やなか草さんもここ20年くらい通っている大好きなラーメン屋さんだ。

こちらの発祥は門前仲町の晴弘さんで更にそのルーツは葛西のちばき屋さんになる。

銀座の高級料亭の総料理長だった千葉憲二氏がもっと大衆的なもの、氏が大好きな美味しいラーメンを食べられるお店を望表して開店したお店だ。

このお三方は皆和食出身で一緒の仕事仲間だったそうです。

ちばき屋トライアングル記事→ redtylerのブログ

 

 

JR総武線平井駅から徒歩3分ほどの場所に在る。

私の生息する墨田区向島からはベスパで10分ほどの場所だ。

 

基本の味は醤油、塩、味噌と標準的な物でそれぞれにトッピングという形を取っています。

季節もので冷やしラーメンと豆乳冷麺が有り、この豆乳冷麺は私大好きでこの日もそれにしようと思っていたのですが既に完売だそうです。

ならばこれまた大好きな塩ラーメンにしましょう、トッピングはワカメ、これは絶対に外せない。

更にチャーシューも乗せちゃいましたよー、こちら麺量が少なめなので半麺にしなくても行けちゃいます。

 

 

はいー、賑やかな出で立ちの物が出てまいりました、テンション上がります。

ではスープ行ってみましょう。

 

 

軽く濁りのあるスープは豚鶏に乾物や根菜などの旨みがたーぷりと詰まってて美味しいのなんのって。

思わずこれこれーって呟いてしまうくらい。

私もラー食初めてこのブログだけでも千数百件のお店で食べています。

そんな中でもトップクラスで私の趣向に有っているんですね。

 

 

麺はちばき屋さんが店舗前のマンションの1回で製麺している物。

自家製麺の製麺場を持っていて、ぢばき屋トライアングルのちばき屋、晴弘、やなか草は全てこの麺を使っています。

細くて中加水の縮れ麺、サラリとしてながら旨味たっぷりのスープをたくさん纏ってくる。

小麦感もしっかりとして美味しい麺です。

 

チャーシューは肩ロースで軟らかく調理されたもの。

 

 

味付けも然りで醤油は控えで塩分も強くない。

厚みもそこそこあって食べ応えも十分です。

これがチャーシュートッピだと5枚も乗ってますよー。

 


メンマは軟らかですが繊維を残した物、これもちばき屋トライアングル共通の物のようです。

メンマがダメな方っているんですよね、抜いてくださいってのをお店で何回か聞いた。

私は大好きですからこういう正直に作られたものに出会うと嬉しいですよ。

 

 

そしてワカメである、これは絶対に外せないトッピングです。

それはこちらの大将の地元が気仙沼なんですね、なので三陸産の生ワカメを使っているのだ。

色々と全国のワカメを取り寄せて試してみたところやっぱり三陸産が良いとの事だ。

なので拘りの生ワカメです、乾燥戻しじゃありません。

これがたっぷりと入ってたったの100円はかなりのバーゲンだと思う。

ただ判らない方にはこれ以上あげると高いって事になるのでしょうね。

本質を見極めずにただコスパコスパいう方が多いのも事実です。

私はこの質でこの価格ならば倍払っても良いくらいです。

 

 

はい、おいしかったですねー間違いないです。

このちばき屋トライアングルはしっかりと日本料理を修行された店主さんたちによるその確かな技術と舌に裏付けされた美味しいラーメン屋さんです。

ただ現在ちばき屋の千葉氏は店にはいなくて若手が引き継ぎ、それまでの幾重にも重ねた旨みが薄れたというか。

ちばき屋さん、美味しいラーメンは何処でしょうか、、。 | redtylerのブログ

 

震災復興で氏の地元に作ったこちらの店の比重が高くなったのも影響しているか(そう、ちばき屋とやなか草の店主は同郷なんですね)。

気仙沼かもめ食堂、出張最後はここに決めてた、。 | redtylerのブログ

 

晴弘さんも代が変ってやはり変化してる、若くなった分油分多くこってりめなったように思う。

支那そば晴弘さん、名店ちばき屋さんの姉妹店はやはりの美味しさです。 | redtylerのブログ

 

そんな中こちらやなか草さんは変わらず往年の味を提供しています。

現在厨房には店主と娘さんが立っています、お店は掃除の為に月曜夜以外は連日営業している。

そう休みは店主と娘さんが交代でとっているようなのですね。

なので味の引継ぎは大丈夫でしょう、私もラーメン食べられるうちは此方にお世話になろうと思っていますからね。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。