魁力屋が関東に進出してきたのは10年ほど前。その後どんどんと支店を増やしているのだが都心部には無い。

それは何処も駐車場を完備した郊外型の大型店舗だからで、地代が高い環七以内には存在しません。

だが当工房からバイクで20分圏内には浦安、一之江にここ八潮店があります。

 

 

京都背脂醤油ラーメンのチェーンですが、同じようなラーメンを展開するチェーンの横綱が関東4店舗なのに対し、魁力屋は30店舗以上あり全国では64店舗と北は宮城から南は沖縄まで展開してます。

 

今回食すのは期間限定のこちらです。

 

 

背脂がびしりと浮く京都白川ラーメンに魚介がどのように使われているか、興味津々で

来ましたよー。

こちらもオーダーがタブレットになってます、カウンターも各席1台づつ用意されている。

 

 

卓上は何時も通り。

 

 

そして魁力屋といえばこちらですね。

 

 

漬物は置いといて、薬味のネギも入れ放題です。

メニューには九条ネギラーメンも有り、これの背脂マシが私の何時ものデフォなのですがなんか気になってたんですね。

 

では今回期間限定あご煮干し醤油ラーメン、麺、背脂全てノーマルです。

 

 

おーびしりと浮かぶ背脂は正に魁力屋なのですが、トッピングに白髪ネギと茗荷が。

そしてあおさ海苔がタップリ乗ってますよー、これ結構大胆、こちらでは始めて見るトッピです。

ではスープから行ってみましょう。

 

 

見た通りの沢山の背脂ですが、よーく表面を見てください。

油自体は殆ど浮いていない、なので全然しつこくないんですね。

背脂は良く炊きだされているので油分は抜けて旨味だけが残っている、これも人気店の理由ですね。

老若男女誰もが美味しいラーメンです。

 

という事で基本のスープは魁力屋の醤油です、では魚介はどうだろうか。

それはとっても穏やかな物、がっつりしたものでは無い。

特にあご出汁って元々がとっても上品な物だからラーメンに使うにはかなりの量が必要、なので煮干し(鰯)で補強していると思うのだが。

その煮干しも又強く主張する程使われていない、あくまで基本は魁力屋の醤油でそれを基にあご出汁が調和されている。

 

実はスープよりも驚いたのはトッピングの方だ。

沢山のあおさ海苔はその見た目よりも主張は控えめだが、麺と絡めて食すと結構な味変インパクトになる。

もっと驚いたのは茗荷だ、この素麺の薬味がこのラーメンにも合うのだ。

量的には少ないのだが所々で引っかかってくる、出来ればもう少し欲しいと思った程。

 

 

麺は何時もの細麺だ、のどごしも良いがしっかり咀嚼すると小麦感も有る。

ツルツルとスープ良く絡めますから箸も止まらない。

 

 

チャーシューはペラなこのサイズが3枚、味付けも控えめなので麺と絡めても美味い。

チャーシュー麺にしておけばよかったかなぁ。

 

 

メンマは繊維質がしっかりある物、でも軟らかなんですよ、この辺上手だなぁ。

 

 

入れ放題のネギは昔はたーーーっぷりと乗っけたものだが、今はこの位で。

麺と絡むのは楽しいが入れすぎると食感も壊しますし、スープも冷めちゃいますからね。

ニンニクもちょっと使わせていただきましたぁ。

 

 

いやー、総じて無難というか美味しいのちょっと上のレベルというか。

これこそチェーン店の底力を見せて頂きましたねー。

個性的でどうしてもというレベルでは無いが、それでもラーメン食べたいと思う時に片隅にはしっかりと位置していると。

期間限定メニューでもその本質は大きく変えない、いろいろな個性を出して来る花月嵐とは真逆な展開です。

どちらにも理は有りますからね、選択肢多いだけ私は楽しいですよー。

という事で、しっかりと堪能させていただきました、おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、、。