緩和ケアを受けると
薬漬けになって
悪化して
退院できなくなる
というのは
大きな勘違いだった
痛みが和らぎ
沢山の方の優しさに触れ
心も癒された


ベッドに埋もれて起き上がれない時も
24時間 いつでも
看護師さんが
嫌な顔ひとつ見せないで
手を貸してくださった
苦しいとか痛いとか
私が辛い時には
本当に心配してくださっていた
日増しに元気を取り戻して
食事を完食するようになると
良かった!良かった!と
その日担当の看護師さんから
廊下でバッタリ会う沢山の看護師さんが
喜んでくださっていた
食事は上げ膳下げ膳で
お風呂も手を貸してくださった
いつも
安心感に包まれて
幸せな入院生活だった
比較的元気な患者さんが
困ったことがあったら何でも言ってね
お手伝いしますから
と仰ってくださったり
優しい方しか存在しない病院だった
入院前の
自宅では…
痛くて苦しくて動けなくて
ワンコの世話ができなくなって
自分を責めて
ワンコまで責めて
また自分を責めて
いてくれるだけで
可愛くて可愛くて
仕方ない存在だったのに
見るのも辛くなった
食事が摂れなくなることより
ワンコのことが1番辛かった
でも恐る恐る入院して
ビクビクしながらお薬を飲んで
休んでいたら
そんな自分もOK
どんな状況でもOK
どんな体調でもOK
オールOKと思えた
身体が動かなくなって
力も入らなくなって
自分の足で立てても
一歩も歩けなくなって
車椅子の生活になっていたけれど
そんな体調でも
なんだか私幸せだなぁ〜

と感じていた自宅では
強くなれ!
強くなれ私!
と思っていたけれど
強くなんてならなくても良いよね


このままで充分
私は私のままで…
と考えが変わり
ハートがまた元気になった
そして
何がどうなったのか
分からないけれど
とても回復した
車椅子を押してもらっていたのが
歩行器になり
杖になった
足が上がらない状態だったのが
段差の昇降も可能に
主治医もリハビリの担当の方も
毎回驚いていた
私の背中を押してくれたお友達に
とても感謝している
ありがとう
退院に向けて支えてくれた方達にも
ありがとう
依存し過ぎなければ
薬に頼っても良いと思う
退院後の今
杖なしでも
ヨロヨロと
歩けるようになってきた
少し寄り道したけれど
また前に進んで行こう