前回これを書く予定だったのですが、あまりにも時重さんの衝撃が大きかったので、、。
まあラーメンなのですからそんなに大袈裟な物でもないのですがね、、。
では、最近のラーメン事情、ちばき屋トライアングル編始まりです、、。


それは偶然だった、、。門前仲町と言う所は富岡八幡宮と深川不動尊で有名な場所、正に門前町だ、。そこにおいしい醤油ラーメンの店が有ると、、。ちょっと前に行った門仲まごころ厨房さんが有る場所だ、、。

ラーメンマップにてお店発見、落ち着いた感じの佇まいである、、。
支那そば晴弘(はるこう)さんだ、、。

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初老のおかみさんの接客も有名だそうで、入店するなり持っていた傘をすぐに預かってくれる等評判通り丁寧な対応です、、。
店はどうも前にレストランだったところを居抜きで開店したような作りで、カウンターよりもテーブル席の方が多い、。
メニューを見ますと、、、、あれ、どこかで見たようなメニューが並んでますよー、、、。
決定的だったのは骨付きチャーシューと中華ちまき、、こりゃ店主ちばき屋さんでの修業で間違いないですねー、。

出てきたラーメンも、、中華そば醤油、味玉入り、、。

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もう盛り付けがまんまちばき屋である、カイワレが特徴なのだがそれだけじゃなくてすべてがちばき屋さんだ、。
スープもほぼ同じである、、。ほぼと書いたのは背脂、ちばき屋さんも入るのだがここまでは多くない、。
なので鶏ガラ感よりも背脂を感じる、、これはこれで美味しいですよー、、。

連れは海老ワンタン麺を、これもちばき屋さんの定番メニューですねー、、、。

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ゴロゴロと海老がまんま入ったワンタンもそのままです、、。これまた美味しそうですねー、、。
ただちょっと違うのがカイワレ以外の青菜、、。何とこれ茹でたパクチーなんです、ちょっとしたアクセントですね、。
もちろんオーダー時にパクチー入りますが大丈夫ですか?と聞いてくれますので、ダメな方でも大丈夫ですよー、、。

プルプルの皮とプリッとしたエビのワンタン、、たいへんおいしゅうございました、、。


店を出る時におかみさんにご主人の(昼はいなくて夜に店へ出るようです)修業先はちばき屋さんですかと、、。
するとちばき屋の千葉さんとは和食時代(ちばき屋店主の千葉さんは元和食の名料理人なのです)からの仲間なんだそう、、。で、店を始めた時に手伝っていてのれん分けのような形で独立したのだそうです、、。
なんだー、そう言う事だったのですねー、、。偶然ですがびっくりしました、、、。
同じちばき屋出身で、ちょくちょく行く平井のやなか草さんのお話したら、、。やなか草の店主はなんとここで修業していたのだそうです、、。やはり和食時代からの仲間なんだそうで職場も一緒だったようで、千葉さんがあまりに近いので自分じゃ教えずらいからとこちらでの修業を頼んだとの事です、、。

ね、3軒がちばき屋さんで繋がったでしょう、場所も葛西に平井に門仲と、、正にトライアングルなんですねー、。

こうなったらそれぞれを食べたくなってきました、やなか草さんは昨年何度か行っていますがちばき屋さんはここ暫く行っていないですので、、。確認のためにも近々で食べ比べてみましょう、、。



まずはやなか草さんです、、。
支那そば、味玉入り、、。

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カイワレのあしらい方などに違いが見えますが、ほぼ同じ内容です、、。若干背脂が浮く物の晴弘さんほどの量では無く、スープ啜った時の鶏ガラ感がこちらの方が勝っていますが、、。やはり基本は同じですねー、。

麺は三店どれもちばき屋製の物を使っていますので同じものです、、、。葛西の店の真ん前に工場が有ってそこで作っている麺です、、。

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細いちぢれ麺で、まさに支那そばですねー、、。あっさりスープを沢山包んでするすると食べるとこれは正に東京支那そばと言えるんじゃないでしょうか、。

