赤坂四川飯店といえばそれは日本の四川料理の祖、陳健民氏が興し。

現在は中華の鉄人陳健一氏と息子の健太郎氏が引き継ぐ名店中の名店だ。

その四川飯店監修の麻婆チャーハンがセブンが現在やっている世界のグルメフェア日本代表として発売されています。

 

 

コンビニ弁当としては高価格な設定ですが、美味しければ全く問題は無いです。

早速チンしてみましょう。

 

 

もう色からして違いますよね、香りもいい。

本格中華飯店の作る料理は街中華の物とは全く違う、当たり前ですがその二極性もこの国の楽しい所ですよね。

因みに飯店は中国ではホテルの事で、料理屋は酒家と書きますよー、日本とは意味が違うので注意ですね。

 

では先ず味が端麗であろうチャーハンから食してみます。

 

 

やはり麻婆豆腐を意識した造りで薄めの味付け、なのでこれだけ食べても美味しくは無い。

ならば麻婆豆腐の方はどうか。

 

 

いやー、間違いのない美味しい麻婆ですよー。

香草や八角、丁子、桂皮といった中華香辛料を巧みに使った本格麻婆餡です。

中華料理は丸鶏ベースなのですが四川料理は豚も使われているか濃厚さもある。

四川味噌と豆板醤、甜面醤の香ばしさはそれらを炒めつける事で更にアップだ。

辛味はそこそこ、私にはピリ辛位です、塩味は多くご飯に合う。

花椒の香りはするものの、肝心の痺れは皆無、これはちと寂しいですね。

でもあの痺れは一般的では無いのでこの手の商品にはタブーなのでしょう、致し方無しです。

 

ここでご飯に合うと記しました、そう白飯に乗せたい、その方が絶対にうまいと思う。

なのでチャーハンでは無く、その分のコストを美味しい白飯にかけて。

そう美味しい白飯と合わせて販売してくれた方が私的には魅力的でしょうかね。

勿論パッケージの引きは弱くなると思う、麻婆丼よりも麻婆チャーハンの方がよりお得感ありますしね。

まあ食べてみた後の私のあくまで私感なのでね。

 

という訳で本格的で美味しい麻婆でしたよー、麻婆好きならお勧めできる一品でした。

ごちそうさまでしたー。

 

 

 

 

追記

私が赤坂四川飯店へ行ったのは今から20年以上前、ある企業の会合でだ。

その時勿論麻婆豆腐は食べていますが記憶としては美味しかったとしか無い。

だが陳健一親子が展開しているチェーン店では何度か頂いている。

陳健一氏の担々麺、。鉄人のそれは流石の美味しさでした、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

これがそのお店の物。

 

 

勿論値段からして違うので全く同じものでは無い。

だが味の基本的な部分は変わっていない物と思う、勿論辛さはしっかりと有るし、卓上に花椒が赤青2種類揃えてあるので香りも痺れも自分の好みに堪能できます。

そんなこと考えてたら俄然食べたくなってきましたぁ、暑いこの時期に辛い麻婆豆腐や坦々麺。

近々行って来まーす、、、。