4/22の受診について追記 | がんと共存を目指した夫を看取ったアラフィフ女子の徒然日記

がんと共存を目指した夫を看取ったアラフィフ女子の徒然日記

亡き夫の前立腺がんの闘病記録と、アラフィフおひとり様徒然日記

夫、我慢強くて人に迷惑をかけることが嫌い、そして自分の弱いところを人に見せたくないという人。


前立腺がんの確定診断が出る前も、今にして思えば、そしてその頃の血液検査の結果を見れば体調が相当すぐれなかったはずなのに大したことないと言い続けていた。


それはいまだに続いていて…


主治医に対しても、これだけ状態が悪くなっていて、検査データから大丈夫なわけがないのは明白なのに、体の痛さ、だるさはあるけれど深刻なものと感じさせない、一番伝えなくてはならないところを伝えたがらない


その様子を見ながら


いい加減にしろムキーと思う私


話は少々逸れますが、

昨日の受診時も「タクシーで行った方が良くない?」と提案すると、「車の運転は問題ないから自分がする。」と言い、そのまま入院決定。


以前にも書きましたが私はペーパードライバー。


隣に誰かが乗ってけれればなんとか運転はできますが、一人でしかも夜に運転して帰るのは…


「車で来ていて、妻は運転ができないので一度帰宅してタクシーで出直してきますじゃだめですか?」と申し出る夫、


そんな状態で運転なんかダメ‼️と主治医。

やむを得まいと駐車場の管理部署に退院まで車を置かせてもらえないかと話をしてくださったそうです。


話は前後しますが、


受診日前日、4/21の夜


「明日の診察時には今の自分の体調を医師に包み隠さず報告すること‼️」


と約束させ、現在の状態を包み隠さず文書にまとめてもらい医師に見せることとしました。


そして、私が最も気がかりだった緩和ケアについて。


夫としては、緩和=最期。尚のこと現状を受け入れるのが怖いという気持ちがあるのかとも思います。


それと、主治医に対して、患者側から治療方針に口を出すのは機嫌を損ねることになるのでは、などとゴチャゴチャ申しておりましたが、


もうそんなことは言ってられないんだよムキー


私から主治医に「差し出がましい質問となったら申し訳ございません」と前置きをし、「痛みやだるさなど、家での様子を見ていると本当に辛そうで、私自身も不安なんです。これらの対処のために緩和ケアに繋がった方が良いかと思い先生のご意見を伺えればと思うのですが…」と話を切り出しました。


結果、


「そうですよね。そのお気持ちは当然のことと思います。」と優しい目を向けられ


「今はまず入院して貧血の改善を最優先とします。次に痛みの緩和のため放射線治療、イクスタンジの効果がどう出るかを総合的に判断して、緩和ケアをどのような形で導入するのが最善かを考えましょう。」

となりました。