連れは塩そばのワンタン麺をオーダーです、、。

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これもちばき屋さんの定番ですねー、、、。この塩スープの方がより鶏ガラ主体で摂られたスープの素性がよく分かります、、。滋味深くて旨みもたっぷりなスープ、、。ワンタンは皮で食べさせるタイプですね、ちゅるちゅるとした薄皮でこれも旨いです、、、。ただね、メンマがね、多分これは業務用のを使っているかなぁ、、。でも美味しいから全然オッケーなんですがね、、、。

この日は店主さん体調こわしているとの事で奥さんがホールを、何時も手伝っている娘さん?が厨房でした、。
仕込みは店主がしているので味はいつも通りでしたが、晴弘さんの話が出来なかったのが残念でした、。でも奥さんに話して見ると、、今度は晴弘さんに手伝いに行ったらそのままラーメン屋になっちゃったと言うんですねー、、。どっちが本当化は判りませんが、いずれ当人にお話を聞く事としましょう、、。



さて、最後は勿論本家のちばき屋さんである、、。葛西へ行ってきました、、。
支那そば醤油、味玉入り、、、。

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オープンすぐでの入店ですがすでにほぼいっぱいです、平日でしかもカウンター16席にテーブル席も2卓あるので普通の店ならば並びが発生してますねー、、流石に人気店ですねー、、。

では行って見ましょうね、、。
支那そば醤油、味玉入りです、、。

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はいこれが本家です、、。私昼しか来たことないのですが、作っているのはいつも同じ方ですが店主ではありません、。店主が店に出ているかも不明、ひょっとすると店前の工場で仕込みしているのかもしれませんね、。

お味は、、、はい、基本はどこも同じですね、、。やはり鶏ガラ主体です、それにほんのりと生姜が香る、、。
いやぁ、何度食べても美味しいですねー、、。そうなんです、ここ3日同じようなラーメン食べているのですが全然飽きて来ない、、。これこそが和食の鉄人千葉氏が作るラーメンの最大の特徴なのではないでしょうか、、。
こうかいぼうと言うこれまた門仲近くの名店が、味噌汁みたいに毎日でも食べられるラーメンにしたい、、。と言っていたのを思い出しました(こうかいぼうさんは現在リニューアル中)、、。
まさにこれがそれなんだと思う、スープが、麺が、具材すべてが食べ飽きないラーメンがこれなんですね、、。


さて3店舗食べて見て、やはりそれぞれに特徴はあります、、。もちろん何度も言っていますが基本はほとんど同じ、。同レシピで作られていると思う、、。カエシと呼ばれるタレはもしかすると3店舗同じものなのかもと思うほどそっくりです、。それを踏まえて読んでください、、。

晴弘さなは前述背脂が結構入る、、。なので豚感と脂分は一番多く、それがコクとなっている、。脂が多いとはいえ元があっさりですからしつこさは全くありませんよ、、。少し濃厚に振ったと言う所でしょうか、、。

やなか草さんはかなりちばき屋さんに近いですね、背脂の量は一番少ない、、。なのでかより元スープの鶏感が感じられると思う、、。あっさりめが好きな方にはこちらが良いかも、そんな風に感じました、。

そしてちばき屋さん、、。すべての基本と言うか、ここから発生している訳ですからね、、。
そのスープは鶏ガラをベースにいくつかの香味野菜等で摂られたもの、鶏鶏言っていますが浮かぶ脂はこれ豚足で撮ったスープに有るゼラチン質もあるのではと思う、。もちろん最後に少しだけチャッチャしてるのは確認していますので背脂が主なのは間違いないですが、これだけ浮いてもしつこくない、、。
背脂以外の浮いている油はチー油(鶏油)がメイン、これが懐かしい風味を醸し出している、、。でも懐かしいだけでなくて色々な食材がが漫然とまとまった、。そう、毎日食べても食べ飽きない、そんなラーメンです、。


まいったなー、、、これ書いてたらまた食べたくなって来ちゃいましたよー、、、。
晴弘さん、やなか草さん、ちばき屋さん、、。美味しかったです、こちそうさまー、、。