看護師国家試験過去問題その1
こんにちは レッドパピーです
わたす・・・
またやってしまいましたね(-。-;)
昨日は1日看護師国家試験情報まみれだったんです
それで,つい
「本気でやらねば!!!(`・ω・´)ゞ」
気持ちがメラメラしてしまって
「さあ始めるわよ! 私についてらっしゃい」オーラが重い( ̄_ ̄ i)
では気を取り直してさくっといきます
さて昨日お話した過去問題ですがコチラ
■第97回午前19■
狭心症発作に使用するのはどれか
1.アスピリン
2.ネオフィリン
3.リン酸コデイン
4.ニトログリセリン
答えは 4.ニトログリセリン
これは知っていれば正解できる問題
看護技術といえばベッドメーキング
(この技術は一生身体が覚えていることでしょう・・・)
狭心症といえばニトロ
それぐらい切っても切れない関係です
ではコチラ
■98回午前10■
ニトログリセリンの作用はどれか
1.昇圧
2.造血
3.血管拡張
4.免疫抑制
答えは 3.血管拡張
これもニトログリセリン=血管拡張剤 と覚えていれば解ける問題
ただし出題の意図はそこではありません
狭心症の病態を理解しているか プラス
ニトログリセリンの作用を理解しているか なんです
狭心症とは
心臓を栄養する冠状動脈が狭くなるせいで
十分な栄養・酸素を心筋に送れず
胸痛などの症状が出現する虚血性心疾患
冠状動脈が狭くなるせいで 発作(胸痛)が起こる
発作を改善するには 冠状動脈の狭い部分をなんとかする
ニトログリセリンの作用:血管拡張 ≒ 冠状動脈の狭い部分をなんとかする
学習ポイントその1:
「ニトログリセリンがどのように作用するか」を理解する
「どのように作用するか」を理解するということは
その作用による人体への影響がわかるということです
つまり
ニトログリセリン使用に伴う
注目すべき観察項目がわかるということです
狭心症発作にニトログリセリンを使用するということを「知っている」場合
発作を起こした患者さんにニトログリセリンを与薬します
「ニトログリセリンの作用を理解している」場合
発作を起こした患者さんにニトログリセリンを与薬します
患者さんのバイタルサインも合わせて把握します
ニトログリセリン与薬後の全身状態を観察します
人体への影響を理解しているから
何を観察べきか,どう対処すべきかがわかるんです
これが「使える」知識であり,求められる能力です
だから
覚える「暗記」学習ではなく
「わかる=理解する」学習が重要なんです
その方法として「広げる」学習
広げる学習をサポートする「図」
これらをお勧めする理由,お伝えできましたでしょうか?
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