野菜嫌いの家庭菜園 -2ページ目

戴冠

新人戦四国大会2016決勝


昨日の大雨の中での勝利で、小僧達に小さな自信が芽生えたのかもしれない。

今日は雨はないものの風が強く、キックゲームとなれば小僧の責任は極めて大きい。対戦チームは昨年負けた伝統校。今年は全体的にサイズアップし、昨年以上にFW戦での劣勢が予想された。相手はFW戦にこだわる傾向にあるため、キックで確実にエリアを取れば昨日より楽に戦える・・・と正直思ってた。

前半、幸先良くFWがボールを動かし、あっさりと2トライ。強風の中で小僧もきっちりとコンバージョンを決める。このまま快勝かと思ったが、決勝戦は甘くはなかった。セットプレーでことごとく劣勢、強力モールに手こずり前進を許す。今日もゴール前に釘付け。小僧はパイルアップ職人として活躍するも、ピンチは続く。この日は小僧のキックが久しぶりに当たっており、強風・風下の中でも、インゴールからハーフウェイ近くまでタッチで戻す。が、それでもでも連続ラックとモールで攻めこまれ、またゴール前に釘付け。でも今年のチームは粘る。トライを許さない。昨日の試合を見ていたので割と安心してみていられる。

後半は余裕がでて、自陣からエリアを取らずにランで攻め込もうとしたりしてリズムが崩れ始める。1トライ返されるが、相手のコンバージョンは失敗。ここまでのコンバージョン成功がじわじわと効いてくる。プレー再開後ゴール前に攻め込むと前半同様あっさりとトライし突き放す。相手の攻めがモール一辺倒のため、小僧はエリアをとることで相手の攻撃をリセット。時間を使わせて危なげなくの逃げ切り優勝。昨年の選抜出場校2校を連破しての初優勝にもっと感動するかと思っていたが、安定した試合運びに感心するだけだった(OB達ののtwitterはお祭りだったみたいだけど)。

こんな安定した大人の試合を目にする日が来るなんて。。。5年前はじめてこのチームを見た時は守備が淡白で、試合前から負けを受け入れているように見えた。そのあと先輩たちが少しずつ道を拓き、1歩ずつ前進しここまで来たのが感慨深い。観戦してきただけでこうなんで、関係者の喜びは一入だろう。このスタイルを継続し、これをチームカラーとして一段上がるところに来ているような気がする。そんな期待を抱かせるような横綱相撲での優勝、選抜決定の瞬間だった。県勢初の優勝、センバツ出場とのこと、県関係者の悲願だったと聞いた。この12月で引退した3年生マネージャーも前の席で大泣きしていた。

メンバー全員が勝利に貪欲で、走り回り、しがみつき、声を掛け合い、ベンチメンバーまで声を枯らしてアドバイスを送る、そんなチームの一体感は見ていて本当に心地よかった。このまま成長し、良い12月を迎えてほしい。願わくば小僧はジュニア時代のチームメートと対戦し、勝利し、高校最後の正月を花園で迎えてほしい。そして、後輩にチームを託して次のステージに羽ばたいてほしい。

ここまで来るには、ジュニア世代からの育成、メンバー勧誘、父兄コーチの丁寧な指導、等々多くの人達が関わり懸命に続けてきた。一定の距離をとって見ているだけの私は本当に頭が下がる思いです。これからはOBも加わり監督を盛り上げてってほしい。そうやって伝統ができるはず。

次は未知の領域の選抜大会。昨年、今回倒した2校が何もさせてもらえなかった舞台。そして元チームメートと再会・・・と思っていたら、強豪校であるはずの両チームともコケてた。やっぱり、中央で代表になるって簡単じゃないのね。協会推薦でなんとか復活してほしい。小僧達の対戦は僕らの夢なんで、ホントお願いします。

あー、休み取れるかなー、めっちゃー遠いなー、でも絶対に観戦に行くぞ!
SLに乗れるかなぁ、ラーメンがうまそうやなぁ、試合のビデオはとっとこ。


ノーサイド

王手!

