地震 | 私は鶏になりたい

地震

九時ちょっと前
いつもより遅い朝食の支度中、足の下から『ドシン』と一発。

一瞬焦ったが、いつもの関東の地下深い地震と気づきました。

一応テレビで速報を確認。

震度4もあったのか。
まあ棚のものが落ちることもなかったけど
仏壇のろうそくの火をトットと消す習慣がついていて安心はした。

九時からのNHK日曜討論では、能登地震の状況を伝える。
冒頭は輪島市長のリモート報告。

その話を遮って『只今の地震の津波の心配はありません』とアナウンサーが告げねばならんのは、申し訳無い思い。
能登は今月震度4以上だけでも57回襲われているのに。

その後伝える状況も悲惨なもの。

被害の大きい奥能登は広く家屋が倒壊や津波被害、火災で多数失われ戻る場所も財産も無くなった人が多数居るが、支援する人が少ない。

洪水等ならボランティアが泥の掻き出し、災害廃棄物の廃棄等に携わるが、今回は家屋そのものが潰れて被災者が手を付けられない、付ける気も起らないと報告を聞くと、被災者の置かれた状況の酷さが覗える。

輪島、珠洲両市には建物もインフラもだめなのでボランティアの受け入れがまだできていない。

一次避難はもう限界。二次避難を進める段階だが、国と県の指定した避難先で食事が出ないか1日1食だけ、或いは1日1200円余りしか予算が当てられず、貧相な食事。
運搬調理が厳しい被災地では缶詰やアルファ米矢缶詰パンばかりなのはまだしも、金沢市など被害のほほ無い地域に避難してもそんな状況とは。
災害救助法に謳う給食が全然出来ていないというのは行政の怠慢。

更に3月16日の北陸新幹線延伸に伴い、観光客が増えるの二次避難所は明け渡すことになるとどっかの知事さんが言ったとも聞くし。

東日本大震災から地震、水害で多数の避難者が出た災害が多数あったのに、何でこんな無策なんだこの国はこの政府は。