魁力屋は看板にもある通り京都北白川の屋台を発祥とするチェーンだ。

10年くらい前から関東にも進出して来て現在はそこここで見かける人気チェーンになっていますね。

 

 

直近で行ったのは先月なんですよ、その時は限定の背脂スタミナらぁめんを食べたのだが。

魁力屋で背脂スタミナらぁめん超を食べて来た。 | redtylerのブログ

内容豊富で味変も楽しい美味しいラーメンでしたね。

2年前にはあご煮干し醤油ラーメンというやはり限定ラーメンを食べました。

魁力屋にて限定あご煮干し醤油ラーメンを食す、間違いのない美味しさでした。 | redtylerのブログ

なのでノーマルは久しく食べていないようなのですね。

ですがやはり限定は出ていて。

 

 

ウーン悩むなぁ、これとっても美味しそうじゃないですかぁ。

しかも魁力屋にしては珍しい塩味ですよー、これひかれるなぁ。

でも初志貫徹です、基本の醤油味を頂きます。

 

 

背脂醤油肉入りラーメンです、蛋白質補給を込めて肉入りにしました。

チャーシューが花びらで沢山入っていますが、スライサーで薄ーく切られてるので総量としては見た目ほどではないですよ。

背脂は多めにした、こちちらの背脂も良く炊きだされているので脂っぽくなくうまみがタップリある。

こちら卓上のネギが入れほですから当然投入します。

 

 

先ずはこの位にして食べて行きましょう。

早速スープ行ってみましょう。

 

 

いゃあうまいなぁ、豚の旨みがたっぷりのまあるい豚スープです。

同様の物はここ最近他店でも食べていますがやはり違う。

豚骨のげんこつ主体で摂っているスープはG系や家系などと同じ(という事はラーショとも同じ)なのですが濁りをあまり作らず丁寧に摂っているベーススープだ。

これ実は東京豚骨と同じで発祥の千駄ヶ谷ホープ軒に似ています、背脂も入るから益々似ている。

だが東京豚骨はもっと醤油も立っているし旨みにインパクトがある。

魁力屋のすべてを豚が包み込んでしまうようなまあるいスープとは違いますね。

 

この濃厚豚骨というのは前出以外でも井出商店代表の和歌山ラーメンや久留米発祥とされる九州豚骨など、全国の各地でそれぞれが昭和30年代という同時代にスープの煮込み過ぎという偶然により出来ているというのも面白いですね。

ただやはり同じ煮込み過ぎた豚骨でもそれぞれに違いがある訳で、それも又かなり興味ある事だし楽しいですよね。

という事で何時もの脱線です、元に戻します。

 

兎に角まあるい豚骨に良く火入れされた角の無い濃い口醤油がピタリと合って背脂が旨みをアップする。

改めて魁力屋の実力をしっかりと感じる事が出来ました。

 

 

麺は細麺です、加水少な目なのですが博多などと違いそこまで低加水では無くかん水もそれより多く使っているよう。

なのでかパツリとした食感が続き後半までダレる事なく食せます。

スープ絡みも良くこれも人気になる要素ですね。

 

 

たっぷり背脂を絡ませるともうたまらない、ひたすら旨みを感じて食べられる。

 

 

チャーシューは前述スライサーでペラペラなもの、味付けはしっかり目でペラなのを補完する。

この大きさが7枚入っているのでペラといえど食べ応えは有りますよ。

 

食べ進み途中で味変です、卓上は充実しています。

 

 

先ずはこちらからですね。

 

 

G&Sフードのラーメンコショーは普通に市販品です、だがこれをレギュラーにしているのは流石だと思う。

市販の中からでも自らのラーメンに合う物は積極的に採用するという気持ちが感じられる。

 

 

このコショーの特徴は黒胡椒を細かく挽いている所だ、それもパウダー状になる程は挽いていない。

これが絶妙でブラックペッパーの風味と共に加熱による辛さも加わってこの背脂豚骨醤油に更なる旨みを追加する。

 

勿論追いネギもしますよー、ネギ大好きですしね。

 

 

これだけ追いネギしてもスープブレしないのがこのスープの良い所だ。

シャクシャクと麺と一緒に食べても味は薄まらず美味しさがアップします。

 

 

定番ニンニク投入です、こちらのニンニクは細かく引かれた物でこれも絶妙。

粗挽きでは物足りないが細かなおろし状だときつく感じたりする大陸製のニンニクです。

丁度よい所をついているようでニンニクの良さをしっかり追加されます。

 

 

最後はこのヤンニンジャンを投入してフィニッシュします。

辛みはしっかりですが激辛では無く、定番の豆板醤とはまた違った風味があって後半の味変が加速します。

 

実はこれらの味変は今回このマニュアルを見てやってみたのですね。

 

 

まぁ言われなくともいつもやっている事とは大差ないのですが。

魁力屋のテイスターさんとしては多分これを提示しないと始めから味見もせずに卓上グッズを色々と入れてしまう輩が多いからなのではと思うのですね。

それにしても絵のネギの盛りがいいですねー、これくらい盛って食べてくださいという事なのでしょうね。

この心意気のいいですよね、ネギ好きな私でもここまでネギ盛はしないですしね。

 

本来の背脂醤油を食べてみてその美味しさを改めて確かめられました。

チェーンとして大きく展開しているのも納得の美味しさでしたよー。

又近いうちにこれまた大好きな九条ネギラーメンを食べに行くこととしましょう。

ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。