看護師国家試験今年の傾向は・・・
■看護師国家試験今年の傾向は・・・
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
毎年話題になる「試験の傾向」
試験の傾向を知ることは試験勉強の手掛かりになりますよね。
少しでも手掛かりを増やして試験勉強をはかどらせたいですよね。
間違っても自分が受験する年に「出題傾向が変わる」なんてこと起こらないでほしいですよね
こんなふうに私たちの心を大きく揺さぶる「試験の傾向」ですが・・・
「今年は傾向が変わるらしいよ」そんな言葉に心を乱される必要はありません
国家試験は「看護師として責任を持って看護をするために必要な基本的な知識」を問われる試験です。
つまり、現場で看護師として働くために、少なくともこれだけは知っていないといけませんよ~という最低限必要な知識を確実に持っているかを確認するための試験なんですね。
ということは、試験に合格するためには、その「最低限必要な知識」を確実に持っていることが重要なわけですね。
最低限必要な知識とは?出題基準に示された範囲のことです(そんなにぃ~)
中でも例年出題される出題頻度の高い問題というのは、過去問題を使って復習していくと絞られてきます。(「一目でわかる必修問題攻略のポイント」
も参考にしてみてくださいね)
これまで過去に出題された問題を見ると、出題頻度の高い問題は「看護師として働くうえで【使う】頻度が高いもの(現場で遭遇することが多いもの)」や「どの場面にも共通して必要な基本的なこと」に関することが多いです。
看護師として働くうえでそれらが重要だからです。
国家試験は、このような「最低限必要な知識」を確実に持っていれば6-7割は得点できる内容になっています。
過去問題の制覇で6-7割もとれるんです
なぜか?
「最低限必要な知識」とされる重要な事項は、基本的には変わらないからです。
毎年重要なことが変わったら困りますよね というより、そんな簡単に変わるんなら別に大事じゃないじゃんということになります
解剖生理がわかりやすい一例ですよね。10年前も今も心臓の位置も形もはたらきも変わっていません
それに引き替え、どんだけ変えんねん!!!という必修問題の出題形式。絶対評価ということもあり、必修問題に脅かされている学生さんもおられるかもしれませんね。
※絶対評価:問題の難易度、正答率に関係なく特定の基準に基づいて合格ラインを設定する評価。例年原則としては正答率80%以上が合格ラインです。
第93回に導入以降、手を変え品を変えバンバン攻撃してきますね
午前にまとめて30問だったのが、午前午後にわけて合計30問だったり、出題数が50問に増えたり。四肢択一が五肢択一・択二になったり。視覚素材を用いた問題が取り入れられたり(これはむしろ良心的かな)
こんなふうに並べるとドキッとしますが、このように出題形式が変わったことが理由で得点できないのは「知識があいまい」な可能性があります。「わかったつもり」ってやつですね。これが一番危険です(わかったつもりにならない方法はコチラ
とコチラ
を参考にしてみてください
)
同じ問題が解けるようになるのではなく、わからないことがわかるような勉強が大切です
「最低限必要な知識」とされるものを「わかる」勉強ができれば、出題形式に関係なく答えることができます。
出題形式以外にも「今年は検査に関する問題が多かった」とか、「老年の問題が例年より難しかった」とか、毎年何かしらの「違い」は必ずあります。
ですので「今年は傾向が変わるらしいよ」なんていう言葉に振り回される必要はないんです
今年はどんなふうに傾向が変わるかを心配することより、今までの傾向を参考に基本的な知識を確実にすることのほうがはるかに不安を解消するはずです
例年とは違う何かしらの「違い」に惑わされないための第一歩は過去問を解くことです
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「わかる」と「わからない」の違い
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
何度読んでもわからない・・・
医学に関する専門用語や表現は聞き慣れない難しいものが多いですよね。
おかげで使い方は多彩です。
「難しすぎる教科書」で快適な眠りをあなたに・・・(最初の一行でイチコロです
)
でも、快適な眠りばかりを提供されても困るんですぅそれって教科書の間違った使い方だから
「わかる」と「わからない」の違いは、自分の中にある知識とつながっているかどうか。
「わからない」というのは自分の中にある知識とうまくつなげることができていない状態です。
同じ「わからないこと」でも、使う言葉を変えて説明したら?例えを使って説明したら?
