今回の出張は仕事に中2日空きがあるんですね、、。
なので、そう、、。私の第二の故郷ともいえる尾道へ行ってきました、、。
迷路のような坂道の街もすっかり地図は頭に入っているくらい、。
夜は当然割烹安広さんへ行きます、カウンター予約とってますからねー、、。
冬が旬の美味しい最高級のあこうを頂きましたがそちらは的後日として、。

尾道で一番の老舗、朱華園(しゅうかえん)さんへ出撃です、。
やはり人気店は平日でも並びますからね、昼時を外して1時半にお店へ着きました、。

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この時間でも並んでいますよー、店内含めて6人待ちに接続です、。
メニューは中華そばとワンタンに餃子だけ、チャーシュー麺は品切れでした、。
なので回転はすこぶる良い、10分立たずに着席で5分経たずに配膳されてきました、、。

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大きなモモチャーが乗ってメンマに多めのネギ、。
白く浮かぶのはもちろん背脂だ、ラードもたっぷり幕を張っていますよー、、。

では、スープを、おーー、やっぱり豚だぁ、、。これもラードの美味しさが先ず前面に出てくる、、。
醤油も香ばしいが主張はそれほどでもない、魚介もうま味成分として使われているようだがこれまた主張してない、。
そう、こう書くと前記金久右衛門さんの大阪ブラックのようだが、。
こちらの方がスープに動物系の主張が多め、比して醤油は控えめだ、、。

美味しくてうんうんと頷きながら啜っているんですが、、ここ昔ながらというかレンゲがないんですね、、。
なのでどんぶりをもっていただくのですが、うまくスープを冷まして啜れない、。
熱々ラードでやけどしないように注意しながらいただきます、。

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麺は平打ちの四角い細麺、軽くウエーブがかかり加水も多め、、。
噛み応えがしっかりとしているのはこれまた昔とおりなかん水が少し多めに使われているからでしょうか、。
シコっとしててするすると入る、これも美味しい麺ですねー、、。

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そしてなんといってもこの背油、。
こいつが麺に絡んで口内に入ると一気に豚感が増し、その旨み甘みに一瞬咀嚼が止まりました、。
長年親しまれながら成長していった老舗の力を見せられた思いです、。

チャーシューは大判ですが薄くスライスされていて、豚肉の主張はしっかりだが柔らかく食べやすい、。

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対してメンマはゴリボキタイプ、これも昔からとするとありか、説得力がありますよー、。

やはりレンゲがないとスープを上手に啜れないのが残念、。
油との配分やネギ混ぜたりと色々とやりたいんですがねぇ、、。特に背油の量は調整して楽しみたかった、。

とはいえここが昭和22年に屋台から始まった元祖尾道ラーメンなのだ、、。
店内の構成が周辺の壁に向かった間隔の狭いカウンターと4人テーブルだけなのでちょっと忙しないです、。
ズバズバと一気に味わうのも良いですが、。
お客さん少ないときに、じっくりと味わって見たい、流石の美味しさのラーメンでした、、。

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とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーー。






追記
実は尾道にはもう一つ昭和22が創業のラーメン屋さんが有ります、、。

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つたふじさん、朱華園さんから徒歩3分の近所にあります、、。
この2店が尾道ラーメンの源流、、、。だがマスコミに取り上げられるのは何故か朱華園の方、。
なのでこちらは並ばずに美味しいのが食べられますよー、、。
5年ほど前に食べましたが、こちらのほうがもう少し豚感が強めで濃ゆい感じです、。
どちららも量はそれほど多くはないので連食もいいかもですねー、、。

今回改めてラーメン屋が増えたのを実感します、そこここで香りが漂っています、、。
でもやはり、こちらへ来たらこの2店ですねー、、。あー、また食べたくなってきましたぁ、、。