新人戦四国大会2016準決勝


先週末は全国的に大雨だったみたいだけど、とくに四国はやばかった。

そんな冬の大雨の中、小僧の新人戦四国大会が開催。1位になると、選抜大会に出場でき小学生時代のチームメイトと対戦できるチャンスとなる。小僧のチームは年々チームとしての完成度が上がっており、県予選も隙無く完勝。優選抜大会出場に期待が膨らむ。

初戦は最大の山場。長く四国のラグビーを牽引してきた愛媛の代表で県予選を圧勝で勝ち上がってきた優勝最有力のチーム。試合前から土砂降りで、気持ちの強さとベースの技術が露わになる状況下で、小僧とチームがどのように戦うのか、楽しみにしていたのに、山奥のグランドが見つからず到着は試合開始直前 (;^_^A  とりあえず、通路で観戦することにした。


試合は予想通り、双方にハンドリングエラーが散見。その中で小僧チームのFWは練習の成果を発揮し、相手の強力FWを押し込んで愚直に前進、が、小僧の方はキックが当たらず、飛ばない・・・自陣ゴール前のパントもキャッチミスし大ピンチに。だが今年のチームは粘る。ゴールラインを背に何度も止める。これまでの小僧チームはラックサイドを簡単に割られトライを許す淡白さにもどかしさを感じていたが、今年のチームは止める!簡単にトライさせない。焦れた相手がハンドリングエラーすると、そこから一気にチーム全体で畳み掛けるように攻める。FWがピックアンドゴーで前進すれば、BKもアングルを付けてスピードに乗ったラインアタック。雨中の試合とは思えない小気味の良い攻撃、そして先制トライ。その後もトライを重ねると小僧もコンバージョンを確実に決めて相手の戦意をそいでいく。その後はキックの応酬となるが、小僧のキックが当たり始めキックゲームで地域をとる。そして試合終盤のラストプレーで土砂降りの中で長いPK決めて試合を締める。下馬評を覆す完勝に客席はどよめく。小僧はこの日、キック職人、パイルアップ職人として勝利に貢献していた。ランも見たかったけど、堅いプレーに終始してたな。

ホント今年のチームは、今まで見た中で最もFW・BKのバランスがよく、全員で走り、勝利を目指す。小粒だけど迫力ある攻撃と堅守は見ていて気持ちがよい。明日の試合も楽しみだ。あーでも、連日の往復350キロはきついなぁ。絶対に勝ってくれ!


花園2016.12

花園2015.12

ホンマに忙しくて約1年ぶりの更新・・・

昨年、小僧の試合を観戦した高校ラグビー全国大会。

今年も県予選を勝ち上がり無事到着(1回勝つだけで花園に来れるなんて羨ましい。でも、自分が高校生の時のチームより絶対に強いわ)。

夏の7人制では優勝候補しか居ないプールで個の強さの違いを見せつけられたが、それから4ヶ月を経てたどり着いた15人制でどこまでやれるのか興味津々。

小僧の小学生時代のラグビーの恩師は今年も隣で観戦してくれ、小僧のサッカークラブ時代の父兄まで新幹線に乗ってわざわざ観戦に来てくれている。元チームメートは強豪チームのリザーブとして登録しており、勝てば次の試合で対戦の可能性がある。我ら父兄にとっても、待ち望んだシチュエーションにドキドキワクワク、しかし、対戦相手は関東の強豪、勝つのは至難の業だ。我らの思いを叶えてほしいとスタンドで試合開始を待った。

しかし、試合開始からチーム全体に硬さが見られ、攻守ともになかなかハマらない。昨年の東北の強豪もそうだが、相手は手堅いプレーで初戦を確実に取ろうとする。ライン裏のキックをうまく絡め、セットプレーのTOを起点に確実に加点する。小僧のキックも当たっておらず、誤審のDTなどが確実に得点に結び付けられる。

ただ、ハマってはいなかったが、今までの全国大会よりも戦えている。ラインブレークは簡単にされない、モールも押せる。BKも大外で勝負すれば大きくゲインできる。勝敗は前半で見えてしまったが、ワクワクするプレーが随所に見られる。チームとしての一体感も高い。諦めない。小僧もキックはいまいちだが、多彩なライン攻撃やタックル、今まで見たことがないセービングでチームに貢献する。後半には攻撃時のキックが解禁。最初は四国のチームが見せない絶妙なポジショニングに戸惑うものの、自陣からのRUNや長いゴロパンで得点を演出。点差以上の好ゲームとなった。あいつらとの対戦は来年にお預けとなったが、今回はいい経験ができたのではないだろうか。

試合を通じて高知のラグビー環境の問題と希望が見えた気がした。
個々の能力は今年も相手チームを上回っていたと思うが、チームの完成度とプレーの習熟度がそのまま点差になっていたが、個々の力は劣っていない。これは去年感じていたことと同じ。

