英語の知識
今でも尚、懲りずに専門分野は国際政治経済、とか何とか自己紹介で口走っていたりする自分が恥ずかしい。知識が全然無いにも関わらず、よくそんなみっともないことが言えるもんだなと思う。大学での授業なんてもう完全に忘れ去ったし、新聞も読まなければテレビも見ないから最近何か新しく知った事柄がある訳でも無い。
大体オバマを知るのも大変な苦労なのだ。英語を解さないreechoに向かってこの次期大統領を分かれと言うのは初めから無理である。見た目の印象からはおよそ想像が付かないような内容を早口に演説する人らしいということだけが何となくこの数日間で分かってきたのだが。英語が堪能なら演説が聞けるのに、と言う、あり得ない妄想にかられつつ、英語学習に力を入れて来なかった我が身を切実に省みた。reechoにとってはオバマはキム・ヨナ以来のマイブームなのだが、翻訳サイトを使えば自動的に殆ど正しい日本語に翻訳されて出てくる韓国語と違って、当たり前なんだが英語はその文法からして全く別で、そもそも日本語に訳すのが無理である。あえてオバマの演説を何フレーズか自分で翻訳して見たところ、ようやっとこれは人の心を捉える意味深な言葉使いをしていると思ったりした。日本語で訳された演説を一本読むのでさえ骨が折れると言うのに、何が楽しくて七面倒な英語の原文を訳せると言うのか。どこかの物好きがオバマの演説を片っ端から日本語訳してHPにアップロードしてくれれば良いと思うし、欲を言えば解釈を加えずに徹底的に直訳してくれたら嬉しいんだが。そのままアメリカの未来が読めそうじゃん、なんてやっぱ軽率?
今日は母から、日本の首相が常用漢字読めないニュースを聞かされ、別に首相が阿呆でも官僚がしっかり操っていれば日本は沈まないんじゃね?とか言いながら、今更オバマは頭が違うとひたすら賛美したりして、比較したら日本が自堕落を決め込むからやめようと思った。しかしオバマが親日的で良かったとちょっとだけ安堵する。だってああいうのを敵に回すと非の打ち所が無くて恐そうじゃんか。中国はこれからどうやってアメリカと仲良くするつもりなのか、ああいう頭脳に嫌われない為に何をするべきなのか結構興味ある(死)。あんまり真面目腐って厳格になったら親近感が無くなるし、やっぱたまには羽目を外してVisual的に楽しませてもらいたいというのが、英語能力の無い阿呆なreechoの希望。
オバマ氏当選
本日、44代目のアメリカ大統領にバラック・オバマ氏
が当選。この人、顔の動かし方と言うか表情がreechoの三年前の知り合いで、研修先にもお邪魔したことのある中国人
(復旦大学大学院卒、当時はカリフォルニア州サンノセでSEの研修中)にそっくりで、そのそっくりぶりには見る度毎にギョっとしていたのだが。まさかと思ったけれども遂に当選してしまい、これから何かに付けてこの人の顔を拝むのかと思うとまた更にギョっとする思いがある。振られた彼にそっくりな人をそんなにしばしば見たくないというのが本音であり。自分を振った相手に似ている人を何かに付けて見せられるのは正直つらい。
オバマさん、疲れているのか表情がぱっとしないことも多く、暗殺されるのを恐れているのか演説中にも何か萎縮している雰囲気を感じることが多かった。Dragの影響か単なる睡眠不足か、目が虚ろに見えるようなこともあり。頭が良いと言われているけれどもreechoには演説の内容が理解できる程の英語力も無く、この人の魅力については良く分からない。探せばもっと頭の良い黒人がいるんじゃないかと思うし、こんなに疲れた表情を見せる大統領ってどうよ?という気がしなくもない。これから付くことを期待したいけれども各国首脳と見劣りしないだけの風格が無い気もする。韓国の大統領もCleverなことで評判だし、少なくとも着実に仕事をしてくれそうな気はするけれど。くれぐれも暗殺されないように頑張って頂きたく。51州目のアメリカと言われるくらいにアメリカ直属の日本、日本ほどアメリカの大統領選に騒ぐ国も少ないそうで。ともかく当選おめでとうございました。
反省
