看護師になるための勉強法~ベテランナースが教える合格のカギ~ -28ページ目

本番さながら

真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです


只今、必修と一般のヒミツの関係シリーズ をお送りしています。


これだけやるといい加減ヒミツでもなんでもないというか・・・(汗)


今は、過去問題にチャレンジできるウェブサイトとかってたくさんありますよね。


とりあえずどんな感じなのか知りたい方は こちらのウェブサイト の問題集はなかなかいいですよFREE


というのは、過去に出題された問題そのまま同じものなんですが、ランダムに出題されるんですね。


以前に過去問題を解いたことがある方でも新鮮な感じでトライできると思います。お試しあれ合格




今日は、問題にチャレンジするときに大事なことをひとつお伝えします。


今までに必修と一般のヒミツの関係と題して過去問題を紹介してきましたが、そこには私のこだわりをちょちょちょいと入れてあります。


まずひとつは、問題の紹介と解答・解説を別日にしたこと。


もうひとつは、問題を解く前に必ず「集中する時間を作ってね」とお願いしたこと。


コレ、私なりのこだわりなんですヒミツ


問題をさら~っと見て、その後すぐに解答・解説を読むと、わからなかったことがあっても「ふ~んなるほど、そいういうことね!」とわかったつもりになってしまいます。


わかったつもりとは?十分にわかっていないのに、わかった気がするという危険な状態です注意


繰り返しお話していますが、この「曖昧さ」をクリアにすると確実に1点とれるようになります!


ですから、まずは試験さながらに問題を解いてほしかったのです。


一番最初の問題の紹介は私のコメント入りでした。


ですが、見直したときに「このコメントが集中力を散漫させる可能性がある」と思い、2回目からはシンプルに問題の紹介だけしています。


設定はしませんでしたが、問題数に応じて時間を決めて解くというのも一つの方法です。


第99回看護師国家試験は、必修問題50問+一般、状況設定問題190問=合計240問で、試験時間は計5時間20分。1問1~2分のペースで解く計算になります。


勉強する方法には様々な方法がありますが、本番のためのトレーニングという点でも試験勉強はとても大事な意味をなします。


問題を解くときには「時間を決めて、集中して取り組む」ことが大切です。


解答・解説がすぐに見えるところにあると誘惑に負けちゃうという人は、問題の後にすぐ解答・解説がある問題集よりは、解答・解説が巻末や別冊になっているのがいいかも目


今は本番ではないので、間違えてもいいんです。その間違いをどんどん修正してく時期です。


間違えてもいいので、「考えて解く」ということが大切です。


間違えてしまったとしても「考えたこと」があるからこそ、間違いが明確になります。


その「考えたこと」がどう間違っていたのかがわかればいいのです。見直しをすることで、理解不足、勘違い、思いこみに気付くことができます。


「本番さながら」を意識してみてくださいねニコニコ






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国家試験勉強何から始める?

真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです


実習が一段落して夏休みを迎えた学生のみなさん、いかがお過ごしですか?


「毎日涼しい図書館で勉強してます!」「今度は研究で大変です(汗)」などみなさんからの頑張ってるよ~メッセージありがとうございますニコニコ


さて、国家試験勉強もそろそろ始めたい時期ですね。


研究に課題、やることは他にもたくさんありますが、今までと違うことは「制約された時間の中で何かをする」のではなく、「自分で時間を管理する」こと。


朝から晩までぜ~んぶ自分の時間に使えます。だからこそ、その時間をどうやって使うかが大切です。


夏休みの間は徹底して「必修問題対策」ができるといいと思います。


もちろん、必修問題をただ解けばいいってもんではありません。   よね~?


この問いに即答「YESグッド!の方は続きを読んでくださいニコニコ


この問いに「ん?目の方はコチラの記事 を最初にどうぞ左矢印


まずは何日間でどれだけの勉強をするか、計画を立てましょう。


そのためには、何を、どういう順番で勉強するかなど、限られた時間の中で効率よく勉強できることが大切ですね。


必修問題は過去問題総数230問です。


みなさん、「看護師国家試験出題基準」はもう手元にありますか?


お持ちでない方は、ぜひ無料ダウンロード(一目でわかる必修問題攻略のポイント)ひらめき電球 でゲットでしてくださいね(下の2番にすぐ取り掛かれるような内容になってます!自信作チョキ


すでにお持ちの方はコチラの記事 を参考に


1.出題基準をチェックしてみてくださいね


2.チェックした項目に関係する必修問題から取り掛かれるといいですよ


ここまではすでにお話しました。


さて、チェックした項目メモ 結構ありますよね。


何から始めましょう?


