こちらはファミリーマート専売のファミマル商品なので購入には注意ですね。
以前より発売されているラーメンの鬼、佐野実氏が興したラーメン屋であることは一般の方でも知る方が多い。
縦カップは継続販売されていたのですが、それよりこちらのカップのあとに出たのが気になります。
佐野実の伝説の一杯醤油らぁ麺カップ、敢えて支那そばやの名前を副題にしたカップや如何に。 | redtylerのブログ
折角カップ麺最上位仕様のノンフライ麺液体スープ丼カップでグレードアップしたというのに、また粉末スープの縦型ラージカップに戻ってしまった。
その真意はどうなのだろうか、食べてみるしかないですよね。
縦型ラージカップなので前作同様調味油が付いています。
鶏の香り深まる芳香オイルとあります、支那そばやさんは上質な鶏油が浮かんでいましたからこれは欠かせなかったと。
内容を見てみましょう。
チャーシューチップにメンマにネギとかやくの内容は変わっていないよう。
早速熱湯4分です。
出来上がりはかやくの内容は変わってないですが量が格段に増えています、チャーシューチップは倍以上になっていますかね。
では、スープから頂いてみましょう。
スープは見た目丼タイプカップからすると退化しているか、調味油が付いているとはいえ小袋ですから大したことは無い。
たっぷりと玉に浮かぶ鶏油が支那そばやさんの特徴なのですがそれは無い。
でもそのスープは明らかに変わっています、それは以前の縦カップの物との比較ですよ。
支那そばや監修、明星醤油らぁ麺カップ。 | redtylerのブログ
液体の丼カップと比較しては価格からして正統では無いですからね。
ベースは豚鶏の豚が主体となった物、それに鶏油が浮かびます。
こう書くと家系のスープ組成と同じなのですが、摂り方でかなり違いが出る。
上質素材をふんだんに使っているのだが濁りが入る程は煮だしていない。
更に乾物や香味野菜など色々な具材が混沌としてこれぞ佐野氏の作り上げた執上スープ。
このカップでは所々をかなり端折って作られている、だからその出来上がりは違うかなぁ~というのが印象。
これはカップですから当たり前なんですが、そもそもの指向性が違うというのが私の印象なんですね。
スープの内容を見てみるとポークとチキンのエキスに鶏油の調味油に粉末醤油とありきたりの材料が並ぶ。
よーく味わってみると豚鶏の鶏の割合が多い醤油スープ、その中に昆布の存在が判る。
これは原材料表にも書いてあってなる程と思ったのですが、次いでカツオ粉末とホタテエキスが入っているのだが。
こちらは隠し味的に使われているようで、複雑なスープ構成の作りに関与しているでしょうか。
美味しいですが支那そばや方向の物ではないですね。
麺は一見油揚げ麺のように見えますがこれノンフライ麺です。
明星の特許独自製法スチームノンフライ麺という技術で作られた細麺です。
しかしノンフライとはいえこの製法での出来上がりはフリーズドライ麺と油揚げ麺との中間な感じなんですね。
見た目と食感は油揚げ麺で油揚げ臭がしないのはフリーズドライなんです。
なのでお店の加水多い麺とは違う、でも油揚げ臭がしないのは良いですね。
という事で縦カップに回帰した本カップはどうなのだろうか。
前作丼タイプカップもそれなりには表現出来て美味しかったのですが。
こちらのカップでは本店で食べたものの片鱗はそれ程感じられなかったでしょうか。
それはお店のラーメンが圧倒的だったからでしょうかね。
支那そばや本店、佐野実氏の志を引き継いだラーメンに感服、、。 | redtylerのブログ
でも醤油ラーメンカップ麺としてはスープ具材に色々と工夫していて。
そのスープを害さない製法の麺とで美味しいカップでしたよ。
ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。