我家のLEICAはフィルムM 関係を処分してデジタルへの移行をした。

それまででも勿論デジタル化はしていたがtype107type113とM2とMdaとSLの混合で使用していたのだ(まあフィルムカメラの出番は殆ど無いのだが)。

現在はフィルムのSLはそのままにメインはQ2とSL2とでの運用になっている。

 

 

SLを残しているのはデジタルに完全移行していますが、それでもフィルムでも撮ってみたいという欲望もある。

それもカラーネガでゆるーく撮ってみたいんですね。

今のカラーネガは露出掛け目でそれなりにシャッター切っとけばちゃんと写っていますからね。

ラチチュードが広いから紙焼時にいくらでも調整できますもの。

我々世代が作品作りに使っていたカラーフィルムといえばコダックのKRやEPRといったポジフィルムで(記念撮影などはネガですよ)、露出はそれこそ1/3違うだけで仕上がりに違いが出てしまいました。

半絞りも違ったらせっかく良いショットが撮れてもボツになってしまうんですよ。

現在だとカラーネガをPCなりで変換して媒体に掲載できますが、当時はそれが出来なかったのでそのまま扱えるポジフィルムが作品作りには必須だったんですね。

なので昔は感性だけでなく職人的な技(勘)も持っていないと写真家にはなれなかったんですね。

 

それにしてもこうして並べてみると大きさにかなりの違いが。

 

 

フィルムの二代目SLとデジタルの二代目SL2とを比べるとこんなに違います。

これは持っても首から下げても同様で、デジタルのSL2は重くて大きくてその差は驚くほどだ。

レンズの大きさもかなり違うが重さはエンプラが主なパナLumixと真鍮削り出しのLEICA Rとではそれ程大きな差は有りません。

 

初代SLもアサヒペンタックスSPやミノルタSR等に比べるとフィルムカメラとしてはしっかりとしてて重い物です。

それはシステムカメラのニコンFやキャノンF1相当でした。

だがデジタルのSL2はそれらを凌駕するボリュームです、ニコンF3やキャノンNewF1にモータードライブ付けたのに匹敵するくらいの取り回しですかね。

 

若いころは得意になって2台のニコンF3HPにモードラMD4を付けて、それぞれに明るい2.8の標準と望遠のズーム付けて両肩にぶら下げて粋がっていたのが懐かしいですよ。

今はQ2をぶら下げて歩くのがいいなぁ、使い慣れた28㎜の明るいレンズ、軽くて負担無くフットワークもいい。

 

でも今SL2に付けてるパナの20-60ズームもかなり良いんですよねー

LEICA SL2+LUMIX20-60レビュー、やっぱ20㎜なんだよなぁ、、。 | redtylerのブログ

更に明るい中望遠を足そうかと思っています。

そしてシグマから出ている16㎜のf1.4というレンズが気になる、超広角の開放f値1.4ってどんな画像を提供してくれるのだろうか。

作画の領域が広がるのは確かですからこちらも状況により使い分けて行きましょうね。

でもやっぱ重いんだよねぇ、、、、。

 

 

追記

折角SL2のくせにLEICA製レンズは買えないのかよーとの声が聞こえるような。

そうです高くて手が出ませんよ(どれも90万前後する)、それも確かなんですが。

あの大きく思いレンズを振り回す気力体力はもう私には有りません,ボディだけでも重いってのに。

画像エンジンはLEICAマエストロⅢなので出てくる絵はLEICAだ。

前述シグマやパナが魅力的なスペックのLマウントレンズをリーズナブルに出していますので、これを使わない手は無いですよね。