サンポー食品の基幹商品である焼豚ラーメンとコラボしたこのカップはもう定番商品となっていますね。
都内のスーパーでも扱っている所ちらほらありますよ。
丸幸ラーメンセンターといえば久留米ラーメンの老舗超有名店だ。
初代は1952年久留米市日吉町の文化街入口に『幸陽軒』さんを開業、後に現在の場所に1965年オープンした。
国道3号線沿いのドライブイン形式でなんと席数は150席あるという。
これが朝9時の開店よりほとんどの席が埋まり、土日休などは並びの出るという破格のラーメン店です。
対して焼豚ラーメンはもう九州人の定番カップ、ソウルフードといっても良いくらいの存在です。
私の後輩の九州出身ミュージシャンもこれは何時も家に在庫しているというくらいだ。
形態は大盛のバケツカップです。
麺量は93gとエースコックのスーパーカップシリーズとほぼ同じ大盛カップとなっています。
同社の井出ちゃんぽんカップと同じ形態で食べ応えも十分ですね。
井出ちゃんぽん監修、サンポー食品の大型カップはこれうまいですよー。 | redtylerのブログ
では内容を見てみましょう。
4袋と中々の内容です、油揚げ麺に粉末スープに調味油、紅生姜、そしてこれ。
焼豚ラーメンの象徴、勾玉型(ハート形)のチャーシューです。
早速熱湯を入れ3分です。
これだけ見ると何時もの焼豚ラーメンなのですが果たしてその味は。
こちらは撮影のために紅生姜を乗せていますが、支配的な味なので後半の味変用に取っておきますよ。
では、スープから。
後入れの調味油は言うまでもなくラードです、これが玉に浮かんでいますよー。
その味は、。
サンポーの粉末豚骨は定評あります、私が豚骨の魔術師なんて呼んでいる位の再現力が有る。
だがコラボもとになっている焼豚ラーメンはそれ程ド豚骨では無いんですね、メインはポークエキスですがチキンエキスも使われている。
勿論ポークが主体ですがチキンも利いてるのが焼豚ラーメンなのですね、なのでド豚骨よりもちょっと軽さが有って食べやすいんです。
この丸幸ラーメンセンターとのコラボカップはそれよりも若干豚骨、つまりポークエキスの配合が多いでしょうか。
豚骨臭も少し多いようでただ単に容量をアップしただけのものでは無いようです。
浮かぶラードの旨みも絶大でおいしいスープですねー。
麺は焼豚ラーメンと同じもののようだ、細麺で縮れが有る何時もの麺です。
この何時もの麺はサンポー独特のもので、揚げ油にもラードを配合していて豚骨スープとの親和性を高めたものです。
昨今カップ麺の油揚げ麺はそれを感じさせないノンフライに近いものを開発するようになっていく傾向があります。
それは本物志向という事で、油揚げ麺のあの油揚げ臭を極力抑えた物へと進化させているのだが。
こちらはその真逆で、敢えて油揚げ麺の魅力を生かしていくような方向性なのだ。
私は油揚げ臭は無い方が良い派だが、中にはこういうタイプが有っても良いとも思うし、この麺は大好きでもあります。
という事で流石に豚骨を熟知したサンポー食品のカップでしたね。
味の基本は焼豚ラーメンのもので、それを丸幸ラーメンセンターの監修により豚骨をより利かせて来たもの。
量もたっぷりで食べ応えも有ると。
おいしかったですよー、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。