こちらとんちゃんは埼玉県の富士見市鶴瀬に有るお店です。
協力会社のある東所沢へ行く途中に色々と周辺のラーメン屋さんを点検して回っていますがこちらはかなりの間宿題店でした。
この日はうまい具合に時間が合った、1時をかなり過ぎていてかなり空いていると思う、なので入って見た。
駐車場が脇に有って5台のスペースがあります。
店内入ると結構奥に広い、カウンターは4席ですが4人テーブル3に小上りに2席と24席が有ります。
営業は50代と思われるご夫婦二人で、おふたりとも優しくて表題のようにアットホームな感じで落ち着きますねー。
先客は無し、もう閉店間際だったのでテーブル席に陣取ります。
メニューが豊富です。
定食類も充実していますね。
レバニラ気になりますがその下のレバ焼って、とっても気になります。
基本のラーメンメニューは此方です。
とんこつラーメンが店名なのだがメニュートップはしょうゆラーメンだ。
気になるもののやはりここはとんこつラーメンだろう。
少し迷いましたが入店前からRDBの視認により決めていたネギとんこつを口頭オーダーです。
待つ事5分程で着丼です。
白く乳化した豚白湯です、豚骨臭は殆どしません。
スープが多めなんですがこれは私が麺を7割くらいに控えてと無理を言ったのでこうなっています、笑顔でのご対応でありがとうございます。
ではスープから行ってみましょう。
玉に浮かぶ脂はラード主体ですがそれだけでは無いようだ、ネギ等野菜の香味を感じる。
サラリとして上品な豚骨です、他にも香味根菜などの旨みも加わっている美味しいスープですねー。
塩分濃度はちと高いです、どんどん啜れるスープですがこの塩味が途中で制御をかけるか。
麺は黄色い中華麺、細目で縮れが有ってスープを纏ってくるタイプ。
スルスルというよりズズーっと啜る感じがこれいいですねー。
玉子麺なので食感もしっかりとこれ美味しいです。
チャーシューはバラで巻いていないタイプ。
醤油スープに煮汁が使われているようで味付けは醤油ベース、なので煮汁をタレにしているから少しパサ気味ですが。
バラ肉の脂身がそれを補っているか。
メンマは柔らかいものが結構たっぷり、ここまで柔らかいのは業務食材かなぁ。
あっさりとした味付けで主張過ぎず良い箸休めにもなっていますよ。
成程近隣は住宅地で鶴瀬の駅からも離れています、だが年季の入ったお店はしっかりと地元の方達に愛されているからですね。
家族連れでも一人で飲みに行ってもいいお店と思いました。
ただこのとんこつを食べてみてこちら周辺で気になることが。
それはここから車で5~6分の場所に同じく豚骨スープを主に繁盛しているお店が有るのです。
鶴瀬の名店三四郎さんだ。
麵屋 三四郎さん、久しぶりは健在の美味しさでした。 | redtylerのブログ
こちらのメインはSIOとんこつというラーメンで、似たような見た目の豚骨ラーメンなんですね。
元は札幌で有名店でしたが何故か埼玉のこの地に移転して来た。
三四郎さんの修行先はあの山頭火さんです、そうあの塩豚骨を継承している。
勿論この地でも昼時は並びが出る名店だ、その旨さは折り紙付きだ。
どちらを取るかといえば私は三四郎さんという事になるのですが、こちらとんちゃんもなかなか隅に置けないですね。
それは沢山のメニューと、営業するご夫婦の人間性によるものなのかもです。
何より居心地がよかったです、お店って味だけでなく人もだというのを再認識いたしました。
ごちそうさまでしたー、、、、、、、、、、。