仕事で八王子方面だ、ならばあそこでラーメン食べたい、ラーメンちとせさんである。

初めての来訪は2年前、やはり仕事で市のこども科学館(現コニカミノルタサイエンスドーム)へパイプフォンという知的遊具を制作それを納めに来た時だ。

八王子ラーメンちとせさん、チャーハンセット食べちゃいましたぁぁ、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

 

という事で前回はチャーハンセットを食べたのですが、今日はおとなしくラーメンを単体で頂きます。

1時半の来店ですが先客は4人と、若い女性もおひとりでラーメン堪能しているようです。

他の3人はそれぞれラーメンミニチャーハンやチャーハンギョーザに茄子味噌定食など、どれも美味しそうです。

 

4分で出て来ました。

 

 

これこれ、これですよーーーー。

真っ黒けなスープが凄い印象的、何とかブラックなどよりずっと先にこのスタイルです、しかも全体にブラぺがかけられている。

刻み玉ねぎが八王子ラーメンですねー、なので八王子ブラックなどと巷では言われているようですね。

お店にはこのスープの説明が有って。

大豆と小麦を発酵させた自然の色で、人口着色料など一切使われていない塩分も控えめなスープですとあります。

つまりは醤油な訳で、これが溜まり醤油なのかどうかは不明ですが濃い色は独特な醤油が使われているという事なのでしょうか。

 

ではそのスープいただきます。

 

 

これがですねー、何とも独自なんですね。

この醤油たれが支配的で他の出汁感が控えめなんですね。

ベーススープの豚鶏がまず控えめ、昆布や煮干しといったグルタミン酸も控えめで、更に油もほとんど浮いていないと。

こう書くと何とも薄っぺらな美味しくないスープですよね、でも違う。

この黒い元の醤油たれが香ばしくて独特な深みが有るんですねー、本の少しだけ苦みも有るくらい。

こういう形態のラーメンはまず食べた事が無かった、それまではいろいろな食材の溶け込んだラーメンがうまい!と。

こういう概念が吹っ飛んだラーメンなんですねー。

 

塩分少な目とお店の紹介にありましたがそれなりにしょっぱいです。

でもですね、不思議とレンゲが止まらないんですよ、本当に不思議なスープだ。

 

 

麺もまたうまく合わせていて加水の少なめな細い平打ち麺です。

縮れもないストレートなのでスープの纏いは少ないですが、見てわかる様に低加水なので吸い込むんですよスープを。

 

これが計算されつくされているのか偶然の産物なのかは分かりませんが、とかく独創性のある中毒性のあるラーメンです。

 

 

具材はホロホロのチャーシューにきぬさやにウズラの煮卵。

一つ一つがこのスープとはちぐはぐなようで実は口直しになっているよう。

特にきぬさやは懐石の香の物のようだ(ちと大袈裟)。

 

 

コリっとした細切りのメンマは麺と一緒に食べると心地よい食感だ。

そして小さめの海苔と沢山の刻み玉ねぎです。

どれもがこの一杯の完成度を高めている、いやたまらんですねー。

 

そして値段がですねー。

 

 

このラーメン430円なんですよー。

半チャーハン350円(半じゃない3/4位ある)とのセットでも780円ですからねー。

 

 

2年ぶりの来訪でしたがもう大満足で店を後にしましたぁ。

ここ八王子は激戦区、しかも中心街より少し外れた立地だし、近くの街道沿いにはあの青葉の支店も有ります。

だが昼時は狙ってくる外回りの仕事の方や、地元の企業や自宅よりひっきりなしで並びを作る(事実並んだことあり)人気店だ。

 

今回食べながらメニュー見てて次回食べるものを確認しました。

それは醤油タンメンです、そう、このスープのタンメンという事なんですねー。

RDBより画像をお借りしました。

 

 

どうですこれ、おいしそうでしょー。

野菜は普通のタンメンのように煮込まれたものではなく、醤油ラーメンに野菜炒めが乗っているだけのようですがそそりますねー。

 

という事で宿題発生です。

又の楽しみが出来ましたねー。

 

おいしかったですよー、ごちそうさまでしたーーーーー、、、、、、。