私のおススメとしては、ぜひ「看護技術」関連から始めるといいと思います。


実習や学内の演習で経験しているものばかりなので、馴染みもあり、また詳細を思い出しやすいんですね。


つまり、解きやすい!正解しやすい!と言えます合格


難しい、苦手なもの、馴染みのないものから始めて、それらに十分な時間をかけるというのも一つの方法です。


後回しにすると、後が大変しょぼん それもありますよね。


ただ、解きやすい!正解しやすい!ものから始めて、「おっイケそう合格」「これはデキそう!」という気持ちになることも、勉強を継続する大事なスタートだと思いますグッド!


コツコツと継続して勉強できる方法で時間を有効に使いたいですもんね時計







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必修と一般のヒミツの関係(4)答え合わせ

真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです


さて、答え合わせをしましょうメモ(問題も載せてありますので、ここからお読み頂けますOK



■吸引■


■必修問題■ 目標Ⅳ:大項目17.G.a-c


【第93回問題29】

気管内吸引で正しいのはどれか


1.1回の吸引時間は30-40秒とする

2.吸引圧は500-600mmHgとする

3.無菌操作で実施する

4.吸引後に体位ドレナージを行う


答えは3


吸引といえば、大きく分けて2種類。気管(内)吸引と鼻腔・口腔内吸引。「気管内吸引」について問われている時点で「無菌操作」は譲れませんね。


うまく出来てる問題だなと思うこと。「吸引」といえば「吸引時間」「吸引圧」はもれなくついてくる大事な項目です。受験生のみなさんもそれを知っているんです。だから、その文字を見たときに、はっとするんですね。


それを知ってて、「でも、数字までちゃんと覚えてる?」という挑戦なんですね。ひえ~相手もやりますね。


あと、体位ドレナージとはなんぞや?それを知っていると、4番は笑って吹っ飛ばす選択肢になりますパンチ!


【第97回問題29】

気管内吸引時に起こしやすい合併症はどれか


1.気胸

2.皮下気腫

3.肺塞栓症

4.低酸素血症


答えは4


「起こりやすい」ではないんです。「起こしやすい」つまり、手技によって起こしてしまう可能性がありますよ、ということ。


なぜ吸引によって「低酸素血症」を起こしやすのか?低酸素になっていないかどうかを把握するためには、何を観察する? それらを理解していて、初めて安全に吸引を実施することができます。



【第99回午前問題24】

気管吸引の時間が長いと生じやすいのはどれか


1.低酸素

2.低体温

3.乏尿

4.浮腫


答えは1


これは親切な問題ですね。問題にヒントが含まれています。この問題、ホンっとによく出てます。


■一般問題:基礎看護学■


【第97回】

成人の鼻腔からの一時的気道吸引で適切なのはどれか


1.カテーテルの内径は12-14Frにする

2.カテーテルは陰圧をかけながら挿入する

3.カテーテルの挿入の長さは2㎝以内にする

4.吸引圧は300mmHgを上限にする


答えは1



またまた出ましたね~。吸引圧。コレでお分かりかと思いますが、吸引を実施するうえで適切な吸引圧値を知っていることは大事!だということです。


学内の演習・実習でも、臨床実習でも1度は見たことがあるはずなんです。だから、選択肢にあるような方法で実施することも知っているんです。


でも、安全に実施できる方法を確実に覚えていますか?と確認しているんですね。


あいまいではダメNGなんです。安全ではないから!


ここでの選択肢は、それらが正確ではないと、患者さんにとって何かしらの危険があります!という内容です。


サイズが適切でないと・・・陰圧をかけないで挿入すると・・・挿入が長さが長すぎると・・・吸引圧が上限を過ぎると・・・



方法や手順だけでなく、留意点やその根拠まで理解する理由は「患者さんに安全に実施するため」



診療の補助技術は、日常生活援助よりも身体への侵襲が大きい分、さらに慎重である必要があります。


使える知識にするために、看護技術の勉強は「留意点とその根拠」を忘れずに!


実習中も見学できるチャンスがあれば、援助そのもの以外にも、例えば吸引カテーテルのパッケージを見せてもらうとか、 吸引びんやメーターを実際に触らせてもらうとか、出来る範囲でいろんなことを経験できるといいですよ目



質問、疑問いつでもお気軽にメールして下さいね。

benkyou2banurse@gmail.com



 
   みんなも頑張ってるよ~

     




必修と一般のヒミツの関係:目次はコチラから左矢印




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