勝ち上がったのに…。~ゴールドアックスちゃんの近況(11/9-12/16)~ | 思いつくままディーヴァちゃん応援ブログ

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ニホです~usa

年が明けてしまいましたが、愛馬の近況更新を~あせる

トップバッターは新年早々ですが悲しいお知らせから…。

信じられないことに、ゴールドアックスちゃんは引退となってしまいました。
まったくもって意味不明です…。

3歳でちゃんと勝ち上がり、昇級してから4戦。
たった4戦で引退です。

気性的にはちょっとやっかいな仔でしたが、
小さな体で頑張って、ちゃんと勝ち上がったのに…しょぼん

はっきり言って、この引退の決断は酷いと思いました。

この決断が、厩舎の意思なのか、天栄やクラブの意思なのかは分かりませんが、
あまりにも情け容赦ない早すぎる引退の決断に、
この仔の未来をどうしてくれるんだろうって思いました。
この選択がこの仔にとっても最善だったのでしょうか。
とても馬への愛情を感じない対応でした。

引退だとは思っていなかったので、最後の出走となった先日の中山でも、
かわいいゴールドアックスちゃんの姿に、終始ニコニコしながら
パドックで見守っていました。
周りの友人にも
「小さくてちょっと臆病ですが、かわいいんですよ~」
「小さいのに頑張ってくれて、本当に安心しました」
…なんて、のんびりと会話していました。

せっかく頑張ってくれたのにね…。
この対応は、いったい、なんなんでしょう…。

引退の発表があって、すぐにサラブレッドオークションにエントリーされてました。
こんな対応にもホントにがっかり。

この厩舎には二度と出資しない、と思ったら、
そういえば、1歳馬にいたんだった…ガーン
最悪だし、その仔の未来も心配になってきました…。

とりあえず、ゴールドアックスちゃんは、なんとか無事に新しい行き先が決まりました。
どうか、新しい行き先では可愛がってもらえますように。
この仔のことをちゃんと考えてくれるオーナーさんと調教師さんでありますように。

ゴールドアックスちゃん、これからも頑張ってね。
これまで愛馬になってくれて、本当にありがとう…しょぼん



キャロ ゴールドアックス 牡 3歳
父:オルフェーヴル 母:ビキニブロンド 母の父:キングカメハメハ
美浦:小西 一男 厩舎

19/11/9 小西厩舎
9日の福島競馬ではまずまずのスタートを切り中団やや前目を進む。2角過ぎから上がっていく馬によりレースの流れが変わり何とかついていこうとするが最後はジリジリとした伸びにとどまり8着。

「前走ではテンから進みっぷりがもうひとつでしたが、今回はハミを取れていて、走りも良化していました。良い形で前半を進められたのですが、マクる馬が出てペースが変わるとスッと反応できずにいました。あそこでさらにグッとハミを取ってギアを上げていければいいのですが…。それでも精神的には乱しておらず、最後までジワジワと伸びることはできています。もう少し良くできればという思いがあるだけに、皆様の期待に応えられるような結果にならずとても悔しいです。申し訳ございません」(小林騎手)

「レース序盤の折り合いやリズムは悪くなかった思います。あとは終いにかけてどれだけ頑張ってくれるかでしたが、ペースが上がり始めると追走だけで脚を使ってしまい、直線ではジリジリとした伸びになってしまいました。勝ち上がった福島コースでしたし、続戦したことでの前進も期待していましたが、現状だとまだクラス慣れが必要そうですね…。いい走りをお見せできず申し訳ありません。今日は東京競馬場に臨場しているので、まずはレース後の状態をしっかりと確認させていただきます」(小西師)

勝った時と同様に続戦してひと叩きして臨む今回はいいのではないかと見ていました。
実際のところ、輸送で馬体重が減りはしたものの、トモなど丸みを帯びた格好でレースへ向かえましたし、レースっぷりも前回より良くなっていました。しかし、前と離される結果であることは否めず悩ましい限りです。今後については様子を見たうえで判断していきます。

19/11/13 小西厩舎
13日は軽めの調整を行いました。
「休み明けよりも雰囲気が良くなっていたので、今回のレースでの巻き返しに期待をしていました。馬場状態などの違いもあったのでしょうが、前半からいい進みっぷりで、その点からも具合は今回のほうが良かったと言えるでしょう。ただし、なかなか現状のままでは辛いというのも否定はできません。気性もあるのでしょうが、このあと肉体的に大きく成長できると言い切れないところもあるだけに、今は何とか可能性を探っていくほかないでしょう。レース後の雰囲気は引き続き悪くなくて落ち着いており、カイバも食べられています。これならばリセットしないで今の良い状況のままもう1回レースへ向かうことを考えています」(小西師)

19/11/20 小西厩舎
20日は軽めの調整を行いました。
「先週いっぱいの様子を見ていて、いい意味で変わりはありませんでしたので、予定通り在厩で調整して次走へ向かうようにしています。まだ軽め、普通のところでとどめていますが馬の状態は悪くないですよ。目標をどのあたりに設定するか悩むところですが、使ってきているし、体、気性から1本、おおくて2本やれば態勢は整うと思うので、出馬状況を見ながら早くて来週かそれ以降の週の出走を目指していくつもりです」(小西師)

