9月に出張で行っていつものように半年ぶりの美味しい物を堪能した静岡だが。
炭火、おでん、十千花前(じっせんかぜん)。静岡出張の前入りはここから。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
今回は納めたものが不調との事で用意万端で行った、勿論朝市なので前日入りです。
という事はここへ行く。
十千花前さんだ、もう顔になっている(そうしましたよ)のでねー。
実はここの系列は沼津にも寿司店を持っている、そしてこちらの近くへ一階が鉄板焼きで2階が寿司の店舗を近日中に展開する予定です。
なので懇意にしていた鈴木店長はそちらへ行って、前回は増田店長が就任していたのですが。
店に入ると鈴木店長がいる、彼の方からいゃあお久しぶりですと、今日からは新店が開店するまではこちらに居るんですよと告げられた。
何でも新店にはこちらの料理人を連れて行くのだと、なのでこれからは後任の育成含めてこちらにいるとの事でした。
因みに新店は来年1月中ころオープンのようですよー。
という事で先ずは生ビールから、この辺りだけの限定ビールです。
お隣の焼津市にサッポロビールの工場が有るのですね、なのでそちらから直送の生ビールが有るんです。
飲んだ感じは北海道限定の札幌クラッシックにかなり近いです、製法は同じじゃないかなぁ。
一部ですが本州で楽しめるのは嬉しいですよね、この辺りで飲むなら是非とも味わっていただきたいです。
という事で先ずは鰹の三保の松原焼ですね、まぁ鰹の藁焼きタタキなんですね。
こちらは3貫単位で注文できます、なので3貫でお願いします。
薬味が色々付いてきますがこれらはいらない、藁焼きの燻蒸風味で十分旨いです。
お次に前回食べて感銘した鶏つくねと茄子のピリ辛おでん。
こちらのおでんは静岡おでんでは無い、京風の昆布や鰹節が効いたお出しがベース。
サラリと上品ながら旨みはたっぷりです。
そこへピリ辛由来の七味が来るのですがこれがですねー。
自家製の生七味何なんですねー、前回来た時にトントンと包丁で生唐辛子を刻んでました。
七味ですから他にも陳皮やらケシの実やらなのですが、これらは生なのでしょうかね、聞き忘れたので次回にですね。
兎に角旨い、何時もこれ汁を全部飲んでしまいます、そう酒のアテになる汁なんですね。
こちらは煮方以外はオープンの対面割烹なので仕事が見られます、これいいですよねー。
見てると太刀魚をおろして何やら串に巻いています、なのでそれを注文。
太刀魚のネギ巻焼、こりゃたまらん。
シンプルに塩と少量の山椒で味付け、これはうまーい。
巻いた薄い太刀魚の焼き加減に対し、葱の中心まで火が通っているのは炭火ならではでしょうね。
他にも何時もの自家製黒はんぺんの焼を食べたり。
お酒も地酒をタップリと堪能してそろそろ一日目の〆ですね。
何時ものようにおまかせ3貫握りをお願いします。
1貫目はオコゼ、何と丘わさび(ホースラディッシュ)が乗ってる。
旨いです、脂が乗り始めた所へ山葵とは少し違った丘わさびが調和しています、凄。
2貫目は穴子だ、生で出して来た。
奇麗な身質で下ごしらえも念入りのよう、アナゴや鰻等は血液に神経性の毒が有るので丁寧な下ごしらえが要りますよね。
生の穴子は以前名産地の千葉は木更津の寿司店で食べたことがある、正直こちらも奇をてらった感じてそれなりでした、やはり煮穴子にはかなわないいかなぁ。
3貫目は中トロ、炭を直接当てて上面を焼いてきた。
煮切りを塗ってあるのでそのままで香ばしいです。
旨いなぁー。
という事で1日目は終わり。
この後2日目も行きますからねー、この日とは違う物を堪能しますよー。
鈴木大将、明日もよろしくお願いしますねー。