ゴール前の相手ボールのペナルティでスキを作って回されトライ、シンプルなハンドオフの一突きで突破されトライ、中途半端なキックからチェイスが甘く逆襲されトライ、ラインアウトのバリエーションが少ない、ちょっとしたボディコントロール、相手の良さを消すテクニック、レフェリングへの対応(試合序盤にOTTやNRAに明確な基準を示して欲しかったが)など、ゲームに勝つ手段のところで、大きな得点差ができてしまう。

一方で、個々の強さに差はなく、FW第三列とBKの走力は相手より上だった。これは、競技人口の少なさを補うジュニア世代の育成の賜だと思う(ほんと、あれだけの競技人口と予選参加校がありながら、毎年優勝候補に上がらない某県にも見習ってほしい)。コーチの丁寧で粘り強い指導は素晴らしいし、安易に強豪県から越境入学させて強化を図らない信念にも感銘を受ける。

このまま少しずつ競技人口を増やして、九州や関西の強豪といい勝負ができるようなチームを作り上げてほしい。スーパーな選手に引っ張られ一段上がった昨年のチームはその起点であり、今回のチームは今後の指針となるFW/BKや攻守のバランスが取れたチームだったと思う。これは今の3年生が後輩に託すべく、黒子に徹して作り上げたスタイルなんだろう。

自分が高校生の頃、先輩の思いを受け取ったのか、後輩に託せたのか、彼らを見てると当時の自分が本当に恥ずかしくなってしまった。

さあ、準備は整った、次は小僧達の番だ。来年もラグビーファンの記憶に残るようなチーム、プレースタイルを自分たちの手で作り、将来、強豪と呼ばれるチームとなるべく、その礎を築いてほしい。

小僧、ホンマ、ええ学校に入ったな。

久しぶりに帰ってみて感じたこと

先週末、出張のあと久しぶりに実家に帰った。

久しぶりの難波はなんとか節の中国人でごった返し、
高校時代に通ったうどん屋は跡形もなく、
チャリ通してたドカベン香川がおっさんに野次られていた
大阪球場は六本木ヒルズみたいな商業施設に変わっていた。
道頓堀のラグビーショップもなくなり(心斎橋に移転?)、
日本橋の電気街は見る影なし。

こういう心境が影響したわけではないと思うが、
前日に行った三宮や京都の方が、らしさの強調された良い街だと感じた。
(飯も、三宮や京都のほうが断然ウマイ!)
梅田は劣化版東京みたいだし、難波は漂う粉モンの香りと
グリコの看板だけがらしさを残していた。

心斎橋の聖地もとりあえず巡礼してきたが、
アメリカ村に昔の活気がなかったのも寂しかった。

橋下市長がどうするのかわからないが、
このままじゃ大阪のアイデンティティが無くなっちゃうね。

まだまだやね。

1月から2月初旬にかけて、次年度の予算確定のため大忙し。
なんとか予算の確保に成功し、次年度も四国にいることが確定。

その間、小僧はSOにポジション変更。
エースランナーを活かすための布陣変更だと思うが、
両足でキックが蹴れることや、パスのスピードと精度向上も理由かもしれない。
ランニングスキルはまだまだだけど。
自分がやってた時なんて、使われる側ばかりでSOなんて夢のまた夢。

良いポジションもらったなと小僧に言ってみたら、
監督から怒られる回数が増えたから好きじゃないとか。
もう、典型的な今どき世代発言にがっかり。

それでも、県内にライバルがいないのか
いつの間にか新人戦四国大会に出場することに。

初戦の愛媛のチームとは点差以上の完勝。
早いライン攻撃をリードしたりDFのギャップを付いてトライをしたりと、
意外と様になっていたが、終了間際の2度のダイレクトタッチで
チームのリズムを乱し相手を起こし反撃を許す。

翌日の決勝戦は徳島のチームに点差以上の善戦。
小僧は経験不足を露呈し、風下での無理なキックや
FLの早い出足に気づかずチャージされたりダメダメ。
(でもラッキーバウンドで地域の挽回には大きく貢献)
後半は本来のFBに移動し、守備に専念。
ラインを抜けてきたWGを仰向けに倒したタックルだけは
褒めてやろうかな。

経験が必要なSOとしてはまだまだ精進やね。
自分たちがやりたいことを優先するだけだと、
この間の花園みたいになるぞ。
相手を見て、自然を味方にして、状況判断良く
見方に意図が伝わるようなプレーができるようになると
今のポジションがもっともっと楽しくなるよ。
去年に比べると小粒だけど、FWとBKのバランスが良く
伸びしろも大きい楽しいチームだと思うから
頑張ろうな。