戴冠 | 野菜嫌いの家庭菜園

戴冠

新人戦四国大会2016決勝


昨日の大雨の中での勝利で、小僧達に小さな自信が芽生えたのかもしれない。

今日は雨はないものの風が強く、キックゲームとなれば小僧の責任は極めて大きい。対戦チームは昨年負けた伝統校。今年は全体的にサイズアップし、昨年以上にFW戦での劣勢が予想された。相手はFW戦にこだわる傾向にあるため、キックで確実にエリアを取れば昨日より楽に戦える・・・と正直思ってた。

前半、幸先良くFWがボールを動かし、あっさりと2トライ。強風の中で小僧もきっちりとコンバージョンを決める。このまま快勝かと思ったが、決勝戦は甘くはなかった。セットプレーでことごとく劣勢、強力モールに手こずり前進を許す。今日もゴール前に釘付け。小僧はパイルアップ職人として活躍するも、ピンチは続く。この日は小僧のキックが久しぶりに当たっており、強風・風下の中でも、インゴールからハーフウェイ近くまでタッチで戻す。が、それでもでも連続ラックとモールで攻めこまれ、またゴール前に釘付け。でも今年のチームは粘る。トライを許さない。昨日の試合を見ていたので割と安心してみていられる。

後半は余裕がでて、自陣からエリアを取らずにランで攻め込もうとしたりしてリズムが崩れ始める。1トライ返されるが、相手のコンバージョンは失敗。ここまでのコンバージョン成功がじわじわと効いてくる。プレー再開後ゴール前に攻め込むと前半同様あっさりとトライし突き放す。相手の攻めがモール一辺倒のため、小僧はエリアをとることで相手の攻撃をリセット。時間を使わせて危なげなくの逃げ切り優勝。昨年の選抜出場校2校を連破しての初優勝にもっと感動するかと思っていたが、安定した試合運びに感心するだけだった(OB達ののtwitterはお祭りだったみたいだけど)。

こんな安定した大人の試合を目にする日が来るなんて。。。5年前はじめてこのチームを見た時は守備が淡白で、試合前から負けを受け入れているように見えた。そのあと先輩たちが少しずつ道を拓き、1歩ずつ前進しここまで来たのが感慨深い。観戦してきただけでこうなんで、関係者の喜びは一入だろう。このスタイルを継続し、これをチームカラーとして一段上がるところに来ているような気がする。そんな期待を抱かせるような横綱相撲での優勝、選抜決定の瞬間だった。県勢初の優勝、センバツ出場とのこと、県関係者の悲願だったと聞いた。この12月で引退した3年生マネージャーも前の席で大泣きしていた。

メンバー全員が勝利に貪欲で、走り回り、しがみつき、声を掛け合い、ベンチメンバーまで声を枯らしてアドバイスを送る、そんなチームの一体感は見ていて本当に心地よかった。このまま成長し、良い12月を迎えてほしい。願わくば小僧はジュニア時代のチームメートと対戦し、勝利し、高校最後の正月を花園で迎えてほしい。そして、後輩にチームを託して次のステージに羽ばたいてほしい。

ここまで来るには、ジュニア世代からの育成、メンバー勧誘、父兄コーチの丁寧な指導、等々多くの人達が関わり懸命に続けてきた。一定の距離をとって見ているだけの私は本当に頭が下がる思いです。これからはOBも加わり監督を盛り上げてってほしい。そうやって伝統ができるはず。

次は未知の領域の選抜大会。昨年、今回倒した2校が何もさせてもらえなかった舞台。そして元チームメートと再会・・・と思っていたら、強豪校であるはずの両チームともコケてた。やっぱり、中央で代表になるって簡単じゃないのね。協会推薦でなんとか復活してほしい。小僧達の対戦は僕らの夢なんで、ホントお願いします。

あー、休み取れるかなー、めっちゃー遠いなー、でも絶対に観戦に行くぞ!
SLに乗れるかなぁ、ラーメンがうまそうやなぁ、試合のビデオはとっとこ。


ノーサイド