ショートダンスのアダムズファミリーから・・・・・
キャシー： 今シーズンの私たちのショートダンスには
リフトが2つ入っています
シーズンの初めに入れたリフトは
ストレートラインのランジリフトでした
クリス： 皆さんご存知のように
このランジリフトは
２００８－２００９シーズンに
作りだしたもので
その後
入り方を変えたり
右と左を変えたり
方向を変えたりと
いろいろ変化をつけたんだ
キャシー： 昨年のNHK杯では
このランジリフト
レベルは4でしたが
どうしてもスピードが出せず
後で変えることになりました
クリス： プログラムのパターンを
変えることができなかったので
そこにはどうしても
ストレートラインのリフトが必要で
随分時間がかかって
いろいろとポジションを変えて
作り出したのが
今のリフトなんだ
キャシー： まずクリスの腕のサポートで
後方宙返りで入って
クリスの右肩に位置して
それから
回転しながらクリスの肩から背中を降りていって
クリスの左太ももに足を曲げて位置して
最後に・・・・・・・・
クリスの顔を
ジー
っと
見つめるのよ～～～～～！
ひひひひひ・・・・・・・
クリス： ・・・・・・・・
（なんにも言えない・・・・・）
キャシー： これがすべて
６秒以内でしなければいけないのよ～～～～
・・・・・・・・
プログラムの最後に入っているリフトは
振り付け用のリフトで
レベル対象ではないから
コンポーネントに加算されるはずだけど
これはまったくジャッジの判断によってしまうのね
クリス： ほんとに
レベル対象ではなくても
体力、タイミング、敏捷性と
最後の力を使いきる
結構大変なリフトなんだよ！
キャシー： え？クリスが？
うそでしょ？
このリフト
わたしだけが動いているリフトじゃない！
クリスは私を背中の上で回らせているだけじゃない！
クリス： ・・・・・・・・・・・（なんにも言えない・・・・・）
キャシー： ははは・・・・とにかく・・・
私が右足をキックすることからはじめ
次に左足をキックして
ツイスト、フリップして
クリスの背中を回りながら足をスイングして降りていくのよ
イェーイ！できたー！
＊クリス君がイーグルでリフトをしたり
キャシーちゃんが姿勢を変えながら
クリスのまわりを回ったりしたりするのは
「加点要素」として、オリジナルでかんがえるのですね？＊
という質問がありましたが
規定要素のリフトでは
男性、女性のポジションの違い
リフトの入り方などによって
レベルが変わってきます
レベル４がとれるように
どのチームも
リフトを検討します
いくらぐるぐる回っても
一見すごいアクロバット的なリフトでも
レベルに合っていなくては
レベルが取れませんし
これはほんとうに深くて
いろいろと細かい規定があります
今度時間があったら説明しましょう・・・・・
また
別の質問の
＊「振付リフト」(コレオリフト？)とは
男子シングルなら「コレオステップ」
女子シングルなら「コレオスパイラル」
みたいな位置づけでいいんですよね。
リフトとしては点がつかないけど、
加点対象にはなるってことですよね＊
・・・・・そうですね
コンポーネントの点数の中にはいりますね
でも
コレオリフトで
何点つけられているかは
まったく知ることはできませんね・・・・・
・・・・・・・・・・・
この次ははフリーダンスのリフトですね！
楽しみにしててねー！
