くるまやラーメンは東京の足立区発祥でその名の通り始まりはバスを改造したラーメン屋だ。

だがその後店舗を広げるにつれ、各店舗大きな圧力釜でスープを取る等独自路線で拡大していった。

私も当時(30年以上前)は足立の店や西船橋店など足げく通った物です。

店舗を拡充するにつれセントラルキッチンになり私の足も遠のくのだが、それによるものと思われる危機もテコ入れなどにより回帰し現在は関東ではそこそこ名の知れたチェーン店になっています。

 

 

近場には何店か有りますが、今回は江戸川区の船堀と西葛西の間に有るこちら。

既に1時半なのだがカウンターはいっぱいと人気ありますねー。

 

頼んだのは勿論味噌、それもスタミナだ。

スタミナはバターと玉子とワカメが入る創業時からのメニューで私は何時もこれ。

今回はこれに蛋白質のチャーシューを足した。

 

こちらのチャーシュートッピは5枚と3枚とが選べる、3枚にしました。

 

 

チャーシューは4枚乗ってる、これは小さいので4枚にしましたとの配膳時の説明でしてちょっと得した。

玉子は生と温玉が選べるので温玉に、モヤシやワカメは見た目よりも沈んでて沢山入って

ますよー。

 

ではスープ行ってみましょう。

 

 

はい、何時ものくるまやの味噌スープ。

しっかりとした動物の下支えにマイルドな味噌、野菜類も煮溶けているようでちょっぴりニンニクを感じるおいしいスープです。

啜る度にうん、これこれってなりますねー。

 

 

麺も味噌ラーにはピタリの中太ちぢれ麺、黄色い西山や森住といった札幌の麺を模しているようだ。

プツリとしてチュルチュルと、スープに合いますねー。

こちら味噌ラーが売りですからそれに合わせているのでしょう。

 

 

トッピしたチャーシューは見た通り手作り感が有るもの。

バラ巻で脂の入りもちょうどいい。

 

 

スタミナはバターと玉子とワカメが乗るんですねー。

何時もは生玉ですがこの日は温玉にした、これが黄身が殆ど生でした。

白身に軽く火が通ったくらいですがあのずるりとした感が無くこれからは温玉にしようと思ったほど。

 

 

後半は辣油の投入でピリ辛味噌に、いゃぁあったまるー。

 

 

もう30年ほど行っているくるまやですが、20年ほど前に大きな改革が有ったんですね。

これは公式には出ていないのですがスープなんですよ。

以前の店舗には口径1メートルはあるであろう大きな圧力釜が有ったんですね。

これで材料を煮溶かすようにして各店舗で元スープを作っていました。

なので少しトロミを持ったスープは本当においしく、特に味噌は絶品だったんですよ。

それが多店舗展開につれ20年ほど前からセントラルキッチンになったんですね。

味は大きくは変わってはいないのですが、変わったときはやはりライトに感じでがっかりしたものです。

でも本来の味付け自体は美味しく、何時しか現在の味に慣れてしまったという感じでしょうか。

暫く食べないとどうしても食べたくなるお店にはなっていますね。

美味しかったです、ごちそうさまでしたー。

 

 

 

追記

くるまやの後地に居抜で次々と店舗を展開しているラーメンばんだいというチェーンが有る。

真相は今でも謎なのですが、気になる方は過去記事をどうぞ。

ラーメンばんだい、真実求め食べてきた。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)