今シーズンの
僕達の
フリーダンス‐インドの踊りは
頭・肩・腕・手・腰・足・・・
よーするに
体全ての部分が
パートナーと
完璧に
その位置・向き・角度に合うよう
要求される・・・
もし
パートナーと
頭の角度
目線
手の向き
手の角度
手の動きの早さ
足の高さ
足の動きの早さ
腰の位置・・・まだまだ・・・たくさんある・・・
が
少しでも
ずれてしまうと
美しい絵が
壊されてしまう・・・(え~~~!!!それはだめだ・・・)
そこで
必ず美しい絵が描けるように
美しいニーナに
指示を仰ぐことが必要だ
ニーナとは
すでに2年の付き合いになる
いろいろと
たくさんのことを学んだ・・・
この
美しいニーナ
彼女はとても
小さいことにこだわる
どんな小さな角度の違いでも
タイミングの違いでも
絶対
見逃さない!
もちろん
僕達にとっては
絶対必要なことだけど
時々
僕には・・・
勘に触ることもある・・・(ひひひ・・・)
昨日は
この
インドの踊りのフリーダンスの
最後のところの
つなぎの場で
手を2回
打ち続ける場所がある
どういうわけか
僕は
キャシーが手を打つ
打ち方と方向と角度と
違っていたようで
しかも
手を打つタイミングの長さが
長くなかったようで・・・
ニーナは
僕に
その場所を
何度も
何度も・・・
”だめ!キャシーと同じじゃない!”
何度も
何度も
何度も・・・
”まだだめ!きれいじゃない!”
何度も
何度も
何度も・・・
”だめ!だめ!キャシーと合わせて!”
と・・・
永遠に繰り返し
繰り返し
手をうち続けさせられた・・・
20分後に
やっと
はじめて
ニーナが満足するような
手の打ち方が
キャシーとマッチしてできたわけだ!(手が真っ赤になった!)
わ~~~い!
次の日の
フリーダンスのとおしでは
いつもなら
リフトや
スピンや
フットワークなどの
規定要素に
神経を尖らせているのに
どういうわけか
僕の神経は
手を打つことに集中していた
え?
どうだったかって?
もちろん成功よ!
手を正確に打つことに
20分もかけたなんて
僕の人生の中で
何とも自慢できることじゃないけど
トーマス・エジソンの名言
”失敗なんかしちゃいない
うまく行かない方法を七百通り見つけただけだ!”
と言うように
僕も
何百回も
うまく手を打てない方法を
見つけただけで・・・
まあ
20分かけて得た
正確な
手の打ち方を
皆さんは
世界選手権で見ることになるな!
・・・・・・・クリスでした・・・