に
今度は
子羊の肉の煮込みと一緒に盛る
野菜の仕上げにかかる
ポテトは40分くらい前に
ホイルに包み
オーブンで焼いてある
カブもすでに煮てある
最後の仕上げの盛り合わせに入る・・・
見てくれ!
なんと美しいことか!!!!!
パンとワインと・・・
お~~~~!!!
楽しい会話の中
おいしい子羊の煮込みを
みんなで頂いた・・・
中原シェフには
忙しい中
僕の為に
料理教室の時間を作ってくれて
本当に感謝だ!
そして
この機会を作って下さった
総領事夫人にも
本当に感謝だ!
今度は
ロブスターと
抹茶のティラミスの
料理教室を開くことを約束し
この日の料理教室を終了した
・・・クリス