診察室に呼ばれ、

「採血の結果がまだ届いていないのですが、先に先週受けていただいた骨シンチの結果からお話します。」


前回こちらの大学病院で撮影した画像(2022年1月)に比べ明らかに黒い部分が増えており(=転移が広がっており)、濃い黒の部分が痛みを訴えられている箇所(主に肩甲骨、背中、腰)と一致していますね。痛みの理由は骨転移です。


骨転移については、放射線治療で痛みを抑えることができると思うのでお勧めします。


やります、お願いします!と夫即答。


そのタイミングで、「あ、来た!」と主治医。採血の結果が届く。


PSAは更に上昇して151。(過去最高値)


ただ、イクスタンジを服用し始めたのは今月初め。この薬は12週間かけて効果が出るもので、現時点で効果が見られなかったと判断するのは早すぎる。もう少し様子を見たい。


「で、さらに問題がありますね。貧血を表す数値が、輸血が必要なレベルです。輸血は入院していただかなければなりません、今日緊急入院してすぐに始めましょう!」


拒否権など当然無く、血液型を調べるためと輸血に必要な検査項目があるため再度採血をして入院手続きへ。


病棟へ行き、病室で輸血の同意書や入院関係の書類の記入をし、私は入院時に最低限必要な物を院内のお店で購入するため動き回る。


この頃には夫、かなりグッタリとした様子で横になっていたが、前回入院時(ドセタキセル初回投与時)にお世話になった薬剤師さんが今回も担当です!と病室にいらしてた時には再会を喜び合う。


19:40〜輸血スタート、時間は約3時間。


面会終了時間の20:00に病室を後にした。