麵屋三四郎さんは埼玉県富士見市、東武東上線鶴瀬駅近くに有るラーメン屋さんです。
元は何と北海道札幌市中央区南8条に有った店舗が、何故か2012年にこの地に引っ越してきたのだ。
札幌出身であるが形態としては旭川ラーメンで鯵の煮干しを使った魚介豚骨醤油を出しているし札幌時代に人気だった吟醸味噌ラーメンも提供されています。
午後1時半先客3名後客4名とお客さん絶えないですねー。
コロナ過以来の久しぶりの来訪です。
現在店一押しのメニューは豚Sioラーメンだ、そう塩味の豚骨ラーメンです。
なのでこの日は久しぶりでしたので豚Sioラーメン味玉入りで。
乳白色した塩豚骨スープに玉にラードが浮かぶ。
流石に北海道をルーツとするラーメンの出で立ちだ。
ではスープ頂いてみましょう。
おー、豚の旨みがたっぷりだ、だが九州豚骨のような臭さは全くありません。
浮かぶラードの香りもいい、これはスープに浮かんだものでは無く精製された純ラードを使っているから、丼にスープを入れる前にタレ用レードルで一杯投入していますね。
麺は加水の少ない玉子麺だ、店内アナウンスでは北海道より取り寄せているという。
旭川ラーメンがルーツという事で加藤製麺製なのか、これは何時も聞き逃している。
いつも忙しくされているのですね、なのでお話を聞くタイミンぐを逃しているのですね。
低下水で卵が入るプツリとした食感で小麦感もたっぷりだ、細麺でスープ絡みも良く美味しい麺です。
チャーシューはしっかり味のトロバラチャー、これが2枚入ってます。
煮汁をスープタレに使っているか若干パサなのだが軟らかで美味しい。
メンマは繊維質を残しつつ柔らかい、多分業務食材と思うがコストはかかっておりチョイスは間違いなく良いものです。
という事で、こちら旭川ラーメンで塩豚骨という事は。
ハイ、山頭火さんですね、こちらで修業して独立したかインスパイヤなのか、これもいつか聞いてみないとですね。
他のメニューで魚介豚骨醤油というのが有る、創業当時からの物のようで本来のこちらのラーメンのようです。
豚骨ベースで本醸造醤油を使い鯵の煮干しが使われているという、これは正に旭川ラーメンじゃないですかぁ(この鯵の煮干しが独特で他の煮干しとは違う旨みが有るんですよ)。
実は券売機のファーストポジションは豚Sio、セカンドが吟醸味噌でこれはサードポジションなのですね。
なので今まで引っかかってこなかった、そうもう10年来ていて未食という不覚です。
という事で次回来訪時にはこれの検証ですねー。
久方ぶりの豚Sioラーメンでした、美味しかったですごちそうさまでしたー。