「なぁ~んだ。そういうことね」って簡単に理解できちゃったことってありませんか
わからない言葉で説明されてもわからないんです(当たり前です)
自分が知っている言葉に変えて説明してもらうと、知っている現象を例に挙げて説明してもらうとわかるんですよね。それが「自分の中にある知識とつながる」ということです。
「わかる」ということは、「わからないこと」が「すでに知っていることやわかっていること」とつながること。それらがつながったときの感覚はまさに「腑に落ちる」
では、わからないことを知っていることやわかっていることにどうやってつなげるのか?
わからないことをわかろうとして普段私たちが当たり前のようにしていることです。
「考える」「「調べる」「質問する」
何を使って調べるか、誰に質問するか。その方法は様々ですが、これを地道に進めていくことで「わかった!」にたどり着くんですね。
わからないことがひとつ解決すると、次々と「わかった!」が生まれるという経験をしたことはありませんか?
「ってことは、こうなるんだ?ん?ってことは、これってこういうこと?!え?じゃぁ、これはこうなるんじゃない!!!」みたいに。だんだんと感動が大きくなる感じ
「知っていることやわかっていること」のそのまた向こうには、別の「知っていることやわかっていること」があります。そして、そのまた向こうにも。
「わかった!」が次々と生まれるのは「知っていることやわかっていること」同士があちこちでつながっているからなんです。
意外なものがつながったりするんです。きゅうりと浸透圧の関係みたいに
「わからないこと」が「わかる」ようになるためには、考えたり調べたり質問したり、「わかる」にたどり着くまでのプロセスがあります。
それが面倒だから、ついそこをすっ飛ばして「わかる」方法はないかと考えてしまうんですよね(だって大変なんだもん・・・すっごくわかります
)
ですが、そのプロセスがあるからこそ「わかった!」にたどり着けるんです。そして感動も大きいんです
これが本当の「わかる」ということです。
ただ答えを教えてもらったり教科書を読んで(覚えて)「あ~なるほど」というときは「わかったつもり」になっていることが多いです。
本当の「わかる」にたどり着いたとき、「わかった!」そのことだけでなく、実はそこにたどり着くまでのプロセスまでセットで脳にインプットされます。あ~でもない、こ~でもないというプロセスもセットなんです。
そのセットがあるおかげで、別の「わからない」ことを「わかろう」とするとき「応用」ができるんです。
スゴイですよね、脳って。苦労して勉強したことは絶対無駄にはならないんです これが学習の積み重ねの威力ですね。
だから、そのときにわからなくても「そのうちにわかった」り、あるとき「突然ひらめいた」りなんてことが起こるんですね。
プロセスがあってこその「わかる」なんです。
プロセス付の「わかる」があると勉強がはかどるんです。
「わかるってことが大事なのはわかってるんだけど、それができないから困ってるんですよ」
そうなんですよね
では「わからない」ことがあるとき、どうすればいいのか?
自分で考えても調べてもわからなければ「聞く」 質問しましょう
エッ?! そんなこと?!
はい
世の中には「わからない」ことなんぞたぁ~んまりあります
「あること」がわからないせいで「その先にあること」もわからないままなんです。もちろん、それらがつながることすら知りません。
でも、ひとつ解決するおかげで「わかる」ことがどんどん増えていくんです
さぁ、じゃんじゃん質問しましょう 大事なことは「プロセス」を持って質問することです
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初心
看護師になるための勉強アドバイザー☆上田由香里です
猛烈な看護師志望の方を発見しました
看護への熱い想いがひしひしと伝わってきます。私のココロにまで飛び火しました。
看護学校へ入学することが目的なのではなく、こういう看護をしたい、将来そんな看護をするための準備ができる場所がこの学校なんだという、なんとも素晴らしい想い
ふと、私の看護学校の入学試験は・・・なんて。
思い出そうと頑張ったのですが・・・ きれいサッパリ。
唯一思い出せたの「合格発表の受験番号の掲示」 あれは嬉しかったです
病院の正面玄関に張り出されていたのですが、そこから病院の中でお仕事してらっしゃる看護師さんが見えたんです。
カッコイイ!あんなふうになれるかなぁなんて
あ~あの頃は私もまだお肌ピチピチの10代それがもうアラアラ、アラフォー・・・。時の流れははやいものですねぇ。
今から看護師を目指すりたさん
の熱い想いは、看護師を目指すことを決意した頃の気持ち
「初心」に返してくれました。
「初心」あの謙虚で真剣な気持ちがあったからこそ、今があるんですね 大事にしなきゃ。
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