昨日ですが、
当院も無事に?名目上は、
仕事納めとなりました。
本日より来年3日までは休日診療体制になります。
救急外来以外は休診となります。
日曜日は日当直勤務でした。
雪のニュース等で、嫌な予感はしましたが、
朝の業務(検査機器の立ち上げや病棟の検体回収等)を終えて、
細菌検査室での報告書等の作成・発行等の業務も終えて、
引継ぎが出来るようにまでしておきました。
午前07:00頃になり、朝食も終えて、
昨日の業務日報をPCで入力して打ち出そうとしていた矢先に、
全館停電になってしまいました。
幸い瞬停状態で、1分程度で解除となりましたが、
電子カルテは医事課のサーバーからダウン、
検査システムもダウンしていまい、サーバーから立ち上げ直しに。
主要検査機器(生化学分析装置や血液の各種装置等)もダウン。
主電源を切り、もう一度再起動することになりました。
無停電装置が付いている検査機器は影響がありませんでしたし、
長時間の停電状態では無かったので、まだマシな方だったと。
そうでなければ非常電源切り替えまで、
もう少し時間が掛かるので、もっと面倒くさいことになるところでした。
それよりもありがたかったのは、
ほとんどの検査機器にて
管理血清や管理物質での検査が終わっていたこと。
途中でダウンすると最初からやり直しになりますので…(-_-;)
検査機器との情報通信がどのようになっていたのか?
心配でしたが、こちらも特に異常は見当たりませんでした。
何一つ故障もなく、無事にクリア出来ました。
朝一発目からとんでもない目に遭いました。
それにしても時間になっても
上長や採血室の看護師以外の出勤は無く…。
病棟から回収した検体を処理してから
各検査機器の状態を再度確認しながらの仕事でした。
そして外来診療科の窓口が開き、患者さんの検査受け付け開始。
受け付けの事務の方もその時はいなかったので、
しばらくは私がやっていました。
窓口は一つだけなので、大変でした。
採血だけの人、検尿だけの人、生理機能検査の人等…。
振り分けだけでも大変でしたね。
もう一人採血の応援看護師の方がまだ来られていなかったので、
ちょっとの時間ですが、私も採血することになりました。
「患者さんの取り違えをしないように」
これだけは特に注意しながらの採血でしたね。
声かけから本人確認・生年月日まで
マニュアルで定められていたことを守ってやっていました。
疲れがピークに来ていましたが、
患者さんにとっては関係のないことなので、
何とか顔に出さないように、行動・言動に出ないように、
平常心を保って粛々とやっていました。
これほど辛いものはなく、結構色々な意味で危なかったです。
「医療事故」ということではないのですが…。
その危険性は少なからずは多角的にもありましたが…。
普通であれば翌日AM08:30にはお役御免なのですが、
大雪のせいで中央検査科の技師が
診療時間開始までに半分来られない状況となり、
急遽中央検査室内が落ち着くまで、
上長に申し出ての勤務延長でした。
生理機能検査(心電図など)もそうですが、
検体系検査(生化学検査や血液検査等)も、
採取・採血するには人はいりますので。
人海戦術で技師を待つだけの状態に、
また臨床に迷惑が掛からないようにやるだけでした。
「仕事納めの前日に、これかよ…(-_-;)」
開始から1時間以上経過し…、
ようやく技師らがやって来ました。
停電発生等状況を話してから、各々の担当技師にに業務交代。
あとは自分の業務を終えてから、お役御免にて帰宅しました。
帰宅する際に起きたことが上記ブログにありますので、
読んでいただければ結構です。
(続きます…)