ダンスの思い出話-パート2 | キャシー・リード&クリス・リードのオフィシャルブログ「華麗なるアイスダンス」Powered by Ameba

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本当は


その時


僕達は


シェイリーンに


コーチをお願いしたのであって


ニコライは


その時


実際は


僕達のコーチではなかったんだ・・・


でも


シェイリーンとニコライは


その時は婚約をしていたから


それに


シェイリーンは


まだたくさんの


アイスショーに出ていたから


いない時が多かったから


ニコライが時々


僕達を見てくれる時もあったし


他のシニアのダンサーが


僕達を教えてくることも


たくさんあった・・・


その年・・・2005年の4月に


コネチカット州に移ってから


最初の2ヶ月は


ストローキングとターンの練習に


明け暮れた


その時


僕達は


膝の使い方も


足首の使い方も


知らなかったので


大変苦労したね・・・


おかげで


キャシーも僕も


足首に炎症を起こし


随分苦しんだ記憶がある


6月に入ってから


8月の第1週にある


レイクプラシッド・ダンス大会に出なさい


と言われ


その時


ニコライが


僕達の


ノービスのプログラムを


作ってくれたんだ


曲は


ボーカルの入った


“アランフェス協奏曲”



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その年が


僕達にとっては


ノービスのレベルで


3年目で


それまでの2年間は


地区大会では優勝したものの


セクショナルー全国大会への決定戦では


いつも5位以下で


どうしても


全国大会へのチャンスが


手に入らなかったんだ


だから


その年のレイクプラシッドの


大会に行った時も


あまり自信がなかったし


シェイリーンとのトレーニングで


僕達がどのくらい上達したのかも


まったくわからなかったし


他のノービスのチームが


どんなかも


わからなかったし・・・


この大会は


アメリカとカナダから


ほとんどのトップのチームが来る


毎年開催される


大きい大会でもある


そんなわけで


緊張の度合いも


大変なもんだ


まして


僕はまだ15才で


キャシーよりも少し背が高くなってきてて


でも


まだ


すごく若い


幼い感じがあったようだ・・・


それに


この大会は


おかしなことに


いつも


フリーダンスから始まるんだ


だから


緊張感も


頂点に達するのだ


その年のノービスの課題は


ブルースと



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スターライトワルツだった



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キャシーはねー


緊張すると


すごくおしゃべりになるけど


僕は無口になるんだ


そこに


シェイリーンが


僕に


リラックスするように言ってくるし


お母さんはお母さんで


僕の緊張感を見て


笑い出すし・・・・・


まあ


そんなわけで


僕達のフリーダンスの日・・・・・


それでなくても


コーチが


スケート会のスター・アイドル・アイコン


と言うだけで


緊張感も


並大抵のものではないのに


そこに


おまけに


僕達のフリーダンスが始まる直前に


なんと


ニコライが


白いスーツに身を包んで


すーっと


入ってきて


シェイリーンの後ろに


立ったんだよね


シェイリーンの横に立たなかったとこが


ニコライだと思った


しかし


その時の


ニコライの存在感は


すごかった


僕の心臓が止まるほど


緊張したね


びびったねBig Eyes



・・・・・・


結果


結果は・・・


そのレイク・プラシッドの大会では


全ての競技に


優勝してしまったんだ


いままでトップにいた


どうしても


追いつくことの出来なかったチームを


追い越して


優勝してしまった


信じられなかったねHappy Hands

でも・・・


この時の緊張感


いまでも


忘れられないね・・・クリスGrinning