静岡まで一泊出張、帰りは朝からフリーなので下道通って帰ってきた。
1国をひたすらです、富士市からの富士山は絶景だったし、箱根超えは途中芦ノ湖へ寄ったりと。
昼はどこで食べるかと考えているうちにどんどん進んでしまい戸塚まで来てしまった。
1国沿いにラーメン店発見、それがこの矢口家平塚店でした。
平塚の家系といえば六角家だろう、本家→本牧家→六角家なのだがこちらの独立にはゴタゴタが。詳しくはこちらを。
六角家本店、これぞ家系の源流大満足の一杯でした、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
ここは駅の反対側でここからは大分は離れているので断念。
時間は2時近くになっていますが店内には5人のお客が、後客も3人とやはり人気店ですね。
店はアクリル仕切りのカウンターのみで10隻以上あります。また背後待ちのベンチも用意してあるなど駅から離れているものの夜は結構入るようですね。
ラーメンの食券をポチリ席に着くと家系独自のオーダーの要求は無い。
これは後客にもそうで自己申告方式なのでしょうか。
なので全部普通で出来上がりです。
普通オーダーなのでか麺ゆでに5分ほどかかっての着丼です。
海苔が覆うように並べられていて山岡家の盛り付けのようだ。
では、スープ行ってみましょう。
おおー、濃厚な豚骨ですよー、醤油控えめの豚骨醤油だ。
ただ家系らしさが少し足りないかなぁ。鶏油があまり感じられない。
スープには鶏も使われているようですが本家筋のようなムワッと来る鶏油感は乏しいか。
だがこちらは系図を見ると本家吉村屋→本牧家→六角家→横濱家→介一家山手店→矢口家だそうで、となると本家筋なのだが(後述あり)。
麺は家系独特の太麺で短いのも同様。
麺箱には丸山製麺とある、矢口家本店では菅野製麺を使用しているようなのでこれは近くの製麺屋にオーダーしているのだろうか。
食べ応えのある美味しい麺です。
海苔の下に隠れた具材は。
チャーシューは3ミリほどのウデ肉のよう、パサでジューシー感が無い。
スープの中で煮過ぎか出汁が出まくった感じでこれは残念。
ほうれん草は冷凍戻し、これは家系の標準なので問題は無い。
集めの海苔はしっかりと巻けるので、海苔マシしてのライス巻きもいでしょう。
しっかりと採られた豚骨醤油で美味しい家系ラーメンでした。
ただ家系という割にはあの黄色味を帯びた鶏油が無くて醍醐味は薄いと感じました。
先ほど家系の系図では本家筋だと書きましたが、RDBの情報では。
東京都大田区に有る矢口家本店の店主は、蒲田に有るらーめん吟太というお店出身なのだとの記述がある。
とするとこの味の感じはインスパとして納得は出来ます。
ただ矢口家というお店が本家筋に有って、こちらのとは違う系統なのかもしれませんね。
いずれにせよ帰路の途中で美味しいラーメンが食せました。
ごちそうさまでしたー。
追記
先に本家吉村屋→本牧家→六角家→横濱家→介一家山手店→矢口家と書きましたね。
このひとつ前の介一家がこちらと同じ丸山製麺の麺を使っているんですよ。
益々謎は深まりますねー。
更に追記
しかし帰路の途中昼時に小田原からずっと湘南を通ってきて海鮮物じゃ無くラーメン食べてるなんてね、どうなんでしょうねぇ。