出張先は兵庫の相生市、前泊は姫路市内で朝から納品、10時半には終了した。

という事で私の大好きな街尾道へ、先ずは朱華園さんが4年前に営業をやめて唯一の老舗となったつたふじさん(へ。

朱華園さん、。尾道ラーメンの老舗は流石の美味しさでした、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

だか午後1時をとっくに過ぎても店前は20人以上の並びである。

こんなの過去に何度も来ていて初めて見た、3-4月の観光シーズンというのもあるが。

街中は確かに観光客が多く外人の方たちもかなりいました。

尾道はここ10年でラーメン屋がかなり多くなったのだが、どこも並びで壱番館など30人くらい並んでいましたね。

つたふじさんはカウンターだけの営業ですからこの並びだと1時間以上は必須、なので町中から少し離れたこちらへ行った。

 

東珍康(とんちんかん、1973年創業)です。

 

 

こちらは店にも駐車場ありますが大きなのがすぐ隣にもある、なので車の地元客が多く観光客と半々くらいか。

カウンター14席に4人テーブル2に6人小上り2と席数は多い、更に予約の団体用に2階に22席ある。

1973年創業と私からすればそれ程老舗という訳でもないが有名店ですよね。

元は中華屋なのでメニューも豊富だ、だが尾道ラーメンを最初に名乗った店なのだ。

 

ラーメンは小、中、大で色々な料理のトッピングが有る。

ラーメン中をオーダーです。

 

 

ドンと大きなチャーシューが乗る肩ロースか、白っぽいメンマと青ネギの間にボコボコと背脂が浮いていますよー。

ではスープ行ってみましょう。

 

 

ゲンコツなどの豚骨成分で採られた澄んだ醤油スープです、浮かぶラードも多め。

なので乳化はしていない物の豚感のしっかりとしたスープだし醤油も香ばしい。

そしてこれだ。

 

 

尾道ラーメン最大の特徴である大きめのごろりとした背脂だ、こいつが旨みと独特の甘みを加えて美味しさを加速させる。

スープに殆ど魚介を感じないのもこちらの特徴、これは朱華園さんもそうでした。

そのスープは先ずお玉一杯の黒いスープを丼に投入し、次に透明なスープを同じくお玉一杯入れると。

通常の濃く作られたタレをスープで伸ばすという方法と違う、独特な作り方なんですね。

豚の旨みがたっぷりなスープで美味しいですよー。

 

このラーメン、着席後2分で出て来た、勿論オーダーは着席後です。

その理由はこの麺。

 

 

まるで博多ラーメンのような細麺で、厨房を見ていると茹で時間は1分足らず。

麺上げ後スープを張った丼に投入し具材を乗せれば出来上がり、なので2分で出てきた訳だ。

麺自体は博多よりも加水が多くするすると手繰れるし、スープタップリ纏って来るので美味しく食べられます。

朱華園さんは平打ちで四角い麺でしたがこちらほどでは無いもののやはり細麺なのでこれらが尾道ラーメンのスタンダードなのでしょう。

 

 

でっかいチャーシューもこれ朱華園さんやつたふじさんとも共通で、成程この3件は見た目は似ていますね。

人気店な壱番館さんは何故かそれ程背脂が浮いていないし魚介が効いている等、後発の尾道ラーメンはその形状組成に変化があるようですね。

 

なので私は朱華園さんつたふじさん東珍康さんら昔からのラーメンは尾道クラッシックと呼ぶようにしています。

 

東珍康さん、やはりの美味しさでした。

しかもこの中らーめんは580円なんです、凄いでしょ。

さらに隣の大きな駐車場の利用も会計時に申告すれば無料券をもらえるんですよ。

なので地元の方の利用客も多いのでしょうね。

ラーメンスープで作ったおでんも有名で食べてみたいし。

 

次回は是非ともつたふじさんですね、20年以上ぶりになります。

実はこちらでの仕事も決まっており出張が楽しみです。

 

とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたー、、、。