母曰く。昨日reechoが勤める病院内清掃業務の上司から、たとえ自分の主張が正しくても目上の人の不正行為を指摘するのは反抗的と見なされるから、目上の人間に向かって単独で発言するような行為は謹んでもらいたいと言う趣旨の電話が来たと言う。reechoが家にいない間に自宅に電話をして、家族が三日間の連休の間にきちんとreechoを説得して勝手な行動を改めさせて欲しいと頼んだらしいのである。「正しいことを主張しないように注意してください」なんて頼むのは、わざわざ自分たちが悪いことをしているのを認めているようなもので、墓穴を掘っているのと違わないと思うのだが、自分たちの立場が上であることに甘んじて、どんな悪いことをしても許されなければならないと確信しているらしいのである。職場でreechoに注意するだけでなく親にまで電話して頼むと言うのは、余程切実にreechoに手を焼いている模様で、自分たちがreechoの単独行動によって被る被害を何とか抑えたいと言う熱意は伝わって来る。しかし。不正行為は不正行為である。不正行為を正す必要は無いと思っている人にどんな意見をしても無駄かも知れないが、不正行為の摘発を止めてはならないと思う。自分たちの不正を隠蔽する為に協力を求めて来る人に気軽に手を差し伸べる従順な日本人と違って、reechoは上からいくら叩かれても隠蔽に協力するつもりは毛頭無い。だから反抗的と言われるのだが、その特徴を直すべきだとは思わないし、多分殺されても直らない筈である。不正行為の隠蔽が日本人の義務だと言われても、不正行為の隠蔽に加担するつもりは無い。皆が我慢して従っているのだからお前も我慢しろというのも無理な話である。reechoの小学校時代の通信簿、生活欄では常に「正義感が強い」と「公平性がある」だけが「良い」に記され、他の項目が全部駄目でもこの二つだけが常に良かった記憶がある。そもそも他の項目が全部駄目という所に問題があるのだが、誰に対しても見境なく率直に発言する無神経な人間だったことは、幼い頃から誰の目にも明らかだったと思う。自分が絶対に悪いことをしない訳でも無いし、えこひいきもするし正義感があるとも思えないが、やはり不正行為の隠蔽は許せない。自分が被害を受けるなら尚更である。上からどんな圧力を加えられてもその意識は変わらないし、圧力を加えられれば加えられるほどに正義感が強くなっていくだろうと思う。reechoの上司は、病院側或いは清掃業務請負会社側の不正行為がreechoによっていちいち問題化されて叩かれたら存続が危ぶまれるという危機感を強めているらしく、飽くまでもわが社は病院の下請企業であって、一年契約の一年更新、生意気なガキが勝手に病院に楯突いて迷惑を掛けたら来年から他社に仕事を取られるから黙れと言うのである。今まで大人しく不正行為に協力して来た従順な人々に不利益を与えることは許されないと言う責任者の立場も分からなくもない。しかし残念ながら、自分の地位の確保、組織の温存・現状維持に努めるばかりの狡賢い人々に丸め込まれるreechoでは無いし、お前が黙らなければ会社全体が迷惑すると言えば黙ると思っているのか、部下を脅すなり殺すなり好きなように振舞う上司がいちいち部下に物を頼むのも可笑しいのである。そもそもそんなことで大人しく服従させられるとは思っていないだろうから、改めてreechoに自己主張させて皆で袋叩きにするのも狙いだろう。「悪いこと、みんなでやれば正義です。」こんなことが誰の口からも出てくるのが日本の特徴なのだろうか。自分たちの不正行為の隠蔽に結束する日本人、やることが卑怯だし醜悪だし、同じ日本人として目を覆いたくなることばかりである。たとえ卑怯な人間だけが生き残る社会であったとしても、reechoは小賢しく生きる道を選ぶつもりも無く、それじゃあ死んでもらうから、と簡単に殺しに掛かる人々に囲まれ、寄らば大樹の陰と言うことで、特に自分の所属する組織が命の人にとっては、組織に従属しない人間は死んだも同然と看做されるのを感じる。狭い社会に長らく生きていると視野が狭くなると言うけれども、果たして汚くない会社・社会が存在するのか聞いてみたいのだが。上司の確信はずばり「存在しない」であり、余程醜い社会に所属し、汚いことをし続けてきた人なのだと思わされることも多い。