看護師になるための勉強法~ベテランナースが教える合格のカギ~ -85ページ目

看護師国家試験過去問題その1

こんにちはわんわん レッドパピーです


わたす・・・


またやってしまいましたね(-。-;)


昨日は1日看護師国家試験情報まみれだったんです


それで,つい


「本気でやらねば!!!(`・ω・´)ゞ」


気持ちがメラメラメラメラしてしまって


「さあ始めるわよ! 私についてらっしゃい」オーラが重い( ̄_ ̄ i)




では気を取り直してさくっといきますラブラブ




さて昨日お話した過去問題ですがコチラ左下矢印


■第97回午前19


狭心症発作に使用するのはどれか


1.アスピリン


2.ネオフィリン


3.リン酸コデイン


4.ニトログリセリン



答えは 4.ニトログリセリン



これは知っていれば正解できる問題


看護技術といえばベッドメーキング

(この技術は一生身体が覚えていることでしょう・・・)


狭心症といえばニトロ


それぐらい切っても切れない関係です




ではコチラ


■98回午前10■


ニトログリセリンの作用はどれか


1.昇圧


2.造血


3.血管拡張


4.免疫抑制



答えは 3.血管拡張



これもニトログリセリン=血管拡張剤 と覚えていれば解ける問題


ただし出題の意図はそこではありません



狭心症の病態を理解しているか プラス


ニトログリセリンの作用を理解しているか なんです




狭心症とは


心臓を栄養する冠状動脈が狭くなるせいで 


十分な栄養・酸素を心筋に送れず


胸痛などの症状が出現する虚血性心疾患



冠状動脈が狭くなるせいで 右矢印 発作(胸痛)が起こる


発作を改善するには 右矢印 冠状動脈の狭い部分をなんとかする


ニトログリセリンの作用:血管拡張 ≒ 冠状動脈の狭い部分をなんとかする


メモ学習ポイントその1

           「ニトログリセリンがどのように作用するか」を理解する



どのように作用するか」を理解するということは


その作用による人体への影響がわかるということです



つまり


ニトログリセリン使用に伴う

注目すべき観察項目がわかるということです





狭心症発作にニトログリセリンを使用するということを「知っている」場合


病院 発作を起こした患者さんにニトログリセリンを与薬します




「ニトログリセリンの作用を理解している」場合


病院 発作を起こした患者さんにニトログリセリンを与薬します


病院 患者さんのバイタルサインも合わせて把握します


病院 ニトログリセリン与薬後の全身状態を観察します



人体への影響を理解しているから


何を観察べきか,どう対処すべきかがわかるんですひらめき電球




これが「使える」知識であり,求められる能力です



だから


覚える「暗記」学習ではなくNG


わかる=理解する」学習が重要なんですOK




その方法として「広げる」学習


広げる学習をサポートする「


これらをお勧めする理由,お伝えできましたでしょうか?


初めてお聞きのかたはコチラ左矢印をどうぞ






他の過去問題も一緒に見ていきましょうしっぽフリフリ









「暗記」学習ではダメな理由

看護師として必要な知識


知っている」レベルでは十分ではありません


「知っている」だけでは現場で活用できないからです




理解」したうえで,それを「使える」こと


これが私たち看護師に求められる能力です




これを国家試験の出題傾向の変化としてみることができます


知っているかどうか」を問われる問題から


クリップ なぜそうするのか「根拠」を理解しているかどうか


クリップ そのときに何をすべきか「対処」を考えることができるか


クリップ 現状から今後起こりうることを「予測」できるか など



つまり「暗記」する学習では


国家試験にも現場にも対応できないのです



だから


わかる=理解する」学習が重要なのです


その「理解した知識」を「使う」のが実習です




前回までに紹介した


を描いてイメージをクリアにする方法も


ひとつのキーワードをもとに広げる学習


わかる=理解する」学習に通じています





これから,国家試験の過去問題と合わせて


傾向の変化と学習方法とそのポイントについて紹介していきますね


一緒に確認していきましょうメモ








奇妙なルール ~寮生活より~

おはようございまぁすわんわん



毎週土曜日にお届けしています


レッドパピーの遥かかなたの昔ばなし時計




学生寮の実態を目のあたりにして愕然とした私でしたが・・・


玄関でのできごとはほんの序の口叫びでした



1つの部屋に最大3人


1年生と2年生と3年生


初日は同室の2年生の先輩が部屋まで案内


外から見たらかなり古い建物だと思ったけど


中に入ったら・・・



古さ増したな~(  ゚ ▽ ゚ ;)




「ここだよ.どうぞ~(*^▽^*)」


どうもぉ



ぜったい不安丸出しの顔だったと思う,あの時の私は・・・


笑顔引きつり放題 ピクピクっ(゚ー゚;




なんだかんだと忙しく1日が終わり


星空


「ココでは,みんなに早く名前を覚えてもらうために名札付けるんだよ」


なふだ?


いつ以来でしょう・・・名札って・・・(^▽^;)



「はいコレ」


コレですか,名札って?


ざっと20×30㎝といったところでしょうか


お腹全体が隠れるほどの画用紙に堂々と書かれた私のフルネーム叫び


コレを首からぶら下げろってか?目



「寮にいるときは必ず付けてね.1年ずっと使うから大事にしてね」


え? い・ち・ね・ん?( ̄□ ̄;)



それから毎日


朝起きたらまず名札ひらめき電球


トイレよりも洗面よりもまず名札ひらめき電球


学校から帰ってきてまた名札ひらめき電球


寮にいる間中ずっと名札ひらめき電球


同級生みんなヒラヒラとぶら下げて~




かれこれ1週間


人間どんなことにも「慣れる」もので


あの名札


いつの間にか身体の一部になってる目




すっかり巨大名札に慣れた頃


これは,わざと不信感を抱かせるために作られた


先輩たちの作戦だったことを知らされたのでした・・・


その作戦とは・・・




まだまだ続く・・・