J.MSIP近代化改修からかなり時間も経っているイーグルのムックが出たとなれば、それはEXに関する一冊だと考えるのが普通。しかし2月2日にアメリカで初飛行した機体に関してコッテリ語られているのか? 付録DVDを挟み込む立ち読み不可の結束本だったため、不安を感じつつ3000円をセルフレジに投入した。
 表紙をめくるとP3トビラ写真は裁ち落としの迫力場面。場所はアラートハンガー。2人のスクランブル要員、イーグルドライバーが準備万端で待機しているF15Jへ向かって駆け出していく姿。まさに「SC」の非常灯が点いてサイレンが鳴っている瞬間だ。
 これは最新の対領空侵犯措置の現場リポートが続くであろうことを想像するなという方がおかしい。
 しかしページをめくるとまったくイメージしたものと違う記事が展開していた。それは米空軍のF15を空撮した写真を裁ち落としで使った「大味」の見開きだった。それも見開き裁ち落としが10ページくらい続く。「今さら」すぎてお腹いっぱいだ。そもそもこれらのEXでない米空軍のイーグルは、航空ファンやF15ムックで見飽きている。
 もちろん最新情報は無いもののF15EXに関するページはあったし、航空自衛隊のアグレッサーの企画も展開していた。しかし兵装の詳細をはじめ情報量が足りない。これではJ wingsのF15JSIのページの方が充実している。
 やはり最近の情報が枯渇しているとはいえ、なんらかの方法で中身を確認してから買いたいですね。