19/11/27 小西厩舎
27日は軽めの調整を行いました。
「馬の体だけを考えるとすぐにでも使えますが、ただ使うだけでは進展はないでしょうし、じっくり調整してレースへ向かうことにしました。出馬状況と馬の今後の状態次第で前後する可能性はありますが、今のところ3週目あたりにしようかと考えています。そして、今までと同じような条件ではなく少し変えてみたいとも思っています。未勝利時代にいい結果を出せているわけではないのですが芝を視野に入れつつ、例え同じダートでも距離を延ばすなど、視野を広げて検討していきます」(小西師)

19/12/4 小西厩舎
4日は美浦坂路で追い切りました(55秒3-40秒7-26秒9-13秒7)。
「先週まではじっくりと動かすことに重きを置いて調整していました。そのなかで、芝にしろダートにしろ少し長めの条件を考えたいので操縦性が大きなカギを握ると思い、スタッフたちと相談して今回は舌縛りをしてみたんです。その結果、今は効果があって落ち着いて走れています。慣れてきてしまうとまたガーっと走ってしまう可能性はあるものの、感じよく走れていていいですよ。今朝の追い切りでは最後のひとハロンだけ少し鈍ったものの平均的にラップを刻みながら走れていました」(小西師)
状況次第で変更する可能性はありますが、今のところ15日の中山競馬(3歳上1勝クラス・芝2200m)に出走を予定しています。

19/12/11 小西厩舎
11日は美浦坂路で追い切りました(53秒2-39秒4-26秒2-13秒6)。
「今週の競馬に備えて今朝追い切りました。馬の頭数がいくらか少ない時間帯に馬場入りして内馬場で入念に動かしてから坂路へ移り追い切りました。終いひとハロンは13秒台ですが、動きはまずまずです。力みは多少あるけれど、この馬としてはいいと思えますから、あとはレースへ行っていかに対応できるかですね。一つの候補としてあげていた今週の中山の芝2200m戦の状況を見ると、想定段階では入りそう。丸山元気を確保していますから、この条件での変わり身を期待したいです」(小西師)
15日の中山競馬(3歳上1勝クラス・芝2200m)に丸山騎手で出走を予定しています。

19/12/12 小西厩舎
15日の中山競馬(3歳上1勝クラス・芝2200m)に丸山騎手で出走いたします。

19/12/15 小西厩舎
15日の中山競馬では縦長の展開のなか中団を進む。徐々に押し上げていきたかったが余力がなく、最後は雪崩れ込むにとどまり14着。
「競馬で乗せていただいたのは今回が初めてなのですが、小西厩舎の調教にはよく乗せていただいているので、この馬がどういう馬かということは以前からよく知っていました。調教などのスピードだとかかりがちなのですが、レースに行けばその心配はないので、不安を抱えずに臨みました。行けるようなら行くくらいのつもりでいたのですが、そこまでのスピードを見せることができず、追走する形になりました。徐々に上げていければと思っていたのですが余力がなく、3コーナーですでに一杯一杯になってしまっていました。う~ん…小柄ではありますが芝馬というよりはダートなのかなと今日の印象からも思えたのですが、そうなるとこれまでの条件と同じになってしまいますからね…。力になれず申し訳ありません」(丸山騎手)
条件を変えて変わり身に期待をしたのですが、終始厳しい走りとなってしまいました。心身の状態は良かっただけに悩ましいのは否めません。今後についてどうしていくか、様子を見て検討していきます。

19/12/16 引退
「放牧先から帰ってきて今回で3戦目でしたが、前走後はより時間をかけて、じっくり乗り込んできました。その甲斐もあって、この馬なりではあるものの馬体重を増やすことができましたし、中間の調整でも集中力を高め、走っている際の力みもいくらか緩和できた中でレースへ臨むことができました。スピードに長けた馬ではないので芝の中距離戦に条件を変更し、良さを引き出せないかと思っていたのですが、残念ながらレースでは思うように進んでいかず、勝負どころを迎える時点で既に余力がなくなったようです。現状では体力面で他馬より劣ると言わざるを得ません。時間をかけることで変わり身を引き出せればいいのですが、カリカリしやすい気性の持ち主であるがゆえ、体が思うように増えるとは思いにくいのが実情です。勝った時は上手くいきましたよね。あの時はやってくれる可能性はあると思いつつも正直驚きました。それでも皆さんに喜んでいただけて本当に嬉しく思っていました。何とかまたあの機会に巡り会えればと思い、条件を替えたり、馬具などを工夫したりと、可能性を模索していたのですが、期待に応えることができず申し訳ございません」(小西師)

デビューは3歳になってからでした。そのときは最良の結果にはならなかったものの、見どころのあるレースをしてくれました。その後2戦で思うような結果を残すことができなかったのですが、3戦目の鞍上のアドバイスをもとに臨んだ4戦目のダート戦でガラリ一変し、見事勝利を飾ってくれました。すべてがうまく味方したのかもしれませんが、あの競馬が再びできればチャンスはあるかもしれないという期待を持ったことは事実です。しかし、クラスが上がってからはその壁に跳ね返されるレースが続いていました。勝ち上がった条件であるダート中距離戦を3戦しましたが、すべて1秒以上離される結果に終わってしまったため、諦めずに未勝利時代以来となる芝の中距離戦へ矛先を向けて可能性を探ったものの、残念ながら厳しい結果となってしまいました。少なくとも今のままでは辛いとしか言えず、時間をかけるほかないと思われる状況ですが、カーッとしてしまいがちな気性の持ち主であること、体のサイズが立派ではないことから、時間をかけても大きな変化は見込みづらいことが想像されます。もちろん可能性がないわけではないのですが、現状を鑑みまして厳しいのではないかと思われ、小西一男調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒宜しくご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の皆様へは追って書面を持ちましてご案内いたします。





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