レッドソックスファンの人生ブログ




ロイ・オズワルト


1996年にドラフト23巡目でヒューストン・アストロズから指名を受け入団。2000年夏のシドニーオリンピックでは、トミー・ラソーダ率いるアメリカ合衆国代表チーム入り。合計13回で防御率1.38と好投、アメリカ代表チームの金メダル獲得に貢献。 王冠1

2001年5月6日にメジャーデビュー。リリーフで8試合2勝1敗・防御率1.93という成績を残して先発ローテーション入り。8月に4勝0敗・防御率1.99の成績で月間最優秀新人に選出、9月4日のレッズ戦でシーズン13勝目を挙げ、球団新人記録を15年ぶりに更新。28試合で14勝3敗・防御率2.73を記録。通常の年なら新人王に選出されたでしょうが、この年の新人王は運の悪いことにアルバート・プホルス

2002年は19勝9敗・防御率3.01・208奪三振を記録。7月27日から9月8日にかけて球団記録となる9戦9勝を記録し、その間の8月には月間最優秀投手に選出。

2004年以降は、ロジャー・クレメンスアンディ・ペティットとともに強力な先発ローテーションを形成。2004年はリーグ最多の35試合に先発し、自身初の20勝を達成。2005年は20勝を挙げ、2年連続20勝を記録 アストロズ創設44年目で初のナショナルリーグ優勝・ワールドシリーズ進出の原動力となりました。ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズでは2戦2勝でMVP。

2006年は、防御率2.98で最優秀防御率のタイトルを獲得。これらの活躍を受けてアストロズは同年8月29日、5年総額7,300万ドルでオズワルトと契約を延長。お金2007年4月13日のフィリーズ戦では通算100勝を達成。2008年は7月12日から故障者リスト入り 。7月28日のレッズ戦で復帰を果たし、後半戦は10勝2敗・防御率2.24を記録。8月27日から9月11日にかけて32.1イニング連続無失点を記録。


2009年は、3月に開催の国際大会・第2回ワールド・ベースボール・クラシックにアメリカ合衆国代表の一員として出場。しかし、準決勝の日本戦では4回途中6失点でKOされるなど、満足な投球ができず、チームもベスト4止まり。またその後のMLBレギュラーシーズンでも、8勝、防御率4点台と苦しみました。


投球はフォーシーム、ツーシーム、カーブ、スライダーのオーソドックスな球種手裏剣ですが、オズワルトは学習能力が高く、打者心理を巧みに突いてきます。攻め方も色々と変えて一本調子にならないことも、安定して好成績を残せる理由でしょう。ちなみにこれまで対戦した打者で最もタフな打者はイチロー 選手だそうです。


カージナルスがひとつ抜け、カブスブリュワーズと2位争いをし、レッズも不気味な存在になってきている中でアストロズが上位に進出するのは難しいかもしれません。しかし、オズワルトがかつての姿を取り戻さないことには始まりません。期待のエース復権なるか?注目です。彼自身も何度も逃しているサイヤング賞を是非とも獲得したいでしょう!